米首都ワシントンで、ドナルド・トランプ次期米大統領の就任式に合わせて配布するジョイント(マリフアナたばこ)を準備するマリフアナの合法化擁護団体のメンバー(2017年1月5日撮影)。(c)AFP/Paul J. Richards 【1月13日 AFP】大麻関連薬物からは安全に鎮痛効果が得られるとされるが、患者の健康や安全上のリスクについては不確実な点が残っていると、全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の新論文が指摘している。 同アカデミーの委員会は、1999年以降に発表された1万本以上の関連論文を「厳密に再検討」し、100点近い結論を引き出したと声明で述べた。 最近の全米調査では、12歳以上の米国民2200万人以上が、過去30日間にこの薬物を使用したことが示されている。使用したと答えた成人の90%については嗜好(しこう)品としての使用で、医療目的だけの使用はわずか10%だった。 同委
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