筺底のエルピス読むときは、メンタルに余裕があるタイミングで時間確保して、スマホの電源切って、シャワー浴びて、部屋を暖かくした上で厳かな気持ちで表紙をめくるくらいでちょうど良い。それぐらいの価値はある。— はげあたま (@hageatama) 2019年11月29日 骨太な読書体験をしたいというあなたに、ハードSFの超傑作『筐底のエルピス』を勧めたいのです。 そもそもがガガガのラノベなので、SFファンだと読んでない人も多いでしょう。しかし、ゴリッゴリに時空を巻き込んで世界の命運を左右するハードSFやってるのが筐底のエルピスなんすわ。伏線に次ぐ伏線。時間と空間の緻密なパズル。6巻の副題なんか「四百億の昼と夜」と付けちゃってますからね。帯コメントは円城塔先生ですからね。 そんな本作が今月に4年ぶりの新刊が出て(冒頭の呟きは前巻出た当時の私)、かつ既刊8巻中6巻が99円、全巻でも実質1600円とな
