そもそもプロサッカーチームでプレーしたことが無く、しかもUCLAの理学部卒業というエリートでもあったアフシン・ゴトビ監督。13歳の時に起こったイラン革命の余波を恐れアメリカに亡命して以降、アメリカ国籍での人生に変わったという 選手の全データを記録し、巨大なデータベースを作る。 ――サッカーの専門用語に関して、海外との語彙の違いなどはありました? それはないね。むしろ大きかったのは、こちらの言葉がどう解釈されるかという問題だった。日本の選手は、小さい頃から白か黒かで判断するように教育されている。中間がないんだ。だから試合中でも「コンビプレーで崩そう」と言うと、プレッシャーをかけられていても無理やりパスをつなごうとするし、「ダイレクトにチャンスを狙え」と指示すると、相手がゴール前に引いていても、ロングボールを蹴り込んだりしてしまう。 だからこそエスパルスでは、戦術や選手の役割、敵の特徴や崩し方
![<独占インタビュー> A・ゴトビ 「エスパルスの革命は、まだほんの序章にすぎない」(田邊雅之)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce25b3eac0325bda145f4352b761137b541fae07/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F2%2F-%2Fimg_9296d66dd40746ce518c96d06d95416c188750.jpg)