【PART 1】 “ノスタルジックゲーム漫画”として並び語られることも多い『ピコピコ少年』と『岡崎に捧ぐ』。実際、著者の押切蓮介さんと山本さほさんは子ども時代を過ごした地域が近く(神奈川県川崎エリア)、その作品世界で描かれる原風景にはどこか相通じる感触があります。そこで編集部ではゲーマー漫画家双璧によるガチゲーム対談(&対戦)を2回にわたり決行。まずはPART 1、川崎の有名ゲーセン<ウェアハウス>での約2時間の対決後の対談です。 格ゲーは人間関係を破壊する? 魔窟<ウェアハウス>に入店する押切・山本両先生 ――お二人はプレイするゲームの趣味も合ってるんですか? 押切 似てるんですよね、けっこう共通点があって。『ぷよぷよ』もお互い下手くそだし。 山本 そう! この前話してて、私が合わせに行ってるんじゃないかって思われたぐらいで。 押切 今までやってきたゲームや、今ハマってるゲームも被ってる