この職員は同日付けで依願退職した。 この給食は、生徒向けに公費で支給しており、教職員が食べることや生徒が持ち帰ることは禁止されていた。この男性教諭は、「捨ててしまうのがもったいなかった」と話し、自宅で食べていたという。 市教委は「衛生上の問題というよりもルール違反であり、周りに示しがつかないので、一罰百戒とした。適切な処分だと考えている」としている。 一方で、市教委のもとには「食品ロスが問題になる中、懲戒処分はやり過ぎだ」という声も多く届いている。 学校給食衛生管理基準で持ち帰りや翌日の利用は禁止を指導市教委によると、この給食は、「夜間課程を置く高等学校における学校給食に関する法律」に基づき、同市が生徒向けに公費で支給している。午後9時まで授業があるため、空腹で授業で集中できなくなるのを防ぐ目的だ。 同校では、夜間授業の2限と3限の間の午後7時10分から20分の間に、調理パンと紙パックの牛