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  • HTTPSレコードがRFCになりました | IIJ Engineers Blog

    RFC9460が出ました 昨年、このエンジニアブログでHTTPSレコードについてとりあげました。これを書いたときはHTTPSレコードはまだインターネットドラフトだったのですが、2023年11月、ついにRFC9460として標準化されました。 RFCにはなったけど日語の詳しい記事はまだ少ないし需要あるかなーと思って改めて解説を書きはじめたんですが、だらだらとクソ長くなって書いた人が読んでも眠くて退屈な内容になってしまいました。ので、書いたものはばっさり捨てました。 そういえばいまから3年前、DNS Summer Day 2021で発表したプレゼン資料がありました。これをRFCになった現在の内容にあわせてアップデートしたほうがてっとりばやいしわかりやすそうです。 ということで、加筆修正した資料を置いておきます。DNS屋さんはとりあえず全部読んでおいてください。Web屋さんは前半だけ理解してお

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  • ひとり情シスの味方!お手軽社内サーバ監視・リモートデスクトップ接続 | IIJ Engineers Blog

    データセンター・エンジニアリング関連サービスの企画と開発を担当。もともとアプリ開発でスクラムマスターを経験しアジャイルに造詣が深く、世界のDX推進をインフラ設備から支えたいと考えている。 私の所属するチーム(基盤エンジニアリング部基盤サービス部サービス開発課)では、DX edgeというエッジデータセンターソリューションを開発・運用しています。お客様の社内に設置したエッジデータセンターをIIJが遠隔で運用保守するマネージドサービスも提供しています。リモートから監視・運用するために、IIJ IoTサービスを活用した運用保守用のリモートアクセスする仕組みとゲートウェイ機器(リモートアクセスボックス)を開発しました。 先日、あるお客様から手軽に社内サーバへアクセスするためにこの仕組みが便利そうなので譲ってくださいとお願いされました。そこで、このリモートアクセスボックスを提供したところとても高評価

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  • Linux カーネルをバイパスして TCP 通信を 10 倍速くする | IIJ Engineers Blog

    IIJ 2023 TECHアドベントカレンダー 12/16の記事です】 この記事について 背景:TCP はコンピュータネットワークの通信において広く利用されているプロトコル・標準化された通信規格です。コンピュータは TCP/IP スタックと呼ばれるようなソフトウェアを実行することで、定められた規格に則って通信を行います。汎用 OS 環境では、TCP/IP スタックは多くの場合、カーネル空間に OS 機能の一部として実装されています。 課題:通信に関するソフトウェアの研究コミュニティでは、そのようなカーネル空間に実装されている TCP/IP スタックは、近年の高速な NIC の性能を十分に引き出すことが難しいという課題が指摘されてきました。 テクニックの紹介:当記事では、近年の研究コミュニティにおいて比較的一般的な高速化テクニックとされている「カーネルをバイパス(迂回)して TCP 通信を

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  • JSON ファイルを CSV ファイルに変換したい | IIJ Engineers Blog

    IIJ ネットワーク部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 【IIJ 2017TECHアドベントカレンダー 12/6(水)の記事です】 JSON ファイルを CSV ファイルに変換したい 異なったサービスやアーキテクチャ間でデータをやり取りをしたいときに、JSON 形式を使うことはよくある話です。構造化されたデータを適切に表現するのにもってこいですし、大規模運用に欠かせない Elasticsearch も一瞬で JSON 形式の結果を返してくれます。 しかし、この JSON 形式、何らかの理由があって目で紐解こうとすると厄介で

    JSON ファイルを CSV ファイルに変換したい | IIJ Engineers Blog
  • おうちの回線速度をお手軽に可視化してみよう | IIJ Engineers Blog

    2018年新卒入社。名古屋支社にてSI中心にお仕事をするエンジニア仕事ではサーバやミドルウェアを、趣味ではウェブやアプリを弄っています。 【IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー 12/21(水)の記事です】 はじめに 名古屋支社の kmmt-t です。 今年の夏頃、インターネットの回線速度を測定するブームがありました。(なぜ?については触れませんが・・・) 俗に言われる「回線速度」というものは、時間帯やご近所さんの利用状況などの様々な要因で変化するものなので1回だけ測ったところで大した意味は持たないでしょう。先日公開された弊社のハンズオン研修の1つである「監視Overview」でも述べられている通り、何かのシステムを監視するのであれば「可視性」「通知性」「特定性」「分析性」を重視しなければなりません。・・・例えそれが自宅のインターネット回線であっても! というわけで今回は、以下

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  • コンテキストスイッチとうまく付き合いたい | IIJ Engineers Blog

    名古屋支社開発チームのスクラムマスターとして日々奮闘中。よいサービス、よいプロダクトは楽しく元気なチームから生まれると思っています!関わる人すべてが笑顔になるために、私は何ができるのだろうか・・・。 “コンテキストスイッチ”とは 今回登場するコンテキストスイッチは、CPUのコンテキストスイッチングではなく、人が作業を中断して別の作業に切り替えることで発生する予定外の時間のことです。 プロジェクト計画やその中の作業計画など、様々な計画段階で「バッファ」を作成すると思います。 バッファがあることによって想定外の事象が起きた場合や、予定外の作業が増えた場合でも影響が小さいものであれば大きなスケジュールを変更せずに対応ができるようになるため、必要なものではありますが、正しい運用ができているのか判断するのは難しいと思っています。 また細かい作業でも数が増える程コンテキストスイッチが大きくなってしまう

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  • ファイル書き込みをするプログラムで気をつけた方がよいこと | IIJ Engineers Blog

    この記事について この記事では、ファイルに書き込みを行うプログラムを実装する時の注意点について説明します。 ファイル書き込みは、プログラミングにおいて比較的よく利用される機能でありながら、実装時に注意していないと、システムクラッシュ(意図しない電源の喪失や OS のクラッシュ等)後にファイル上のデータが整合性を失う可能性、平たく言えば、データが破損する場合があります。 今回の主な内容はトランザクションに関連する事柄で、ご存知の方からすると当たり前と思われることだと思われますが、執筆者がプログラミングの勉強を始めて以降知らない期間が長かったことと、他にもご存知ない方がある程度いらっしゃるのではないかと思ったため、このように記事にさせていただきました。 また、ここで説明する注意点は、クラッシュ後にデータの整合性が重要でない場合は、気を付ける必要がないものであることを先に書いておきます。 先にこ

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  • ブラウザだけでDockerしたい | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、前回Dockerを完全に理解した、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 皆様、快適なコンテナライフいかがお過ごしでしょうか。 え?時間が無くてコンテナを動かす環境が準備出来ていない? そんな貴方に朗報です。 今からブラウザを開けば、すぐにDockerをご利用頂けます。 必要なのはDocker Hubのアカウントのみ。もちろん費用はかかりません。 以下URLからSign Upして、アカウントを作成しましょう。 https://hub.docker.com/(別のタブかウィンドウで開かれます) 1.Play with DockerDocker Playground) D

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  • 端末の文字幅問題の傾向と対策 | IIJ Engineers Blog

    電子メール、ネットワーク機器集中管理、異常検知、分散処理、クラウド基盤などのシステム開発に従事。古代Rubyist。 CLI や TUI なアプリケーションを使っていると、端末の画面が崩れてしまうことがよくあります。 たとえば、こんな TUI が、 環境によってはこんな感じで崩れます。 スクロールなどをしながらしばらく使っているとさらにどんどん崩れていきます。 こうなってしまった場合、とりあえず Ctrl-l で画面を再描画することで、大抵はなんとか読める程度にリセットできますので、ことあるごとに Ctrl-l を連打することになります。 ですが、どうしようもないケースもままあります。 例えば、私の場合は以下のようなシチュエーションで困ります。 w3m でテーブルなどを表示するとレンダリングが崩れる less でログの閲覧の際に表示されるべき文字が表示されず見落としが発生する Wander

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  • IIJ内製調査システム CHAGE のご紹介 | IIJ Engineers Blog

    セキュリティオペレーションセンター と セキュリティ情報統括室 に所属。システム開発者(極) を目指すプログラマ としての活動と、セキュリティアナリストとして活動をしています。うさぎさんのぬいぐるみが相棒 はじめまして、CHAGE 開発メンバーのくまさかです。 今回から、いくつかの記事に分け、 IIJ 内製調査システム CHAGE(チャゲ) を支える仕組みと実現するための構造について紹介していきます。 今回の記事ではまず、CHAGE というシステムは何であり、どういった事を行えるのかを紹介します。 CHAGE とは CHAGE (Combination of Host and Address information Getting Environment) とは、OSINT を支援するシステムです。 いくつかの情報提供元に対する繰り返し検索と、それらの情報の関連性を人間にわかりやすいよう表

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  • 『プログラミング作法』新人エンジニアにオススメする技術書 | IIJ Engineers Blog

    『プログラミング作法』 著者:Brian W. Kernighan / Rob Pike 福崎俊博 訳 アスキードワンゴ ちなみにこの、私が入手した頃とは装丁がガラッと変わっていて、いまの表紙はこんな感じになっています。 犬がカワイイですね。これから購入する方はご注意ください。 普段プログラミングをしていると、大なり小なりさまざまな判断を行うべき局面が出てきます。 変数やメソッドにはどんな名前を付けるべきか?ロジックは明快になっているか?ここにコメントは必要か?必要としたらどう書くか?ライブラリのインターフェイスは適切にデザインされているか?ライブラリ関数の粒度は適当か?与えられた問題に対してデータ構造やアルゴリズムは適切なものを選択しているか?もっと良いものがあるのではないか?計算量は妥当な範囲に収まるか?処理が複雑になっても性能が良くなる方を取るか?あるいは多少性能を犠牲にしてもわか

    『プログラミング作法』新人エンジニアにオススメする技術書 | IIJ Engineers Blog
    ahat1984
    ahat1984 2020/07/02
  • DNS over TLS/HTTPSについて考える | IIJ Engineers Blog

    はじめに 昨年から DNS over TLS (DoT)、DNS over HTTPS (DoH) にまつわる動きが急速に活発になっています。 DoT は2016年に RFC7858 が出てしばらくは大きな動きはありませんでしたが、2017年11月にサービス開始した public DNS である Quad9 (9.9.9.9)、昨年4月開始の Cloudflare (1.1.1.1)が相次いで DoT に正式対応し、遅れて今年1月には Google Public DNS (8.8.8.8) も対応しました。クライアント側としては昨年8月リリースの Android 9 “Pie” が DoT に対応しています。 DoH は仕様の標準化より実装の方が先行しています。Cloudflare は DoT だけでなく DoH も昨年4月のサービス開始当初からサポートしています。Mozilla Fire

    DNS over TLS/HTTPSについて考える | IIJ Engineers Blog
  • Let’s EncryptとACME | IIJ Engineers Blog

    社会人生活の半分をフリーランス、半分をIIJで過ごすエンジニア。元々はアプリケーション屋だったはずが、クラウドと出会ったばかりに半身をインフラ屋に売り渡す羽目に。現在はコンテナ技術に傾倒中だが語りだすと長いので割愛。タグをつけるならコンテナ、クラウド、ロードバイク、うどん。 2018年7月はWeb業界にとって記憶に残る日になるでしょう。httpsが標準となった日として。 これまでWebサイトへのアクセスにはhttpを利用するのが通常で、安全性が求められる場合にはhttpsを利用すると考えられてきましたが、これからはhttpsを使うのが当たり前になっていくでしょう。この流れを強力にけん引しているのは、保守的な我が国においてもトップシェアブラウザとなったChromeを擁するGoogleであることはご存知の通りです。これまではhttpでのアクセスには特に表記はなく、httpsでアクセスすると「保

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