![Amazon.co.jp: 予測にいかす統計モデリングの基本―ベイズ統計入門から応用まで (KS理工学専門書): 樋口知之: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2a3a77c04cdd0aa50d1255692056967b0831190d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51ekJRAUNGL._SL500_.jpg)
「漁業という日本の問題を知ろう 勝川俊雄さんインタビュー」という、魚が好きな人間にとっては胃がキリキリと痛むようなインタビューを書かせていただいたが、今回はその第二弾。持続性を考えない日本の漁業制度の欠陥によって、乱獲を続けるしかない状況に対する、一つの答えを紹介したい。 三陸の漁業復興に可能性はあるのか 前回、三重大学生物資源学部准教授の勝川俊雄さんに伺った話をざっくりとまとめると、恵まれた漁場に囲まれているはずの日本の漁業の実情は、規制のない早獲り競争によって未成魚を獲りつくしつつあるという、悲惨なものだった。 海外では、漁獲量規制と資源管理をちゃんとやることで、漁業は成長産業となっているのにだ。 三重大学生物資源学部准教授の勝川俊雄さん。 今回の記事では、そのインタビューの続きとして、地震による津波で甚大な被害を受けた三陸の漁業復興の可能性について聞いてみました。 インタビューから公
生殖行動における、メスの脳とオスの脳の違いをメダカで発見 ~メスだけが性ホルモンの影響を受ける脳の部位~ 発表者 平木 十和子 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 博士課程1年) 竹内 研生 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 博士課程1年) 妻木 孝泰 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 修士課程2年;当時) 善方 文太郎 (東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 博士課程2年) 神田 真司 (東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 特任助教) 岡 良隆 (東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授) 長濱 嘉孝 (愛媛大学 社会連携推進機構 教授) 大久保 範聡(東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 准教授) 発表のポイント ◆どのような成果を出したのか 生殖行動に関係する脳部位は、メスだけが性ホ
平成24年10月18日 東京大学大学院薬学系研究科 日時: 平成24年10月18日(木)14:00~15:00 場所: 薬学系研究科総合研究棟10階セミナー室 発表者: 鈴木邦道(東京大学大学院薬学系研究科 大学院生) 富田泰輔(東京大学大学院薬学系研究科 准教授) 岩坪威(東京大学大学院医学系研究科 教授) 【概要】 東京大学大学院薬学系研究科の富田泰輔准教授、鈴木邦道大学院生、松木則夫教授、福山透教授、同 大学院医学系研究科 岩坪威教授、慶應義塾大学医学部の堀内圭輔特別研究講師、京都大学再生医科学研究所の瀬原淳子教授、独キール大学のPaul Saftig教授らのグループは共同で、脳神経細胞シナプスの制御を行う新規メカニズムを発見しました。 シナプスは神経活動に応じて結合様式や形を変えることが知られています。シナプス形成の異常は自閉症などの精神性疾患の原因となることが知られており、現在、
カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)のスーパーに並ぶ栄養ドリンク(2006年11月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Earl S. CRYER 【10月22日 AFP】米メリーランド(Maryland )州で19日、栄養ドリンク「モンスター・エナジー(Monster Energy)」に含まれる多量のカフェインが原因で娘(14)が死亡したとし、遺族らが製造会社を相手取って訴えを起こした。 原告の代理人によると2011年12月、アナイス・フルニエ(Anais Fournier)さんは死亡するまでの24時間に700ミリリットル入りのモンスターエナジーを2本摂取しており、これに含まれるカフェインの量は480ミリグラムだったという。缶入りコカコーラ(350ミリリットル)14缶分のカフェイン量に相当する。また検視結果では、死亡の原因は「カフェイン
米カリフォルニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)の市場で売られるオーガニック(有機農産)のニンジン(2012年6月13日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan 【10月23日 AFP】食費の予算が限られている時は、オーガニック(有機農産)かどうかにはこだわらず、子供たちにはたくさんのフルーツや野菜を食べさせるべきとする報告書が、米国小児科学会(American Academy of Pediatrics、AAP)により22日発表された。 スタンフォード大学(Stanford University)の研究チームが9月初めに発表した大規模な研究では、オーガニック食品は農薬レベルは低い一方、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などの栄養の含有量は非オーガニック食品と変わらないという結果が報告されている。 AAPのジャネット
米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「テラ(Terra)」に搭載された「中分解能撮像分光放射計(MODIS)」が撮影した、海洋での植物性プランクトンの大量発生の様子(2010年12月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/NASA 【10月22日 AFP】カナダ太平洋岸の先住民の村が、海に鉄粉を散布して植物プランクトンを増やす「海洋肥沃化(ocean fertilization)」を実施し、物議を醸している。 オールドマセット(Old Massett)村は8月、米国人実業家のラス・ジョージ(Russ George)氏との共同プロジェクトで、カナダ太平洋岸にある群島ハイダ・グワイ(Haida Gwaii、旧名:クイーンシャーロット諸島)の西岸沖に漁船で硫酸鉄120トンを散布した。 環境活動家や先住民団体、科学者らはこのプロジェクトが海洋肥沃化を禁じた国際法に違反していると批判。前週までインド
マーガレットのがくで蜜を吸うマルハナバチ。独ベルリン(Berlin)で(2011年7月11日撮影)。(c)AFP/WOLFGANG KUMM 【10月22日 AFP】欧州や北米の養蜂場で問題となっているハチの大量死「蜂群崩壊症候群」──原因については明らかになっていないが、その謎に迫る可能性のある発見として、殺虫剤の慢性的な暴露によるハチへの影響は従来の研究よりも大きいとする研究論文を英ロンドン大(University of London)の生物学者らが発表した。 同大のチームは一般的に使用されている2種類の農業用殺虫剤、「イミダクロプリド」と「ガンマ・シハロトリン」の暴露によるハチへの影響について、マルハナバチを対象に特別な野外実験を行った。 実験環境は、作物ごとに種類も分量も回数も異なる農薬が使用される現実の環境を考慮して設定した。実際のところ、ハチは農薬が使用された作物でも、野生の植
フランスのNGO「遺伝子操作に関する独立情報研究機関」(CRIIGEN)が公表した、米アグリビジネス大手モンサント(Monsanto)製の遺伝子組み換え(GM)トウモロコシを餌として与えられ、がんを発生したマウス(撮影日不明)。(c)AFP/CRIIGEN 【10月23日 AFP】マウス実験で遺伝子組み換え(GM)トウモロコシと発がんとの関連性が示されたとする研究結果についてフランス政府に調査を要請されていた2つの専門家パネルは22日、裏付けとなる科学的根拠が見当たらないと報告した。両パネルとも、今回の研究結果をめぐる議論で困惑した人々に指針を示すため、さらなる調査が必要との見解を示した。 仏ノルマンディー(Normandy)にあるカン大学(University of Caen)のジル・エリック・セラリーニ(Gilles-Eric Seralini)氏らの研究チームは9月、米アグリビジネス
「白衣の天使」のシンボルとして親しまれてきた看護師のナースキャップが全国の病院から姿を消しつつある。 「邪魔」「頻繁に洗濯できず衛生的に問題」といった不要論が現場から出ているためだ。男性看護師が増えてきたことも背景にあるようだ。 東京都新宿区の聖母病院は創立以来、約80年間着用してきたナースキャップを昨年7月に廃止した。ナースキャップを着けて働くのが憧れだったという新人看護師の竹内晶子さん(32)は「残念」と肩を落とす。 キャップの先端が点滴器具などの医療機器に接触し、「狭い病室で作業しにくい」といった声が相次いだためで、ベテランの荒木佳子さん(50)も「身軽になって働きやすくなった」と肯定的だ。現場では9割が廃止に賛成。「あった方が気が引き締まる」「清潔感がある」という意見は少数だった。 日本看護協会は「統計はないが、最近10年でほとんどの病院から姿を消した」と話す。実際、大手白衣メーカ
22日午前4時半頃、札幌市手稲区富丘3の4のコンビニ店から、「シカが国道5号沿いを歩いている」と110番があった。 手稲署員や同区職員ら約10人が現場に駆けつけると、体長約1・5メートル、70センチ以上の角を持つ雄のエゾシカがおり、約30分間、同国道や付近の住宅街を逃げ回った。 シカは南東約1キロ先、同所3の1の住宅地近くにある雑木林に逃げ込んだため、同区職員らは、わきを流れる中の川河川敷から上流の手稲山(1023メートル)に逃がそうとしたが、シカは雑木林と川沿いの道路を行ったり来たりした。このため、午前9時15分頃、同区が依頼した環境保全団体職員が洋弓銃で麻酔を打ち、捕獲した。 シカは体重が約90キロあり、4歳程度とみられる。同区は健康状態を確認し、問題がなければ山に返すという。同区の富樫晋総務企画課長は「今は発情期で活発に動き回る時期。追い掛けたり、脅かしたりすると、びっくりして向かっ
漁業管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の科学委員会は、東大西洋と地中海のクロマグロの資源量が増加に転じたとの報告書をまとめた。 乱獲によって資源量の枯渇が懸念されていたが、ここ数年実施してきた漁獲枠の削減効果により増加傾向が明らかになったことで、日本を含む各国の2013年以降の漁獲枠が拡大される可能性が出てきた。 ICCATには、東大西洋と地中海でクロマグロを漁獲している48の国・地域が加盟。1999年は全体で3万2000トンの漁獲枠を認めていたが、資源の減少傾向を受け、10年は前年比4割減の1万3500トン、11~13年は年間1万2900トンに抑制してきた。このうち、日本は1097トンの漁獲枠を認められている。
【ブリュッセル=工藤武人】欧州連合(EU)は19日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県など1都11県を対象に実施している食品、飼料に対する輸入規制措置を大幅に緩和する方針を固めた。 すべての食品と飼料について添付を義務付けてきた放射性物質の検査証明書を、各都県ごとに種類を限定する。 EU加盟27か国が19日、日本産食品と飼料の輸入規制措置の実施規則改正案を承認した。EUの執行機関、欧州委員会が今月中に閣議で改正案を正式決定し、11月1日から実施する。 EUは昨年3月下旬に規制を導入。現在は、福島県とその周辺など12都県を監視強化地域に指定、EU向けに輸出する同地域産のすべての食品と飼料に放射性ヨウ素、同セシウムがEUの規制値を超えていないことを証明する検査分析報告書の添付を義務づけている。
休耕田で繁殖するセイタカアワダチソウを眺めながら試験田を歩く根本さん(6日、南相馬市小高区で)=菅野靖撮影 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染のため立ち入りが制限されている福島県内の休耕田に外来植物が増え、生態系への影響が表れ始めている。 事故から1年7か月。専門家は「自然と共生する農業の重要性が改めて問われている」と訴えている。 「どこが自分の田んぼかわからないくらい、昨年以上に繁殖している」。第一原発から北に約10キロの南相馬市小高(おだか)区の休耕田で、専業農家の根本洸一さん(75)は、背丈の倍ほどに伸びた外来種のセイタカアワダチソウや雑草をかき分けながらつぶやいた。 北米原産で繁殖力の強いセイタカアワダチソウの根は、地中50センチまで伸び、在来種の生育を妨げる。根本さんは「畑なら土を掘り返せばいいが、この状態が数年続くと田んぼは駄目になっちまう」と心配する。 根本さんは今年、
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