近年、少子高齢化が進むにつれて日本の労働人口はますます減少している。そのあおりを直接受けるのが製造業であり、以前にも増して労働力を確保するのが難しくなってきている。それに加えて、技術力への自負とIT導入コストへの懸念から、日本のIT活用は他国に比べて遅れをとっており、海外市場から取り残される可能性も考えられる。以前にも増してボーダレス化した世界の製造業と戦っていくためには、「人材不足」「IT活用」の課題を乗り越えていかなければならない。 そこで、数理・物理アルゴリズム(AI)の開発を行う東大発AIベンチャー、TRUST SMITH株式会社は、このような製造業での問題を解決すべく、人工知能を使った障害物回避型アームのアルゴリズムを開発。 これまで手作業で行っていたとされる工場などでのピックアップ作業を自動で行え「人件費削減と労働力不足の解消」「データの蓄積と消費エネルギーの最適化」「作業のミ