2017年7月からテレビアニメ「セントールの悩み」の放送が始まりました。キービジュアルに描かれているのは人間の女の子とはちょっと姿形が異なる3人の女の子。PVを見ても、そんな女の子たちの日常が描かれる作品であるかのような印象を受けるのですが、ただそれだけではないところがこの作品のポイント。今回は原作者である村山慶さん、そしてアニメの総監督を務めている追崎史敏さんに、作品の細かいところまでいろいろなお話を伺ってみました。 【公式】TVアニメ「セントールの悩み」PV - YouTube GIGAZINE(以下、G): 「セントールの悩み」という作品には、学園モノみたいな雰囲気やSF的な部分など、いろんな要素がぎゅっと詰め込まれています。作品を読んでいると、学校のお話ばかりかと思いきや、そうではないエピソードが入ってきたりもしますが、エピソードの順番はどのようにして決めているのですか? 「セント
前回、カードの分類項目を示した中に「増幅」というのがありました。それについては「別の機会に詳しく」と書いたので、今回はそのことについてです。 「増幅」というのは脚本を面白くするために非常に重要なテクニックです。この感覚を身につけるだけで作品が大きく変わるかもしれません。よく「粒立てる」「メリハリをつける」「振幅をつける」などと言いますが、同じようなカテゴリーのことです。 「粒立てる」とか「メリハリをつける」というのは言葉としては何となくわかるので、教室などで「粒立てろ」「メリハリをつけろ」と言われれば「わかりました」と答えるでしょう。しかし実際にそれが出来る生徒は少ないです。その意味するところを理解し、どうすればそうなるのかという具体的なテクニックを知らないからです。 単に人物の感情を激しくして「!」をたくさんつければよいのだと勘違いする人がいますが、そうではありません。もちろん「!」をつ
小路紘史監督による初長編映画『ケンとカズ』と、江本純子監督による初長編映画『過激派オペラ』が、ブルーレイ&DVDでキングレコードより5月3日に同時発売される。偶然にも同時期に公開された両作品は、前者は男同士のぶつかり合いを、後者は女同士のぶつかり合いを、ともに初監督作ならではの鋭利な感性で描き切っている。リアルサウンド映画部では、両作のブルーレイ&DVD化に寄せて連続レビューを掲載。前半では、映画評論家・小野寺系が『ケンとカズ』のリアルな疎外感を、現代社会の実情と照らし合わせながら考察する。(編集部) 工場の敷地を仕切るさび付いたフェンス、色彩を失った殺風景な河川敷、塀に囲まれた無個性な住宅地。『ケンとカズ』の舞台となっている、首都圏のベッドタウンとして機能する千葉県市川市の、日本のいたるところで見られそうな、アスファルトを基調とする無機質な光景は、現代の日本人の多くにとって、かつての牧歌
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/ 建設現場の働き方 こんにちは、たけのこです。 新国立競技場の建設現場で23歳の現場監督が過労自殺を図るという事件がありました。 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設を巡り、下請け業者で現場監督を務めていた男性(23)=都内在住=が自殺したのは月200時間近い残業を強いられ精神疾患を発症したためだとして、両親が東京労働局上野労働基準監督署に労災申請した。両親の代理人の川人博弁護士が20日、明らかにした。 mainichi.jp オリンピック事業でこのようなことが起こることは、とても悲しい。 でも、こうした労働実態は建設現場では、暗黙の了解というかそういった感覚で、多くの現場で同じような状態が慢性化しています。 悲しい事件を題材にするのは心が痛みますが、なぜこういったことに
eBigComic4小学館発行のオリジナル新作と、 漫画雑誌ビッグコミック4誌の名作が、無料で楽しめます! eBigComic4サイトは、ebookjapanサイトに移行しました。 引き続きeBigComic4の作品をお楽しみいただけます。 ebookjapanサイトへ
お中元やお歳暮で貰ったビールは社員で分け合う風習がある。 配られた日の夕方、給湯室で缶を開ける音がした。 おいおい定時近いとは言え勤務時間中に飲酒とはけしからんなと思って、からかい半分で給湯室を覗いたら後輩がビールをじゃぼじゃぼ捨てていた。 「何してるの?」 「ビール捨ててるんです」 「うんそれは見て解るけど、なんで?」 「うち家でお酒飲まないんです」 後輩は笑顔でそう言いながら引き続きビールを捨てる。 「そういうのは家で捨てた方がいいんじゃないかな」 「飲みもしないもの持って帰るの重いから嫌です。電車で邪魔ですし」 「いやでもせっかく貰ったのに…」 「欲しいなんて言ってませんし、断ったのに無理矢理押し付けて来ただけじゃないですか。 しかも人が席離れてる間にどんどん数が増えてくし」 (家で晩酌しない人が若い人の机にビールを置いて行く事があります) 「捨てるくらいなら私貰うよ」 「さっき差し
TOKIOの五人が大自然を舞台にマルチな活躍をみせる異色のバラエティー番組として、子どもから大人まで幅広い層に愛されている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。その人気企画「DASH村」で経験を積み、今や自然体験のエキスパートと言えるほどの存在となったTOKIOは、自然とふれあい、農業を学ぶことで、どのように変化し、成長したのだろうか。 自然の魅力とそこでの体験価値を発見する東京都の新事業『Nature Tokyo Experience』の始動にあたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサー・島田総一郎に話を訊いた。都会暮らしのアイドルやテレビマンが、「DASH村」にハマった理由はどこにあるのか。都市で生活する現代人がいきなり自然に飛び込む面白さや感動、「DASH村」の経験から島田が実感した地域住民と交流することの面白さなど、大いに語ってもらった。 「DASH村」には、何もないが
タイトルは『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)。文字通り、夫の、ちんぽが、入らない、ということを嘆く実話をもとにした私小説である。いわゆるよくある倦怠によるセックスレス、というわけではなく、本当に、物理的にも精神的にも“入らない”こだまさん夫婦。夫のちんぽが入らないとは比喩でもなんでもなく、交際を開始した当初から一度もまともにできていないのだ。 そんな日々を描いた『夫のちんぽが入らない』の部数が、初版3万部に決まったという。通常、初版部数といったら5000部前後。1万部を超えないことのほうが多い。もともと多くのファンを持つような芸能人や「出せば売れる」著名な作家ならまだしも、無名の新人のデビュー作としては驚くべき数字である。 「ちんぽ」という言葉の持つ意味 ――まず、やっぱり、タイトルのお話から伺わせてください。私は最初、Twitterでこだまさんやご著書のことを知ったのですが、タイトルのあ
75歳以上の高齢者が運転免許の更新時か違反時に「認知症のおそれあり」と判定されたら、例外なく医師の診断が必要になり、“クロ診断”なら運転免許は打ち切りにー。そんな新ルールがこの3月から始まっている。認知症のドライバーを早期に見つけ、事故を減らす狙いだが、当事者団体や学会などからは「認知症、即免許停止は乱暴」「危険運転との因果関係は証明できていない」といった批判が消えない。運転能力のある認知症の人もいるうえ、高齢者にも豊かな生活を営む権利があるからだ、という。車がないと生活できない高齢者も存在する中、この新ルールをどう捉えたらいいのだろうか。(益田美樹/Yahoo!ニュース 特集編集部)
自作を語る・堀禎一監督② ──── 『東京のバスガール』 →堀禎一監督特集 part1 小川芋銭画伯のユーモラスな河童画でその名を知られる茨城の牛久・龍ヶ崎で撮影させて頂いた。『下妻物語』でその名をご存知の方も数多くいらっしゃるかも知れない。両市フィルムコミッションにはピンク映画であったにもかかわらず、たいへんなご協力を頂き、おかげさまで、北関東の農村の名残を色濃く残すおおらかな雰囲気のなかで、「おねえさん」曰(いわ)く「佐藤は大人のホンを書く」という佐藤稔(みのる)さんの台本も相まって、とても楽しく撮影することが出来た。牛久・龍ヶ崎地区は東京・千葉のいわゆるベッドタウンの印象が強いが、古来、利根川水系の水運の中心地として栄え、龍ヶ崎の「龍」の字が示すように、流れの強いかなりの難所でもあったらしい。俳優の吉岡睦雄くんの吉岡くんにはもったいないくらい賢く、また可愛らしい奥さまのご実家も龍ヶ崎
大人も子どもも楽しめる!東京国立近代美術館の教育プログラム。あなたもプログラムを通して鑑賞をより深めてみては 前編はこちら 東京国立近代美術館(MOMAT)では、学校や先生向けのプログラム、一般向け、子ども・ファミリー向けのプログラムなど、多様な教育普及プログラムを展開しています。 毎日、コレクション展で開催されている一般向けの所蔵品ガイド(ギャラリートーク)はもちろん、子ども向けのプログラムや教材にも、大人でもやってみたくなるようなものがたくさん。そんな魅力的なプログラムとツールをご紹介します。 MOMAT2階からイサム・ノグチ「門」をのぞんで。「セルフガイドプチ&みつけてビンゴ!」All Photos=Natsuki Morooka 子どもたちにも「対話型の鑑賞」を。スクールプログラム インタビュー取材の前日に、東京国立近代美術館におじゃまして、関東のとある小学校の6年生が参加したスク
「聞き慣れないコードだ――B♭の3度を2度に置き換え、ベース音はD。1年後、このサウンドは観客を熱狂させることになる」 そんな文章で書き始められているから、楽曲分析的に『パープル・レイン』というアルバムの秘密に迫った本なのかと思いきや、コードやサウンドを解析するような話はこれで終わりでそれきり登場しない(鷺巣詩郎が巻末の特別寄稿で、著者のこのトスを受けるようにアナリーゼを展開している)。 プリンスとパープル・レイン (音楽と映画を融合させた歴史的名盤の舞台裏) (DU BOOKS) ではこの本は『パープル・レイン』の何について書かれたものなのか。 映画『パープル・レイン』およびそのサウンドトラックであるアルバム『パープル・レイン』をめぐる真実を明らかにしようとした本と、一言で言えばそういうことになるだろう。帯にも「初めて紐解かれる、殿下=プリンスを取り巻いた『パープル・レイン』の真実!!」
福祉保健局は、令和5年7月1日から福祉局と保健医療局に再編し、URLを変更しました。下の各局バナーからトップページに進み、分野別取組・キーワード等で検索をお願いします。 ブックマーク、お気に入り等に登録いただいている場合は、お手数ですが、再登録をお願いします。 The Bureau of Social Welfare and Public Health was reorganized into the Bureau of Social Welfare and the Bureau of Public Health on July 1, 2023, and the URL was changed. Please proceed to the top page from the banners of each bureau below and search by area-specific i
「平成25年の犯罪情勢」(警察庁/平成26年)によれば、2013年の強姦認知件数は1410件(検挙件数は1163件)。強制わいせつは7672件(同3967件)。また、子ども(20歳未満)が被害者となる割合の高い犯罪については、略取誘拐(84.9%)、強制わいせつ(51.6%)、公然わいせつ(46.5%)、強姦(39.5%)などが、全刑法犯被害件数に占める子どもの割合(19.1%)より高いことが指摘されている。 その被害を訴え出ない者も 被害を忘れなさいと諭す者も 被害の発生を知らない者も 現行法の生易しさも みんな性犯罪者の味方だ これは映画『ら』の予告編に使われている、監督自身の言葉だ。 3月に渋谷アップリンクで公開され、4月18日からは名古屋で、5月9日からは大阪、愛媛での公開が予定されている。 この映画の情報を知ったとき、正直に言えば「見に行きたくない」という気持ちの方が強かった。『
新海誠監督の『君の名は。』が国内外で大ヒットするなど、アニメーション業界は活況を呈している。だが、アニメ制作の現場は劣悪な労働環境にあり、このままでは日本発アニメの将来は危ういという。 日本アニメ市場拡大の裏に 海外セールス、ビデオ・DVD売り上げなどを含めた日本のアニメーション市場は2015年に1兆8255億円と過去最高を記録、16年には2兆円規模に達したと推定される。新海誠監督の『君の名は。』(16年8月公開)は国内アニメ映画では宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』 (01年) に次ぐ歴代2位の興行収入をあげ、戦時下の広島・呉を舞台にひたむきに生きる女性を描いた片渕須直(かたぶち・すなお)監督の『この世界の片隅に』(16年11月公開) はロングランヒットとなった。 さらに明るい話題として、17年6月、フランスで開催されたアヌシー国際映画祭で、湯浅政明監督の『夜明け告げるルーのうた』が長編部
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