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第2話 The Human Centipede 2 | gihyo.jp
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第2話 The Human Centipede 2 | gihyo.jp
和田は、宮内から内示を受けた日の午後に網界辞典準備室に荷物を持って移動した。フロアの北の隅にある... 和田は、宮内から内示を受けた日の午後に網界辞典準備室に荷物を持って移動した。フロアの北の隅にあるムダに広い部屋だ。半分が打ち合わせスペースで、ほとんどガラ空き状態。この場所は、社長のきまぐれではじまった萌えグッズ開発室があった場所。在庫を置くためにムダに広い部屋なのだ。 窓は広く渋谷の街を一望できる。ただし、円山町に面しているために、あまり景色がいいとは言えない。見たくもない修羅場や顔を伏せて歩くカップル、窓にシートを貼ったワンボックスカー、猥雑な渋谷の本性が垣間見える。 荷物を載せた台車を押して和田が部屋に入ると、3人がそこで荷物の整理をしていた。長身の美人、イケメン風の男性、それに白くぽっちゃりした大福だ。大福の性別は判然としないが、おそらく男性だろうと和田は思った。 「こんにちは」 和田は、大きくもなく小さくもない声でそう言うと、Tの字型に並んでいる机の一番えらい人が座る席に荷物を運