Rails Developers Meetup 2019(2019/03/22 - 23)
Rails Developers Meetup 2019(2019/03/22 - 23)
Rails5.1が今betaで出ていますね。中でも目玉はwebpacker.gemによるモダンなフロントエンド開発がRailsに導入されることでしょう。 今までのRailsのasset pipelineとは別に、yarnによって依存性を管理しwebpackで結合する独立したjsのビルドシステムがサポートされます。 これによって、以下のような従来のasset pipelineでは解決がむずかしかった問題への解が示されました。 coffee scriptへの依存 npmによる依存性、バージョン管理が難しい javascriptのライブラリが野良gem化されてupdateされない問題 webpacker.gemはyarn/webpackの薄いwrapperとなっていて、加えて幾つかのrakeタスクを追加することでフロントエンド開発をサポートします。 具体的には以下のような機能が提供されます。 y
Rubyのリファクタリングでオブジェクト指向設計に沿った美しいコードになるまでの方法を書いた。 元ネタはこちらのBen Orenstein氏のリファクタリングで、そこに私なりの解説とコードを加えた。かなり追加したのでOrenstein氏の原型とはだいぶ違う箇所もあるがオブジェクト指向設計とリファクタリングに対する考え方は同じなはず。 github.com 全3回に渡ってリファクタリングする。 「イケてない」から「マシ」にするためのリファクタリング 「マシ」から「いいね」にするためのリファクタリング 「いいね」から「スゲーいいね」にするためのリファクタリング 今回は1.の「イケてない」から「マシ」にするためのリファクタリング。 イケてないコード 以下にあるのがなんかイケてないコード。一応動くし、テストもパスしている。でもそのコード品質は平均よりちょっと下。 範囲を指定してその間の売上の総合計
(訳注: 2016/3/2、頂いたフィードバックをもとに記事を修正いたしました。) Ruby on Railsは最近、急激に注目を集めていますが、その原因はほとんど、この言語が斬新なテクノロジーとしてもてはやされたことと、タイミングにあります。技術的な優位性は時間の経過とともに失われますから、タイミングがよかっただけでは、一過性のブームに終わり、このムーブメントの隆盛は長続きしません。従って、「Railsがいかにして、適切な技術としての位置を維持し続けるるだけでなく、影響力とコミュニティを拡大し続けてきたのか」をより多くの人に説明していく必要があります。そして、その維持・拡大を可能にした/していく要因は、物議を醸すことさえあるRailsの基本原則にあると考えています。 この基本原則はここ10年ほどの間に進化を続けてきましたが、最も強固な柱となっているルールはやはり、公開当初から制定されてい
こんにちは。技術部の国分 (@k0kubun) です。 3/28にクラウドワークスさんで行なわれたRails Upgrade Casual Talksで、Railsアップグレードの際にクックパッドが行なっている工夫について紹介しました。 影響範囲の予測が難しいRailsのアップグレードを安全に行なうための動作確認のやり方について参考になればということで、本記事でも改めて紹介いたします。 CookpadのRailsアップグレードの流れ Rails 4.1から4.2にアップグレードした際の例を紹介します。 CIにRails 4.2用ジョブを用意 まずはRails 4.2にアップグレードするためのrails42ブランチでテストを通します。リリースするまでこのブランチはmasterからrebaseし続けるので、リリースまでテストを通る状態を保つため、CIにrails42ブランチ用のジョブを用意しま
投稿推進部の外村(@hokaccha)です。 クックパッドブログの開発でRails上にECMAScript6などのモダンなJavaScript開発環境を導入した経験を元にノウハウを紹介したいと思います。 RailsはSprocketsというgemでJavaScriptやCSSをコンパイルする仕組みが提供されています。Sprocketsによるasset管理の仕組みは非常によくできており、AltJSのトランスパイルやファイルの結合、minifyなど、assetのコンパイルに必要な機能を一通り備えています。 しかし、JavaScriptにおけるモジュールの依存関係の解決や、ライブラリの管理などについてはモダンなJavaScript開発と乖離してきているのが現状です。そこで、Railsでも以下のようなことを実現できることを目標に環境を作りました。 ECMAScript6のシンタックスを使う モジュ
(訳注:2016/3/2、頂いた翻訳フィードバックをもとに記事を修正いたしました。) Railsアプリでのキャッシングは、「たまに夕食を一緒にするけれど、本当はもっと頻繁に一緒にいるべき友達」に少し似ています。パフォーマンスをまじめに考えるRailsアプリのほぼ全てで、もっとキャッシングを使えるはずですが、ほとんどのRailsアプリでは、完全にキャッシングを避けています。それでも普通は、Railsで高速なサーバ応答を達成するための唯一の道は、キャッシングの知的な利用なのです。約250msの応答時間を、簡単に50~100msに高速化できます。 定義についての注意 ― この記事は、アプリケーション層のキャッシングのみを対象としています。HTTPキャッシング(これは全く別の難物で、あなたのアプリケーションに実装する必要はありません)は、別の機会で扱いましょう。 するべきキャッシングをしない理由
セキュキャン 2015 高レイヤートラック(Jxck) 本資料は、セキュキャン 2015 高レイヤートラックの講義資料です。 セキュキャン参加者であるセキュリティエンジニアの卵を対象に、 Web のセキュリティの知見が、実際どのように Web アプリ開発に反映されているか、もしくはどう反映すべきかを、フレームワークの視点から解説することを目的としています。 将来、 Web のセキュリティに興味を持ったエンジニアが、その知見を多くの開発者に啓蒙する手段として、フレームワークに反映するというのは非常に有効な方法です。 ここではその実例として Rails を例にとり、 Rails がこれまでに積み上げてきたセキュリティに関する知見を振り返るとともに、フレームワークとしてそれをどう取り入れているかを解説します。 Intro Web アプリケーションを開発する場合、 Web アプリケーションフレーム
rails 自分が rails をさわり始めたときはバージョン1からバージョン2に変わるあたりだったのですが、バージョン2が出た年を振り返るとなんと2007年でした。 月日の流れが速い事に驚く中、早く知ってたら良かったのになぁって事をつらつらとまとめてみました。 最近 rails さわり始めてみたよ!って方の参考になれば良いなと思います。 今回は便利な gem とかではなく、素のrailsで出来ることを挙げています。 ちなみにバージョンは以下の環境です。 About your application's environment Ruby version 2.1.3-p242 (x86_64-darwin14.0) RubyGems version 2.2.2 Rack version 1.5 Rails version 4.1.8 rails new したときの app 以下のディレクトリ
当社はCookieを使用して、お客様が当社のWebサイトでより良い体験を得られるようにしています。引き続き閲覧する場合は、プライバシーポリシーに同意したことになります。
みなさん、こんにちは。 ウェブ・サーバーサイドを担当しています、Railsエンジニアの黒田です。 マネーフォワードも早いもので、サービスインしてから2年以上が経過しました。 サービスをご愛顧してくださっている皆様には、心から感謝しております。 さて、今回のエンジニアブログは「リファクタリング」についてです。 マネーフォワードのように、ユーザーファースト&デリバリー優先で爆速開発を進めていると、サービスとしてはイケてても、コード的にイケてるとは言い難い部分が発生してしまいがちです。 「思いやりのないコード」「可読性が悪いコード」「必要以上に複雑なコード」は、バグ発生率を高め、開発スピードを低下させ、何よりエンジニアの気分を憂鬱にさせてしまいます。。。 マネーフォワードでは継続的かつ積極的にリファクタリングの時間を創る取組みをしていますが、そのなかで今回はRailsのリファクタリングでとても便
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 2021.2.11追記:DateTimeクラスは非推奨なクラスになりました DateTimeクラスは非推奨なクラスとなり、DateTimeクラスではなくTimeクラスを使うよう、公式にアナウンスされました。 参考1 But we consider use of DateTime should be discouraged. - matz (Yukihiro Matsumoto) https://bugs.ruby-lang.org/issues/15712#note-4 参考2 DateTime は deprecated とされているた
JMeter使うのだるいなーと思ってたらruby-jmeterというRubyでテストプランを書けるツールがあった。知らなかった(迫真)。 典型的なRailsアプリのテストプラン そういう訳で典型的なRailsアプリのテストプランを書いてみたのがこちら。 ユーザーログインページでCSRFトークンを取得し、常にHTTPヘッダにつけるようにする ユーザーログイン情報をクッキーに保存 といった典型的な処理を盛り込んでいます。あとはREADME.mdを読んでもらえれば大体の書き方が把握できるかと思います。 ちなみに、# Debugというコメントの下2行をコメントアウトしてもらうと、JMeter上でデバッグ用の出力を表示することができます。テストプランが上手く動かないときに、リクエストヘッダやレスポンスを確認するのに便利です。 で、これをコマンドラインで ruby sample.jmx.rb && j
はじめに RSpecは難しい、よくわからない、といったコメントをときどき見かけます。 確かにちょっと独特な構文を持っていますし、機能も結構多いので「難しそう」と感じてしまう気持ちもわかります。 (構文については僕も最初見たときに「うげっ、なんか気持ちわるっ」と思った記憶がありますw) しかし、RSpecに限らずどんなフレームワークでも同じですが、慣れてしまえばスラスラ書けますし、実際僕自身は「RSpecって便利だな-」と思いながらテストコードを書いています。 そこでこの記事では、僕が考える「最低限ここだけを押さえていれば大丈夫!!」なRSpecの構文や、僕が普段よく使う便利な機能をまとめてみます。 具体的には以下のような構文や機能です。 describe / it / expect の役割 ネストした describe context の使い方 before の使い方 let / let!
アクセスランキングを作ってみよう! 今、Rails4 を使ってアクセスログからランキング作ってみたいなぁーと思ってたんですが、みんなどうやってんだろうって聞いてみたところ、 Fluentd ってのを組み込むだけで簡単に集計とかできるよーって話だったので、使ってみました。 Fluentd とは まず読み方は、 「ふるーえんとでぃー」であって、「ふるーえんど」とかじゃないっぽいです。d はたぶんデーモンの d 。 色々説明面倒なんで省略しますが、ログ収集元とか出力先が簡単に設定できて、自分の欲しい形でログ保持できますよーって感じっぽい。なので、 「シェルスクリプトで処理した tail の処理結果をファイルに」「nginx から出力されたアクセスログを mongoDB に」とかそういう処理を自前で書く必要なく、簡単な設定だけでいけちゃう。 詳しくは → 柔軟なログ収集を可能にする「fluentd
2014-10-09 Railsでよく使う便利なGemまとめ Ruby Ruby On Rails Railsでよく使う便利なGem 一つ一つは細かく説明しませんが、よく使ってる便利系Gemをつらつらと awesome_print consoleの出力を綺麗にしてくれる デバック時にいい感じ! awesome_print無し awesome_print有り paranoia 論理削除の手助けをしてくれる uniqバリデーションで、論理削除されたものを対象に含めたくないならこれも入れとくといい paranoia_uniqueness_validator rails_config 定数を管理するGem 環境ごとに読み込む定数を変更できるので便利 使い方とかはこちらにまとまってます Ruby - Railsで定数を環境ごとに管理するrails_config - Qiita Ruby - R
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く