書評あり テレビが見世物だったころ 初期テレビジョンの考古学 社会一般 飯田 豊(著) 四六判 378ページ 上製 定価 2400円+税 ISBN978-4-7872-3399-8 C0036 在庫あり 奥付の初版発行年月 2016年03月 書店発売日 2016年03月18日 登録日 2016年01月27日 紹介戦前の日本で、多様なアクターがテレビジョンという技術に魅了され、社会的な承認を獲得しようとしながら技術革新を目指していた事実を照射する。「戦後・街頭テレビ・力道山」という放送史の神話によって忘却されたテレビジョンの近代を跡づける技術社会史。 解説テレビ離れが叫ばれる一方で、スマホやパソコンから屋外に遍在するスクリーンまで、多様な形式で映像コンテンツは受容されている。ニコニコ生放送やパブリック・ビューイングなどの集団的な映像視聴は「戦後の街頭テレビ」の熱狂に例えられ、新しい映像文化