山形県のブドウ畑で高級品種「シャインマスカット」をクマに食い荒らされる被害が相次いでいて、28日もクマが出没して農家などが対応に追われました。 クマが出没したのは山形県高畠町竹森のブドウ畑です。 栽培農家の田制裕基さんによりますと、今月26日の午後4時半ごろに体長1メートルほどのクマが畑に入り込み、収穫直前のシャインマスカットを食べているのを目撃したということです。 この日に田制さんが撮影した動画には、クマが房ごともぎ取って食べている様子がはっきり映っています。 28日、そのときの様子などをNHKが現地で取材していたところ、午前9時半ごろクマが再び姿を現しました。 いったん茂みに隠れたクマに対し、田制さんは威嚇用の花火を飛ばしましたが、クマは50メートルほど先の畑に戻ってきてシャインマスカットを枝からもぎとって食べていました。 田制さんは巡回で訪れた警察に状況を説明し、警察がパトロールをし
24日午前7時50分ごろ、京都府与謝野町温江の民家裏で、住人の農業男性(58)がクマに襲われ、左側頭部に全治1週間のけがを負った。町は捕獲おりを設置し、警戒を呼び掛けている。 男性によると、日課のクリ拾いを終えて家に戻ろうとした際、ササ林から体長約1メートルのクマが出没し、走って向かってきた。あおむけに押し倒され顔を引っかかれたという。男性が火箸で顔をたたき返すと、クマは逃げたという。男性は左耳の周り2カ所を計9針縫ったといい「カキを食べに来ているという話は聞いていたが、まさか襲われるとは」と話していた。 現場は温江公民館から東に500メートル。町内でのクマの目撃情報は4月以降68件で、例年並みという。
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群馬県高崎市で発生した豚熱について農水省は7日、感染したイノシシから野生動物を介して農場にウイルスが持ち込まれた可能性が高いとの見方を示した。離乳豚の飼育箱周辺にカラスや猫、ネズミなどが侵入していた。同省は県に対し、県内の全農場に飼養衛生管理基準の確認や順守の再徹底、早期通報を求めるよう指導した。 同日、専門家でつくる同省の疫学調査チームでまとめた。飼育箱の半数には屋根がなく、防鳥ネットなどもないこと、飼育箱に入る際は長靴の消毒などは行っていないことも感染の要因に挙げた。農場内のウイルス感染状況を踏まえ、感染した時期は7月末~8月中旬と推定した。 農場から県への通報は9月25日だったが、「(県が任命している獣医師の)家畜防疫員が子豚の下痢と死亡を確認した17日には豚熱を疑うべきだった」(同省動物衛生課)と指摘した。繁殖豚や肥育豚にはワクチンの効果を確認できたとしている。 豚熱拡大を防ぐには
サルの農作物被害を防ごうと、福井県福井市計石町の女性3人が「モンキーバスターズ」と名付けた隊を結成し活動している。出没の“110番”があれば、家事や農作業を中断してエプロン姿で現場に急行、エアガンで威嚇して追い払っている。「村の人が作った貴重な野菜を荒らさせない」。強い使命感を胸に、日々の任務に励んでいる。 石村昌子さん(74)、木下たつ子さん(68)、伊井美由紀さん(67)の3人。指導に当たるJA福井県美山支店によると、計石町がある美山地区では2015年ごろからサルが出没。足羽川右岸の一帯に多く、3月ごろから畑に現れてジャガイモやタマネギなどを荒らしている。かかしや防獣ネットも効果がないという。 こうしたことから同支店は、今年3月にサル撃退の講習会を始めた。講習を受けた3人は5月にバスターズを結成した。 3人は、集落の人などからの出没の情報が寄せられると、すぐさま連絡を取り合い、現場に駆
食べるものは広い土地で、自分で育てたい――。神奈川県から引っ越し、三重県の山間地域を舞台にした念願の移住生活。ところが、山間部での農業の厳しい現実を知ることにもなった。毎夜、畑に忍び込むシカやハクビシン。田舎暮らしは、人間関係が煩わしいと言われたりするが、動物との関係もなかなか大変だ。自給自足的な生活を脅かす、住んでみてわかった獣害被害のとんでもない実態をお伝えしたい。 野菜と果物を根こそぎシカにやられる 津市中心部から自動車で約1時間の山間部にある集落に引っ越してきたのが今年初め。この地域は平地が少ないため、自家消費のための田畑が多い。どこも、金属製のフェンスやナイロン製の網で畑が囲われ、農作物を育てるためには獣害対策が必要なことがうかがえた。 筆者が購入した物件に付属する農地は約200坪で、小さな山林にはひのきが植わっていた。この山林も切り拓き、椎茸栽培用のホダ木や薪を将来的に確保しよ
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、鳥獣被害の現場をリアルに描いた罠猟コミック『罠ガール』(著:緑山のぶひろ)の第5巻を7月27日(月)に発売いたします。 左:第5巻の表紙はライトセンサス調査に取り組む罠ガールたちが目印! 右:シカの目に反射する光で頭数を調査します。 日本全国で鳥獣被害が深刻化する中、女子高生と罠猟という異色の取り合わせが話題を集めている本格罠猟コミック『罠ガール』。その待望の第5巻が7月27日(月)に発売となります。 著者自身も実家が農家でわな猟免許も所持する「リアル農家マンガ家」。その知見を活かし、農業と狩猟の現場をリアルにわかりやすくお届けします! 罠ガールたちの目を通して真摯に描かれる野生動物との関わり合いと、緊張感あふれる彼らとの知恵比べが見どころです。発売直後から狩猟・農業メディアでも大反響! 勢いそのままに今作で累計
野生絶滅したコウノトリを日本の空へ再び――。兵庫県豊岡市の「兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園」で、人工繁殖したコウノトリを野外に初めて放ってから15年になる。繁殖地は県外に広がり、野外の生息数は6月に200羽を超えた。郷公園に6月27日、親子連れら16人が集まった。飼育されているコウノトリに餌やりをする体験会に参加するためだ。「とても警戒心の強い鳥です」。主任飼育員の船越稔さんが注意点を説明
北海道内でクマの出没が相次いでいます。砂川市の養鶏場では小屋が荒らされる被害がありました。通常は銃を持って警戒にあたる猟友会ですが、銃なしでの対応を余儀なくされています。 猟友会砂川支部:「ガラスを破って、ここの口かなんか切って血がついてる。肥料を取って行きました。これ歩いたな。これだな」 7月11日、砂川市で鳥のエサを保管していた小屋が、クマに荒らされました。 猟友会砂川支部:「これはクマの足跡だが250~260キロはある。この熊はでかいですね」 クマの体長は2メートルを超えるとみられます。クマが出没したのは午後11時半ごろ。目撃した小屋の所有者はその時の音声をスマートフォンで撮影していました。 クマを目撃したときの様子:「キャー、クマクマ…」 被害にあった吉野祥子さん:「怖いです。ふつうに外出られない」 砂川市では、2020年、クマの目撃情報が28件寄せられ2019年の7月末と比べ、す
神奈川県のJAあつぎは、管内で深刻な鳥獣被害を受ける地域への対策として、ラッキョウの栽培を振興している。ラッキョウは収穫が最盛期を迎え、生産者らは、JA全農かながわ中央ベジフルセンターへの出荷に向けての作業が佳境に入っている。 ラッキョウを収穫する新規就農者の穂坂さん(神奈川県厚木市で) 鳥獣被害が多発する管内の荻野地区や小鮎地区、玉川地区などでは、生産者の耕作意欲減退や耕作放棄地・遊休農地増加の問題に直面している。加害鳥獣は猪や鹿、猿、ハクビシン、アナグマ、アライグマなど多種にわたり、防衛対策が困難な状況にある中、営農指導員と生産者がタッグを組み、地域に合った新たな作付品目として、2018年からラッキョウ栽培を取り入れた。 今年、作付けを行うのは新規就農者を含む6人の生産者。昨年8~9月に播種を行い、秋は追肥や土寄せ作業を実施した。12月頃には、営農指導員によるほ場巡回を行い、分球数や土
ビートを食い荒らすヒグマを追い払おうと、オホーツク海側の美幌町の畑に、オオカミの姿と声をした機械が設置されました。 設置されたのは空知の奈井江町の会社が開発した「モンスターウルフ」というオオカミの姿をした機械です。 30分ごとに首を振ったり目の光を点滅させたりするほか、オオカミの鳴き声のような音や銃声、それに人の声など60種類以上の大きな音を出します。 シカの追い払いに効果があるとしてこれまでに道内で20台以上が設置されていますが、今回はヒグマを追い払うため美幌町の農家が導入しました。 道警によりますと、道内ではことしに入って今月9日までに375件の目撃や痕跡の情報があるということです。 設置した農家は「2年前からヒグマの食害に悩まされていました。自分にも危害を加えられそうなので身を守るためにも設置しました」と話していました。 奈井江町の会社の太田裕治社長は「北海道は野生動物による農作物の
ふかふかの草の上でネコちゃんが眠っています。ゆったりくつろいで、なんて癒やされる光景……というわけでもないらしい。 広く青々とした……稲の苗!! 眠るだけで話題になってしまったのは、不知火(@ryo_humoe)さんちのネコの「くま」ちゃん。くまちゃんはきれいな緑に悠々と寝そべってリラックス中でした。しかしこのあざやかな緑がどう見ても稲の苗だったものだからさあ大変! 「お前!! 芝生じゃないんだぞ!!!!」 のびのび寝ちゃってるよー! おなか丸出しで気持ちよさそう 声をかけてみるも、くまちゃんは目を覚ましてちょっと顔をあげた後、すぐに寝直してしまうのでした。なんて態度! でもそのふてぶてしさがネコのかわいさでもあって、なかなか複雑なところですね。 「くまちゃん」→ムクッ→ごろん 稲は大丈夫でした。稲踏みのお手伝い……? ちなみに2020年も丈夫な苗が育ったようで、くまちゃんが寝てた苗はまっ
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