警備保障会社であるALSOK(総合警備保障株式会社)は、日本の農業および農作物を守るため、鳥獣被害防止事業に参入することを7月31日に明らかにした。 ALSOKが開発したのは、わなが作動すると自動起動してメールを送信し、管理者にわなが作動したことを知らせる「有害鳥獣捕獲わなの監視装置」だ。管理者が見回りなどしなくてもわなの作動状況が把握できるので、わなの見回りにかかる労力の低減や稼働率の向上が期待できるというもの。 すでに千葉県富津市の農園で試行導入されており、同農園の担当者は「見回りする前にわなが作動しているかどうかわかるので、事前準備ができ二度手間を減らせる」「誤動作であることをあらかじめ確認できるので、見回り計画がたてやすい」と評価している。 この装置の販売価格は一式9万5000円(税抜き)?となっている。 (関連記事) ・3都市で「ごはん食推進シンポジウム」 農水省(2013.0
さけの稚魚に北海道産のハーブを混ぜた餌を与えると寄生虫の被害を抑制できることが北海道の水産試験場の実験で分かり、さけの資源量の回復につながるのではないかと期待されています。 人工的に育てたさけの稚魚は寄生虫が付きやすく、多くの寄生虫が付くと放流しても大半が死んでしまうことから、さけの資源量が減少する原因の1つとなっています。 この寄生虫の被害を抑えようと北海道東部の中標津町にある「さけます・内水面水産試験場」が防虫効果が高いハーブに着目し、その1種の北見産のハッカから抽出した油を餌に混ぜてさけの稚魚に与える実験を行いました。 その結果、寄生虫の数が通常の餌で育てた場合に比べ5分の1以下に抑えられたということで、効果はハッカ以外の北海道産のハーブでも確認されました。 試験場は、来月にもハーブを混ぜた餌で育てた稚魚を放流する予定で、さけの資源量の回復につながるのではないかと期待されています。
【北部】北部のかんきつ類が、準絶滅危惧種のオリイオオコウモリによって深刻な食害を受けている。2011年度は名護市で約981万円、本部町で約900万円の被害があった。例年は1~2月に熟するタンカンの被害が主だが、12年度は台風による餌不足から、9~10月に温州ミカンも被害に遭った。 農家はタンカンに11年度以上の被害が出ることを懸念。本部町は、網の掛け方を改善した食害防止策の検証に乗り出す。 オリイオオコウモリは熟したかんきつ類を好むという。県営農支援課によると、11年度のコウモリによるかんきつ類の被害額は、県全体で2285万円。名護市、本部町を中心に5市町村で被害が報告された。 コウモリは夜行性のため被害の全容を把握しにくいという。そのため名護市と本部町は「実際の被害はもっと大きい」とみている。 伊豆味みかん生産組合によると、12年度は温州ミカンを栽培する20軒余の農家全てが被害を受けた。
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 国立大学法人 東京大学大学院農学研究科 秋田県畜産試験場 ポイント 健康食品に使われるL-カルニチン1)を培養液に添加することで、牛の体外受精卵2)の生産率や凍結保存後の生存率を大きく改善する技術を開発しました。 L-カルニチンは、凍結した受精卵の生存率を下げる原因である受精卵内脂肪を減少させます。 本技術は、安価で効果が高いことから、牛の受精卵の体外生産や凍結の現場における普及が期待されます。 概要 農研機構 畜産草地研究所と東京大学大学院農学研究科、秋田県畜産試験場は、健康食品の素材として利用されているL-カルニチンを培養液に添加することで、添加しない場合と比べて、牛の体外受精卵の生産率を32.4%から44.6%へ、また、凍結保存後の生存率を66.9%から91.0%に向上させることに成功しました。 上記の効果は、1 mLの培
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