ブックマーク / journal.mycom.co.jp (51)

  • NIAST、花咲かホルモン「フロリゲン」がジャガイモのイモも生育すると発表 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    奈良先端科学技術大学院大学(NIAST)は、イネの花を咲かせるホルモン「フロリゲン」をジャガイモに導入すると、花だけでなく、地下茎に大きなジャガイモが作られることを発見した。同大学バイオサイエンス研究科植物分子遺伝学研究室の島功教授、玉置祥二郎研究員、そしてスペイン科学技術省バイオテクノロジー研究所のサロメ・プラット博士との共同研究で、成果は英科学誌「Nature」のオンライン版に9月25日付けで掲載された。 フロリゲンは植物が日長や気温といった環境の変化によって刺激を受けることで葉で生産される。その後、花を作る組織である茎の先端部に移動し、花を咲かせるという仕組みだ。長い間正体不明の幻のホルモンと呼ばれてきたが、島教授らが2007年にタンパク質「Hd3a」(FTとも呼ぶ)がフロリゲンの正体であることを確認。さらに2011年8月にはフロリゲンが細胞内で作用し、花を咲かせる仕組みや、フロ

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    agrisearch 2011/10/04
    2011/9/28 「フロリゲンが植物によっては花以外の器官も形成し、その成長を制御することが明らかになっている。」
  • 東大、タンパク質「ミラクリン」が酸味を甘味に変換する仕組みを解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学は9月27日、西アフリカ原産のミラクルフルーツ(画像1)の果実に含まれる味覚修飾タンパク質「ミラクリン」による、舌に馴染ませると酸っぱいものを甘く感じられるというの不思議な効果について、その仕組みを解明したと発表した。ヒト甘味受容体に結合したミラクリンが酸性になると、ヒト甘味受容体を活性化させることで、酸っぱいものが甘く感じられるという仕組みだ。東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻の阿部啓子特任教授、三坂巧准教授、朝倉富子特任准教授らによる研究で、成果は「米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)」に掲載された。 画像1。西アフリカ原産のミラクルフルーツ。それに含まれるミラクリンは味覚修飾タンパク質と呼ばれ、熱帯植物の果実に含まれ

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    agrisearch 2011/10/04
    2011/9/28
  • 理研、世界的な論争が続けられてきた水の界面構造の謎を分子レベルで解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    理化学研究所(理研)は9月28日、世界的に論争が続いていた水の表面構造の謎を分子レベルで解明したことを発表した。表面・界面に存在する分子を選択的に計測できる先端の分光計測法と新モデルによる「分子動力学シミュレーション」を用いて、長年の論争に決着をつけた形だ。同研究所田原分子分光研究室の二柳聡史研究員と山口祥一専任研究員、田原太平主任研究員らによる実験と、東北大学大学院理学研究科化学専攻の石山達也助教と森田明弘教授らによる理論計算を組み合わせた共同研究による研究で、成果は米学術誌「Journal of The American Chemical Society」に近日掲載予定。 水は生命に欠かせないものであり、最も身近な物質の1つでありながら、その物性は非常に特異であることはよく知られている事実である。水の内部では、隣り合う水分子が最大4つまで共有結合の10分の1程度の結びつきで「水素結合

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    agrisearch 2011/10/04
    2011/9/29
  • NEDO、耳の軟骨から鼻の骨を再生させる技術を開発 - 臨床研究を東大で開始 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、三次元複合臓器構造体研究開発の成果として、患者の耳からわずかな軟骨を取って、鼻の形の軟骨を再生させる技術(インプラント型再生軟骨)を開発、再生軟骨を口唇口蓋裂の患者の鼻に用いる臨床研究が東京大学で開始したことを発表した。 軟骨は鼻や耳の形を保ったり、関節のなめらかな運動を維持したりするための組織だが、先天性の異常や老化に伴う病気で一旦、欠損や変形ができてしまうと自然には治らず、顔の形が保てない、生活や仕事での動作ができない、などといった不自由が生じる。日では、口唇口蓋裂の鼻の変形や小耳症、変形性関節症などを合わせると2000万人以上の人が、軟骨の何らかの病気にかかっているといわれている。 再生医療は、患者の身体の細胞や組織の一部を取って試験管の中で培養し、必要な組織や臓器を再生させて治療に使う医療で、自己修復する力に乏しい軟骨に対しては、

  • 九大、麻疹ウイルスがマウス培養細胞でも効率よく増殖するシステムを開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    九州大学は9月7日、センダイウイルスの「Cタンパク質」を利用して、ヒトのウイルスである麻疹(はしか)ウイルスがマウス培養細胞で効率よく増殖するシステムの構築に成功したと発表した。 同大学大学院医学研究院ウイルス学分野教授の柳雄介氏らによる研究で、成果は日時間9月7日に「米国科学アカデミー紀要(Proc.Natl.Acad.Sci.USA.)」オンライン速報版で公開された。 発熱・発疹を主症状とする麻疹は有効なワクチンがあるにもかかわらず、途上国を中心として年間2000万人の患者と十数万人の死者を出す主要なウイルス感染症だ。 2000年に、柳氏らの研究グループは麻疹ウイルスが免疫細胞の表面に発現する「ヒトSLAM」分子を受容体として細胞に感染することを発見。2007年には、麻疹の動物モデルとして、マウスのSLAM分子をヒトのSLAM分子に置換した、「SLAMノックインマウス」を作成している

  • 分子スケールの物質でも渋滞は発生する - 金沢大などが酵素で確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    金沢大学(金沢大)と東京大学(東大)の研究グループは、高速原子間力顕微鏡を使い、セルロースを分解する酵素(セルラーゼ)分子が、セルロース表面で「渋滞」を起こすことで、分解の効率を下げている様子を観察することに成功した。 同成果は、金沢大理工研究域数物科学系の安藤敏夫教授、内橋貴之准教授らによるもので、米国科学雑誌「Science」に掲載された。 セルロースは、グルコース(ブドウ糖)が直鎖状につながった多糖で、植物細胞壁の約半分を占める物質。地球上で、最も豊富に存在する有機物であり、植物によって二酸化炭素と水から光合成によって作り出されるため、再生可能な生物資源(バイオマス)としての利用が期待されている。 セルロースを分解して得られるグルコースからは、バイオ液体燃料やプラスチック原料を生産することができるため、セルロースをいかに低エネルギーかつ低コストでグルコースにまで分解(糖化)できるかが

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    agrisearch 2011/09/08
    「セルラーゼ(TrCel7A)が結晶性セルロース繊維を滑走しながら分解する様子」
  • 京大、放射線からDNAを修復するたんぱく質「NBS1」についての新発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学は9月2日、放射線の修復たんぱく質「NBS1」による「RAD18ユビキチン酵素」を介した損傷乗り越えDNA合成の開始について発表を行った。同大学放射線生物研究センター教授の小松賢志氏や同研究員の柳原啓見氏らによる発見で、成果は科学誌「Molecular Cell」電子版に掲載された。 電離放射線感受性や高発がん性を特徴とするヒトの遺伝病「ナイミーヘン症候群」。原因遺伝子はNBS1だが、このNBS1は放射線照射による最も重篤なDNA損傷であるDNA二重らせんの切断に対して再結合を行うこと、再結合の間は細胞増殖を停止させる機能を有することも判明している。また、コンパクトに折りたたまれたDNAを再結合に先立って解きほぐすのにも、このNBS1だ。 そして、日光(紫外線)過敏症および日光暴露部位からの皮膚がんを呈するヒト遺伝病の「色素性乾皮症バリアント」。その原因遺伝子は、損傷乗り越え型のD

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    agrisearch 2011/09/08
    放射線生物研究センター教授の小松賢志氏ら
  • 【インタビュー】震災で初めて"健常者"側に立った乙武洋匡の被災地体験――「今、伝えたいことがある」 (1) 障害者=弱者なのか | ブック | マイコミジャーナル

    作家、スポーツライターとして幅広い分野で活躍し、最近はtwitterでの率直な発言が何かと話題になることの多い乙武洋匡氏。そんな乙武氏が、講談社から『オトタケ先生の3つの授業』 と『希望 僕が被災地で考えたこと』 を同時に出版した。 前者は乙武氏が2010年3月までの3年間、東京の小学校で教師としてクラスの子どもたちに行った授業をもとした小学生向けの読み物であり、後者は東北地方太平洋沖地震後に被災地を巡った自身の行動の記録である。 一見するとまったく内容の異なる2冊をなぜこのタイミングで出版したのか。それぞれの書籍には乙武氏のどんな思いが込められているのか。ご人にじっくりと話を伺うことができた。 震災で初めて「障害者は弱者なのか」という無力感に襲われた ――まずは『希望 僕が被災地で考えたこと』のお話から伺います。震災当日の体験が生々しく記されていて、あの日のことを思い出しました 「3月

  • 東芝、世界初の無線LAN機能搭載のSDHCカード「FlashAir」を発表 | 家電 | マイコミジャーナル

    東芝は1日、無線LAN機能を搭載したSDHCカード「FlashAir」を発表した。SDHCカードへの無線LAN機能搭載は世界初という。11月よりサンプル出荷が開始され、2012年2月より発売開始の予定だ。価格はオープンで、発売が予定されている8GBモデルの推定市場価格は6,000円台半ば。 「FlashAir」 製品をデジタルカメラなどに挿入することで、パソコンを介さずに無線LANを利用したファイルの送受信が可能になる。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nで、セキュリティはWEP、TKIP、AES(WPA、WPA2)に対応している。対応する主なファイル形式は「.jpg」「.raw」「.mpg」など。無線LAN利用で気になるバッテリの持続時間の圧迫に関しては、データの送受信時にのみ機能が起動するため消費電力の抑制が可能だ。なお、クラウドサービスへのアップロード・ダウンロードも行え

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    agrisearch 2011/09/08
    Eye-Fi並みに使いやすければ。
  • 九大、がん根絶のための新治療法開発に大きく一歩前進する新たな発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    九州大学(九大)は8月30日、正常造血幹細胞および白血病幹細胞の遺伝子発現パターンが、急性骨髄性白血病の独立した生存予測因子であることを発表した。今回の発見により、「がん幹細胞」の臨床的な重要性が明らかになったことから、がん根絶のためのがん幹細胞を標的とした新しい治療法の開発につながる可能性があるとしている。 今回の成果は、同大学医学研究院病態修復内科学助教の竹中克斗氏が研究員として参加したトロント大学の研究チームによるもので、米国東部時間8月28日に英科学雑誌「Nature Medicine」オンライン速報版に掲載された。 近年の研究で、白血病や乳がん、大腸がん、脳腫瘍などのがん組織には、極少数ながらがん幹細胞と呼ばれる細胞集団が存在することが明らかになっている。すべてのがん構成細胞は、がん幹細胞が頂点となって作り出されるという「がん細胞モデル」が広く認知されつつある状況だ。つまり、がん

  • ヒトは幼児期の生存確率を高めるために色覚を得た - 京大が解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学(京大) 正高信男 霊長類研究所教授の研究グループは、人間がまだ子どもの段階で、視覚探索によってヘビをすばやく見つけるのに、色の情報が重要である事実を実験的に明らかにした。同成果はNPG(Nature Publishing Group)のオープンアクセス誌「Scientific Reports」に掲載された。 哺乳動物の中で、人間のような高度に色覚を発達させた種は限られており、類人猿とアジアアフリカに棲むヒヒやニホンザルの仲間だけで、 中南米のサルやキツネザルなど原猿も未発達である。 しかし、その色覚の進化が何を目的としたものであるのかについては、これまで不明で学説としては熟した果実をみつけやすいため、というものがあるが、推測の域を出ないものであった。 同研究グループは今回、人間がまだ子どもの段階で、視覚探索によってヘビをすばやく見つけるのに、色の情報が重要な役割を果たしている事実

  • 東大など、ピロリン酸の除去が植物の発芽成長に不可欠であることを確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    植物の種子は、水を吸うと同時に休眠から目覚め、細胞の代謝を一気に活発化させ、その結果、ピロリン酸が蓄積される。ピロリン酸はヒトでも植物と同様に、生命が活動するときに代謝の副産物として形成され、細胞質に蓄積される。 ピロリン酸は、リン酸が2つつながった化合物で、生物がさまざまな代謝をする際に、どうしても出来てしまう物資で、リン酸化合物であるATPと同様に、分解することでエネルギーを取り出せるが、ATPと異なり毒性を有するため、生物としては早く分解する方が良いと言われてきた。 一方の植物では、ピロリン酸を分解する酵素を使い、その分解で得たエネルギーを利用して、細胞の体積の大半を占める液胞の中を酸性化すると考えられてきたが、その酵素の意義が、ピロリン酸を分解することにあるのか、それとも液胞を酸性化することにあるのかは不明であった。植物の成長に重要な植物ホルモンであるオーキシンを組織の中で正確に輸

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    agrisearch 2011/09/02
    「植物が種から芽生えて成長する段階では、液胞の酸性化よりも、ピロリン酸の除去そのものこそが重要」
  • 東大、麹菌がビタミンを作るメカニズムの一部を解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学は8月29日、麹(こうじ)菌がビタミン類を作るメカニズムの一部を解明したことを発表した。 今回の成果は農学生命科学研究科によるもの。米国生化学会誌「The Journal of Biological Chemistry」の8月26日オンライン版にて公開された。 麹菌(画像1)は、日酒、味噌、しょう油などの受像に用いられており、日人の生活とは切っても切れない関係にある菌類。甘酒も麹菌が作る飲物の1つで、ビタミン類が豊富な飲料だ。しかし、なぜ麹菌がビタミンを生合成できるのかはこれまでわかっていなかったのである。 画像1。麹菌。左は胞子形成している拡大写真で、右は寒天培地上に生育した麹菌 今回の実験では、麹菌の「ペルオキシソーム」という細胞小器官の役割について解析するため、まずその機能を欠損した株を作製。すると、栄養を最小限にした条件下では、株が生育できないことが判明した。だが、

  • JASRIなど国際チーム、SPring-8を使用してガラスがガラスたる理由を解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    高輝度光科学研究センター(JASRI)は8月23日、大型放射光施設「SPring-8」の高輝度高エネルギー放射光X線を用いた測定と計算機シミュレーションにより、ガラスの形成のしやすさと原子配列の関係を明らかにしたと発表した。 今回の発見はJASRI小原真司主幹研究員らを中心とした、フィンランド・タンペレ工科大学、山形大学、日原子力研究開発機構、米MDI、英アベリストウィス大学、米アルゴンヌ国立研究所との国際共同研究チームによる成果。米国科学雑誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America」(米国科学アカデミー紀要PNAS)のオンライン版に掲載された。 ガラスは我々の生活になくてはならない、あらゆるところで使われているもの。しかし、ガラスが規則的な結晶構造を取らないにも関わら

  • タカラバイオ、生きた病原性細菌のみを選択的に検出できるシステムを開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    タカラバイオは8月17日、中毒の原因となるサルモネラ菌や循環式浴槽水の汚染で問題となったレジオネラ属菌などの、生きた病原性細菌のみを選択的に検出、定量するためのシステムを開発した。同システムは、生菌のみを選択する試薬・装置と、病原性細菌の検出試薬からなり、菌種に対応した生菌のみを選択する試薬3種および専用装置は8月30日から発売される。 品製造の品質管理工程や環境分析では病原性細菌の検査を実施する必要があるが、従来は病原性細菌を寒天培地などで数日間培養し、細菌を増殖して検出する「培養法」が一般的に行われてきた。また、最近では培養法よりも早い数時間で、かつ高感度に検査が行える手法「遺伝子増幅法(PCR法またはリアルタイムPCR法)」を用いて病原性細菌を検出する手法が広まりつつあるが、現行の遺伝子増幅法では、混在する死んだ菌(死菌)の遺伝子(DNA)もあわせて検出してしまい、生きた菌(生菌

  • 東大、植物-昆虫の生物界を越えて感染する細菌のスイッチ遺伝子群を特定 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学(東大)は8月17日、植物-昆虫の生物界を越えて寄生をする細菌「ファイトプラズマ」のスイッチ遺伝子群を特定したことを発表した。今回の発表は、東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 特任准教授の大島研郎氏と、同教授の難波成任氏によるもので、米国科学誌「PLoS ONE」に掲載された。 植物の篩部細胞内に寄生し、病気を引き起こすPhytoplasma属細菌の「ファイトプラズマ」。特効薬がないことから世界中の農作物に被害をもたらしている同細菌は、昆虫-植物という大きく異なる生物間を水平移動する「ホストスイッチング」により感染を拡大し、今や気候変動なども影響して世界的な問題となっている。感染する昆虫は、セミの一種で害虫のヨコバイなどだ。 このホストスイッチングの仕組みがこれまで判明していなかったが、今回の研究で、それぞれの宿主に合わせ、トランスポーター(タンパク質の一種の膜輸

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    agrisearch 2011/08/19
    「ファイトプラズマ」
  • 気象庁、緊急地震速報のシステムを改修 - 誤報の低減が可能に | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    気象庁は8月11日の夕方より、緊急地震速報の精度を向上させることを発表した。これにより2011年3月11日の東日大震災以降増加した誤報を低減できるようになるという。 一般向け緊急地震速報は、推定最大震度5以上で発表されるが、東日大震災以降、日では周辺海域を含め地震活動が活発化、これにより例えば、震度5と震度0の地震がほぼ同時刻に発生する事象などが生じており、これまでの緊急地震速報のシステムではそれらを1つの地震として処理してしまっていたため、震度5ではなく、より大きな地震として判断してしまい、広域に大地震の可能性があるとする緊急地震速報(警報)を出し、結果的にそれが誤報につながっていた。 今回の改修は、そうした同時多発的な地震に対し、警報の対象とならない小規模地震を計算の対象から外すようソフトウェアを改修することで、2つ以上の地震を結びつける頻度を減らし、精度の改善を図ろうというもの

  • 【レポート】ホタルの再生技術が放射能汚染水を浄化する!?--"ホタル博士"が提唱 | ライフ | マイコミジャーナル

    ホタル生態環境館の阿部宣男館長 福島第一原子力発電所の事故後、汚染水の浄化システムのトラブルが続くなか、夏の風物詩でもある"ホタル"の再生用浄化水システムが、放射性物質のろ過に有効と注目されている。 同システムを発案したのは、東京板橋区のホタル生態環境館の館長を務める、阿部宣男氏。茨城大学でホタルの生態に関する研究で学位を取得した、知る人ぞ知る"ホタル博士"だ。全国でホタルの再生・育成プロジェクトにも取り組み、数々の実績を持つことでも知られる。 「ホタルほど環境のバロメーターになる生物はいない。ホタルは発光細胞と反射細胞と呼ばれる発光器官によって、身体を光らせることができるが、自然界以外の放射性物質はホタルの発光器を破壊する。ホタルの発光は繁殖活動の1つでもあるため、発光できなくなると繁殖機会を失い、種の存続ができなくなる」と語る阿部氏。浄化された水環境が不可欠とされるホタルの生息に、阿部

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    agrisearch 2011/08/11
    ナノ純銀粒子担持牛骨炭
  • 【レポート】医療現場の電子化は進むのか? - 電子カルテで変わる地域医療のあり方 (1) 使う人を意識した電子カルテシステムを提供する三洋電機 | 経営 | マイコミジャーナル

    皆さんは電子カルテというものをご存知だろうか。簡単に言ってしまうと、これまで紙に書かれていたカルテをPCなどの電子機器で記載しようというものだ。電子化によって医療現場の何が変わるのか、そのメリット、デメリットを2011年7月13日から15日の間、東京ビッグサイトにて開催されていたモダンホスピタルショウ2011に出展していた、三洋電機のブースにて同社コマーシャルカンパニー メディコム事業部 医科システム部部長の高橋祐一氏と同事業部販売企画部 担当部長の田代哲也氏に話を聞いた。 日の医療情報の電子化は、1999年4月22日に各都道府県知事宛に厚生省(当時)の健康政策局長、医薬安全局長、保険局長の連名による「診療録等の電子媒体による保存について」(電子カルテ通知)と呼ばれる通知が出されたことで、診療録を含めた医療情報の電子媒体への保存が明確化され、その後、「電子署名及び認証業務に関する法律」が

  • 京大など、中国の食品で残留性有機汚染物質が増加していることを確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学などで構成される研究グループは、残留性有機汚染物質「短鎖塩素化パラフィン(SCCPs)」が、中国品における含有量が増加していることを確認し、中国から日に輸入された用油でも短鎖塩素化パラフィンを検出したことを発表した。 同成果は、京都大学(京大)の小泉昭夫 医学研究科教授を研究代表者とする厚生労働科学研究品の安心・安全確保推進研究事業「の安全に資する継続的モニタリングシステムの構築と早期検知に向けた研究班」と京大医学研究科の人見敏明氏、北京大学の王培玉氏、島津テクノリサーチの高菅卓三氏、松神秀徳氏による共同研究として、京大の原田浩二 医学研究科准教授を筆頭著者として、米国化学会誌「Environmental Science and Technology(環境科学技術)」(電子版)に掲載された。 日物自給率は低く、カロリーベースで40%しかないため、糧の多くを中国

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    agrisearch 2011/07/20
    短鎖塩素化パラフィン(SCCPs)、POPs条約で検討中の物質