ザックジャパン好調の要因は〝筋肉〟だった——。日本代表は10日、ブラジルW杯アジア最終予選オーストラリア戦へ向けて、オーストラリア入り後初練習を行った。6—0で大勝した8日のヨルダン戦でエースMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)はハットトリックの大暴れを見せたが、そんな大活躍の舞台裏でエースは意外な行動を見せていたという。 本田は初戦オマーン戦で「ミズノ」社の旧モデルの紫色のスパイクを使用したが、試合中に何度も転倒するなど、不本意なプレーも見せた。そこでヨルダン戦は新モデルの緑色のスパイクを着用。「機能的には変わらない」ものの「躍進」というテーマのスパイクに履き替えた効果はてき面だった。 もちろん本田自身が「ライバル」と公言した香川真司(23=ドルトムント)のマンチェスター・ユナイテッド移籍が大きな刺激になったのは間違いないし、熱望する欧州ビッグクラブ入りを今夏に実現させるためには、W杯