ケムステニュース 塩野義製薬、抗インフル治療薬を年内に申請 2009/8/5 ケムステニュース, 医薬, 製薬 コメント: 0 投稿者: cosine 塩野義製薬は17日、開発中の抗インフルエンザウイルス治療薬ペラミビル(一般名)の薬効が既存薬の「タミフル」に劣らないことを第3相臨床試験で立証したと発表した。この臨床成績に基づき、同社は厚生労働省に承認申請を年内に提出、来年秋の承認取得を目指している。(引用:化学工業日報) ペラミビルの作用機序ははタミフル、リレンザと同様で、ウィルスのノイラミニダーゼを阻害して薬効を発現します。 しかしこれらは投与法が全て異なっています。 タミフルは経口投与、リレンザは吸入薬ですが、ペラミビルは注射(静脈注射、筋肉注射、点滴)によって投与されます。 注射投与は、薬物が全身へと巡る速度が速く、即効性が期待できるために重体患者への処方に有効とされます。その一方