当研究所が育成した大阪オリジナルぶどう新品種の名称が「ポンタ」に決定しました。 「ポンタ」は、芳醇な甘い香りと濃厚な甘みが特徴のぶどうです。 親しみやすく(Popular)、優れた味(Nice Taste)が名前の由来になっています。 「ポンタ」は、40年前(昭和48年)に交配されましたが、当時は陽の目を見ませんでした。しかし、直売所ブームで味の良いぶどうが強く求められること、様々な色合いのぶどうが直売所の棚へにぎわいをもたらすことから、大阪オリジナル品種として登録を望む声が高まりました。 今後、認定機関の審査等を経て、正式に品種登録されます。苗を植えてから果実ができるまで時間がかかるため、「ポンタ」が本格的に食卓に並ぶのはおよそ7年先になる見込みです。 当研究所は、大阪府や関係団体とともに「ポンタ」の普及を図り、ぶどう産地の活性化につなげてまいります。