「夏草の賦(ふ)」「戦雲の夢」など長宗我部元親及び盛親を主人公とした小説を司馬遼太郎が書いているのですが、その結びも、 「長宗我部家はあとかたもなくなり、歴史から消えた」 司馬遼太郎「夏草の賦」より というものになっていますし、大手新聞社の記事もWikipediaも全部そうです。基本的に「長宗我部の本流は途絶えた」というのが歴史的な定説なのです。 僕の実家にある「長宗我部盛親が使っていた」とされる鐙(あぶみ)。それなのに僕は何故か父親から「ウチは長宗我部盛親の末裔やで」みたいな事を言われて育ってるんですよね。本流の血は途絶えたはずなのに。 もしこれが事実であるなら、「長宗我部氏本流の血脈がいまなお残っている」という事で「長宗我部氏の本流は途絶えた」という定説が覆る事になります。 しかしながら小学生くらいの時に父親から聞いた話ですし、子ども心に「ホンマかいな」くらいに思っていたので特に気に留