UPDATE まだ確定してはいないものの、暫定的に承認された会計基準の変更は、テクノロジ企業、とりわけAppleの収益報告に劇的な影響を及ぼす可能性がある。 Fortuneによると、企業におけるサブスクリプション売り上げの評価方法を規定する新基準草案は、Appleに多くの利益をもたらすという。新基準はまだ米財務会計基準審議会(FASB)による最終的な認可を得る必要があるが、今回の変更によって、Appleはこれまでのように同社の大人気商品「iPhone」の売り上げを2年間(標準的な携帯電話契約の期間)というスパンで評価するのではなく、iPhoneが売れた時点ですぐに評価できるようになる可能性がある。 Appleが2008年10月に初めて明らかにしたように、同社はiPhoneの売り上げで大きな成功を収めてはいるものの、現行の会計慣習によって、iPhoneが同社にもたらしている実際の利益は見えに