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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (28)

  • 性交契約の違法性について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    余りきちんと追いかけていなかったのですが、例の成人年齢引下げとアダルトビデオの問題が新法制定という話になり、こういう問題が提起されるに至っていたようです。 https://www.asahi.com/articles/ASQ5C00K8Q5BUTFL00L.html(AV対策新法に「待った」 性行為の撮影、合法化しないで) アダルトビデオ(AV)撮影による被害を防ぐため、与党がまとめた新しい法律の骨子案に対し、「性行為の撮影を合法化してしまう」と懸念の声が上がっています。・・・・ ――新法にはどんな懸念があるのでしょうか。教えてください。 岡さん まず、与野党が協議している法案の骨子案にAVの定義が書いてあります。「性行為などを撮影した映像」という趣旨の文言です。性交など性行為の撮影を肯定することが前提となっており、この法律自体がそうした性行為を伴う契約が許されると認めてしまうことになりま

    性交契約の違法性について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2022/05/12
    この辺に今目を瞑って新法通しても、裁判所に持ち込まれたら究極的には契約書は法的に無効扱いにされるのでは。/フェミニストがどうこうというより、法理論の話だからなあ。
  • 森元首相発言の雇用システム論的理解 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    もう世間は「女性蔑視発言」で炎上しているわけですが、おそらく人の主観的意図はそのようなものではなく、組織における意思決定機関と公式的には位置づけられている「会議」なるものにおける女性陣の行動様式に接してのものすごく率直な感想を述べただけだったのであろうと思われます。 これはもう昔から言い古されていることではありますが、日的な組織においては、公式の組織規則でフォーマルな意思決定のためのものと位置づけらている「会議」っていうのは、実はそこで一から率直な意見の交換なんぞをする場所ではなく、実質的な意見のすり合わせというのはもっとインフォーマルな場で、多くの場合、5時以降の飲を伴う場において行われ、そこでおおむねの合意が成り立ったうえで、最終的な確認のために昼間にフォーマルな会議を開くというパターンが多い、あるいは少なくとも多かった、わけです。「平場(ひらば)」なんていう言葉も、この日的慣

    森元首相発言の雇用システム論的理解 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2021/02/05
    そら権力関係にある男性が女性を5時以降のインフォーマルな食事に誘ったら、そのままセクハラ事案になるんだから、「平場」の会議でガチンコに殴り合うしかないんだよな。勿論、議事録をちゃんと残してな。
  • 教職員組合が、なぜ労働問題に口を出すんですか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    近畿大学教職員組合さんのツイートに、「実際に言われた衝撃的なクレーム」というハッシュタグ付でこんな台詞が https://twitter.com/unionkin/status/1308256840254324736 「教職員組合が、なぜ労働問題に口を出すんですか?」 いやもちろん、まっとうな常識からすれば何をひっくり返った馬鹿なことをいっているんだということになるはずですが、それが必ずしもそうではないのは、戦後日では日教組という団体が労働者の権利利益のための労働組合であるよりは、何かイデオロギーをかざす政治団体か思想団体であるかのように思われてきた、場合によっては自らもそう思い込みがちであったという、奇妙な歴史があるからです。 最近もちらりと触れましたが、たとえば広田照幸編『歴史としての日教組』(上巻)(下巻)(名古屋大学出版会)でも、日教組という団体はほとんどもっぱら路線対立に明け暮

    教職員組合が、なぜ労働問題に口を出すんですか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2020/09/26
    戦時中に同僚の教師や教え子を徴兵で取られて、無為に死なせた落とし前を、「教師」という当事者としてどうつけるんだ、という問いに、一定の説得力があったからだよ。それをイデオロギーの一言で片付けるのはな。
  • 外国人労働導入論の一翼 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    常夏島日記さんがこんなつぶやきを https://twitter.com/potato_gnocchi/status/1014505510609903617 左派と名高い某新聞社の偉い人とご一緒したのだけど、曰く少子化対策の究極は介護等特定職域への外国人労働者の導入しかないでしょうと。外国人労働者と競合する日人のクラスと、これを雇用する日人の間で階級格差が拡大する懸念はと問うたら、日人と外国人と賃金格差を設ければよいとのお返事。 シンガポールとかでは同じ仕事で外国人賃金を抑制するやり方が成立しているけど、日の人権状況や一般国民の認識からして、そういう社会構築ができるものかすっごい疑問を持った。でも、その偉い人はわりかし簡単に言い切っていて、こういう人が外国人労働者導入論の一翼をなしているんだなと思った。 念を押すけど「左派」マスコミですからね、この認識。絶対にご人も子弟も外国人労

    外国人労働導入論の一翼 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2018/07/07
    じゃあ、「右派」富裕層に「常識」があるかと言うと……。まぁ、左右関係なく、階層的認知の歪みってことなんだろうけど。
  • 連合の事務局長談話 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    5月8日付で連合の相原事務局長名の談話が出ています。 https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=969(第196通常国会 後半国会に向けた談話) かなりの「政治的」文章なので、その意図するところが伝わるべきところにはきちんと伝わるように重要なキーワードを入れ込みながら、あまりその意図が露骨に出過ぎないように表現がやや奥歯にものが挟まったようなものになっており、もしかしたら一定の解説が必要かもしれません。 1.国会の正常化を前向きに受け止める 2018年5月8日、半月余りにわたって与野党が激しく対立していた国会が正常 化した。同時に、4月末に審議入りした働き方改革関連法案について、立憲民主党・国民民主党が準備してきたそれぞれの対案を、国会に提出した。会期末が6月20日に迫る中、諸問題の真相究明と働き方や生活に直結する課題の

    連合の事務局長談話 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2018/05/15
    野党がいくら尻尾振ったって、与党側が法案修正に応じるとは思えんが。この辺が、今の連合執行部のピントがズレてるとこだよな。
  • 「何となく文学部」よりもっとヤバいのは・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「BEST T!MES」(ベストタイムズと読むのでしょうか)というサイトの「新・教育論」というコラムに、「「何となく文学部」はヤバすぎる。大学選びの新常識」という記事が載っています。 http://best-times.jp/articles/-/6895 副題に「もう「つぶしの効く」学部など存在しない。「ジョブ型」への転換を」とあるので、ジョブ型教育への転換を訴えているのは確かだと思うのですが、正直言って、文学部って、もともと「つぶしの効く学部」だとは思われていなかったように思います。 メンバーシップ型雇用慣行にベストフィットして繁殖してきたのは、それ以外の一見職業レリバンスがありそうで、実は単なる一般的サラリーマン養成以外ではなかった文系学部、とりわけ経済学部だったんじゃないの?と思いますが。 その意味では、この記事は、文学部という叩きやすい犠牲の羊を血祭りに上げて見せているだけで、問

    「何となく文学部」よりもっとヤバいのは・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2017/09/24
    若い頃くらい、「世の中の何の役も立たない学問」を学ぶ自由があってもいいと思うんですけどね。割とそれは、人生の豊かさに繋がる話だと思うのだけど。
  • 10年経っても残業代ゼロけしからん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    連合の神津会長が、昨日安倍首相に労働基準法改正案について要請したことが、各紙に報じられており、連合HPにも載っています。 https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/news_detail.php?id=1299 神津会長から、継続審議となっている労働基準法等改正法案に関して、企画業務型裁量労働制の対象業務の拡大や高度プロフェッショナル制度の創設については、現在でも導入すべきでないと考えているが、少なくとも、①裁量労働制が営業職全般に拡大されないことの明確化、②高度プロフェッショナル制度で働く方の健康確保の強化、という点からの是正が不可欠であることを述べました。 また、現在の裁量労働制の問題点として、裁量労働制で働く者は、仕事の進め方や時間配分に関して主体性を持ちたいと思いつつも、実際には、労働時間(在社時間)が長かったり、取引関係における短納期などの要因により業務

    10年経っても残業代ゼロけしからん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2017/07/15
    これ、民進党はともかく、連合内での意思統一もちゃんとしてないっぽいので、下手すると分裂までいかなくとも、内部で相当に荒れることになるぞ……。
  • 貧困と「政治」のデジャビュ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ほっとぷらすの藤田孝典さんのツイートをめぐって稲葉剛さんが「反論」し、ネット上でプチ論争になっているようですが https://twitter.com/fujitatakanori/with_replies 左翼やリベラルは、貧困問題を政治利用しないでほしい。「貧困を解消するために政治に働きかけるのではなく、政治を変えるために貧困問題を利用する」という転倒した構図が散見される。だから、政治活動は支持や力を持ちえないし、失敗してきているではないか。いつになったら自省するのか。 政治家や政党が貧困問題を利用するのは、百歩譲って理解する。しかし、現場の実践者や支援者までも目的を忘れて、政治を変えることのために貧困問題を利用するなら末転倒である。思想・信条を押し付けず、真剣に貧困問題を解決するために考えてほしい。 左翼やリベラルが現場に軸足を置き、上部構造の政治と連結して「有機的知識人」であった

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    Yoshitada
    Yoshitada 2016/12/20
    ただ、そうなると、個別イシューごとのセグメントに分断され、政治的影響力にも限界が生じ、得てしてマイノリティーはマイノリティーのままで終わるわけだが。それは、活動家の自己満足とは言わんの?
  • 明日のメシを満足に食べられる連中 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    朝日新聞の「Globe」が、「トランプがきた」の特集。 http://globe.asahi.com/feature/2016113000011.html 「中流が溶けていく」など、アメリカ社会の分析はだいたいこの間論じられているところに沿っていますが、興味深いのはあえて橋下徹前大阪市長にインタビューしているところ。 http://globe.asahi.com/feature/article/2016113000007.html?page=3 「負けたのは知識層だ」というタイトルで、インタビュワの突っ込みに対してむしろそれを上回る突っ込みを入れているやりとりが、いろんなことを考えさせます。 国末 かつて政治家の条件だったポリティカル・コレクトネスを、尊重しない人が出てきている。なぜでしょう。 橋下 有権者が政治家のきれいごとにおかしいと思い始めてきたんですよ。口ばかりで気で課題解決をし

    明日のメシを満足に食べられる連中 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2016/12/04
    つーても、トランプは別に「富裕層寄りの政策をしない」とは言ってないし、経済閣僚はウォール街のもろエスタブリッシュメントで固めてるわけで。割と早い段階で貧困層の願望は裏切られるかと思うが。
  • アベノミクスの第三の矢こそ日本経済を再生させる鍵@OECD - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    OECDの対日審査報告書が公表され、日語版の概要も出されています。 http://www.oecd.org/eco/surveys/Japan-2015-overview.pdf (英文概要) http://www.oecd.org/eco/surveys/Japan-2015-overview-Japanese-version.pdf (日語版概要) が、マスコミ向けのこの和文プレス資料が端的でわかりやすいでしょう。 http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/abenomics-third-arrow-key-to-revitalising-japans-economy-oecd-says-japanese-version.htm (アベノミクスの第三の矢こそ日経済を再生させる鍵) ・・・OECDは、特に日の少子高齢化と縮小する労働力を考えると、今後の

    アベノミクスの第三の矢こそ日本経済を再生させる鍵@OECD - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2015/04/19
    「第三の矢」だとして上がってくる提案が悉く「生産性向上」とか「供給力向上」指向して、そもそもデフレ脱却に逆行してんだから永遠に成功するわけがない。ま、端から成功させる気もなかったのかも知らんが。
  • 私はブラック企業の経営者だった - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「9bit Party」というブログに、「私はブラック企業の経営者だった」という大変興味深いエントリがアップされておりました。 http://blog.goo.ne.jp/lattice_anomaly/e/ff870f6ecb3086069aa30bbca8ce3600 これは薄っぺらなマスコミの表層的な記事とは違って、とても物事の質に迫った記述になっています。 かつて私は経営者として利益のために横暴の限りを尽くし、社員の心身と人生を破壊した挙句に、結局何も残せなかった。 つまり私はブラック企業の経営者だった。 良き経営者がすべきではないことの全てを私はした。 サービス残業をさせた。 休日出勤をさせた。 賞与を払わなかった。 何十時間、何百時間と、従業員が体を壊すまで酷使した。 過大なノルマを課した。 それだけのことをしても、恐ろしいことに私は恨まれなかった。 私は、私と従業員たちが家

    私はブラック企業の経営者だった - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/10/06
    さっそく捕捉してるし。
  • 復習用:規制改革会議雇用WGにおける濱口発言 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ネット上を見ると、法学部の一番最初に民法の冒頭で習う話がなかなか理解できない人がやたらに多いようなので、今年4月11日に規制改革会議の雇用ワーキンググループに呼ばれてお話しした時の議事録から、私の発言の一部を引用して、理解の助けにしてもらえればと思います。 経済学バックグラウンドの人でも、鶴座長のようにちゃんとその理屈がわかって話を進めようとしている人も結構いるんですが、マスコミはわかってないケーザイ学者の方を使いたがるようで、かえって話を混乱させる傾向にあるようです。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/tsuru130411.html 最近問題になっている解雇に関する、解雇権濫用法理自体はヨーロッパの正当な理由がなければ解雇できないこととほぼ同じですが、整理解雇に関する、いわゆる4要素と言われるもの、とりわけ解雇回避努力義務というものは、ジョブ型の立

    復習用:規制改革会議雇用WGにおける濱口発言 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/09/22
    雇用流動化賛成派が口を極めて罵倒するほど、濱口先生は「日本型雇用を守れ」とガチガチに保守的なこと言ってるわけじゃないんだよね。あくまで「後で揉める元だから、法的整合性を整理しろ」と言ってるだけで。
  • 誤解についての誤解または事件はどこで起こっているか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    大内伸哉さんが限定正社員についてさらに書かれていますが、 http://souchi.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/2-eafd.html(限定正社員について思うーその2-) 私は根的誤解をしているらしいのです。あの濱口さんがそう言うのですから,そうなのでしょう。限定正社員について。でも,私は,どこを誤解しているか,よくわからないのです。 いや、ですから、なにを誤解しているかについての誤解、いわばメタ誤解なんですよ。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-1ca9.html(大内伸哉さんの根的誤解) ボタンの掛け違いは、そもそも、大内さんがこの議論を解雇法制をどうにかすることについての議論だと思っておられるところにあります。 ・・・私はずっと消極意見というか,それは法律問題ではないよ

    誤解についての誤解または事件はどこで起こっているか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/05/04
    憲法から労働法まで、法律と現場の運用知らないし、知るつもりも頭からない奴らほど、改正を唱えたがるのは本当、どうしたものかな。(溜息
  • 中小企業ではスパスパ解雇してますよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    世間では解雇規制の議論が盛り上がってきているそうですけど、何にせよ、日社会の現実の姿からかけ離れた思い込みを前提に議論がされたのでは、あらぬ方向に走って行くばかりですので、 https://twitter.com/Sgt_Doraemon/status/315093544815697922 役に立たない人間を雇い続けなければいけない負担は中小企業には相当なもの。 解雇できないから、簡単に雇用も出来ない。 それはどこの国の中小企業なのでしょうか。多分、年間数十万件の労働紛争が労働裁判所にやってくるヨーロッパ諸国なんでしょう。 少なくとも、私が日の労働局のあっせん事案を調べた限りでは、こういうのが日解雇の現実の姿ですけど。 ・10185(非女):有休や時間外手当がないので監督署に申告して普通解雇(使は業務対応の悪さを主張)(25 万円で解決) ・10220(正男):有休を申し出たら「う

    中小企業ではスパスパ解雇してますよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2013/03/23
    事例引用の長さがブログ主の憤りの深さを示してるようだ。/しかし、まぁ、オレの知ってる中小企業なんて、どこもだいたいこんなもんだからなぁ。
  • 小野善康ゼミナール on 「さっさと不況を終わらせろ」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    黒川滋さんが、峰崎直樹さんと一緒に小野善康さんを訪ねて、クルーグマンの「さっさと不況を終わらせろ」について検討してきた内容をブログに書いています。 http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2012/08/89-7e41.html(長期不況の経済学のおさらい) 峰崎さんの問いに小野さんが答えるというスタイルですが、 峰崎さんの疑問①グルークマンの主張する財政破綻や金利上昇はま​ったく心配する必要はないのか。 小野さん:金融が崩壊する可能性はある。そうなるとますます現金​所有願望は高くなり、景気は非常に悪くなる。 峰崎さんの疑問②日への提言と読めるのか、それともアメリカと​EUだけか 小野さん:消費願望が著しく衰退している(60年代のテレビへの​あこがれの話になる)。金融政策で何とかしようとするのは、消費​欲求が高くない成熟社会では効果が少ない。中

    小野善康ゼミナール on 「さっさと不況を終わらせろ」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2012/08/11
    小野とクルーグマンのどっち信じるかと訊かれたら、そりゃあねぇ。
  • クルーグマンさん、何を仰います? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    クルーグマンの新著『さっさと不況を終わらせろ』について、池田信夫氏が「りふれは」を皮肉った論評をしているのを、さらにまた「ニュースの社会科学的な裏側」さんが論評しています。この三重構造がなかなか面白い。 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51799377.html(さっさと不況を終わらせろ) 書はクルーグマンのブログをまとめて気持ち悪い日語に訳しただけで、新しい論点はないが、こうして整理すると彼の考えがよくわかる。日ではいまだに彼をリフレの元祖として崇拝する向きもあるが、書では金融政策にほとんど言及していない。彼が不況を終わらせる政策として主張するのは、超大型の財政出動である。 http://www.anlyznews.com/2012/07/blog-post_539.html(さっさと不況を終わらせろ - 池田信夫さん誤読していませ

    クルーグマンさん、何を仰います? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2012/07/15
    hamachanは現場を無視して「財務省ガ~」「日銀ガ~」と言ってる連中が、地に足がつかない空論を弄んでるように見えるというだけなんだろうが、しかし日銀&財務省がマクロ経済構造を歪ませてるのも事実だしなぁ。
  • 40歳定年制の法律的意味 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「しゃくち」さんが紹介している、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-c658.html#comment-90903653 雇用流動化へ「40歳定年を」 政府が長期ビジョン 見出しがセンセーショナルですね でも確かに、そういう表現が出てきていますね。 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120706/hokoku1.pdf さらに、企業内人材の新陳代謝を促す柔軟な雇用ルールを整備するとともに、教育・再教育の場を充実させ、勤労者だれもがいつでも学び直しができ、人生のさまざまなライフステージや環境に応じて、ふさわしい働き場所が得られるようにする。具体的には、定年制を廃し、有期の雇用契約を通じた労働移転の円滑化をはかるとともに、企業には、社員の再教育機会の保障義務を課すとい

    40歳定年制の法律的意味 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2012/07/07
    政権末期になると、変な連中が官邸に入り込むようになるという典型例。まぁ、ここ数年、常時政権末期な気もするが。
  • リフレ派学者の方々の財政disにネットリフレ派がついていけないという現象 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ネタですが、思わず吹き出しました。 http://twitter.com/sankakutyuu/status/221175893048045568 リフレ派学者の方々の財政disにネットリフレ派がついていけないという現象が消費税法案可決以降わりと鮮明になってますね。 http://twitter.com/yukoba1967/status/221206380055506944 リフレ派学者のみなさま、需給ギャップ広げちゃいかん、ってことで消費税増税反対してたのかと思ったのだが、どうもなにか違うようなのだな。 http://twitter.com/yukoba1967/status/221206579515629570 増税するとデフレギャップが大きくなる、と言ってたのに、財政拡大しても効果はない、むしろ緊縮すべし、というその理屈が、まったくもって理解できない。 http://twitte

    リフレ派学者の方々の財政disにネットリフレ派がついていけないという現象 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2012/07/07
    「公共工事=悪」のイデオロギーが、いかに根深くこの国の市民感情に根差してしまったか、ということでもあるな。やれやれ。
  • ソーシャルに目覚めた赤木智弘氏がリベサヨ全開の反原発デモに反発するのは当然である - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    赤木智弘氏が、反原発デモをひっぱたいていますが、 http://twitter.com/#!/T_akagi 反原発デモは、日のエセ民主主義の発露だな。結局イデオロギーで叫んでさえいれば、気持ちいいんだね。 エネルギー問題は経済の問題である。経済を語らぬ反原発運動に価値はないし、経済問題を軽視するのであれば、それは貧困や格差問題を重視するものにとっては、当然批判の対象である。デモを報じろ、主張を取り上げろというなら、当然そうした批判にさらされる。そのくらいの覚悟はあるだろ? 僕は今回の反原発デモの高まりを「解決できる問題からの離脱」であると見ている。個別事例の細やかな検証から、イデオロギーへのバックラッシュであり、質は生保叩きあたりと、なにも変わることはない。 さっきの報道ステーションを見ても、ひたすらら「再稼働やめろ」の声ばかりであり、貧困問題など、誰も論じてはいない。デモ参加者の個

    ソーシャルに目覚めた赤木智弘氏がリベサヨ全開の反原発デモに反発するのは当然である - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2012/06/23
    判らんでもないんだが、そもそもあの「反原発デモ」に出てきている連中が「リベサヨ」の括りで収まるのかという気もする。もうちょっと動物的なもので、それ故に「制御」を受け付けるような性格でもないような。
  • 福島敏雄氏@産経の「維新」論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これくらいの距離感を持って、文化人類学的に批評すると、頭に血の上がった方々にも一服の清涼剤になるのかも知れません。ならないかも知れませんが。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120317/lcl12031703030000-n1.htm(論説委員・福島敏雄 「維新の会」は何を目指すのか) かつて橋下徹氏が大阪府知事選に当選したとき、この欄で、その存在態様が文化人類学の「トリックスター」に似ていると書いた。日語では「いたずら者」と訳されたりもするが、トリックスターは外部から不意にやってきて、さまざまなトリック(奇策)をめぐらし、権威に挑戦する。 権威の側は一時的には混乱するが、ぎゃくにそのトリックによって、固定化、かつ硬直化したシステムが流動化、かつ活性化される。アフリカなど世界各国の神話などに登場し、「文化英雄」などと称されることもある。 ト

    福島敏雄氏@産経の「維新」論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    Yoshitada
    Yoshitada 2012/03/18
    東浩紀や本来リベラル系の知識人が橋下に肯定的なのは、改革の用が済んだら「王殺し」しちまえばいいやという予感があるんだろうなぁ。しかし、そう虫のいい話が通用するかどうか……。