←このお話はこちらに収録されています。 魔女と騎士は生きのこる(1) 領主の息子・アグレディオスが長い狩りから村に帰ってくると、かつての喧騒が、笑い声が、消えていた。"禁忌の森"に住む"魔女"が原因だと知ったアグは、絶望を怒りで塗りつぶし復讐のため森へと分け入っていく。
![[第1話]魔女と騎士は生きのこる - 近本大 / 新川権兵衛|ヤングエースUP](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ab1674b27a2c6130e59981d984feb0ecdbb38ace/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fweb-ace.jp%2Fimg%2Fyoungaceup%2Fcontents%2F1000178%2FYAUP_witchknight_001_icon_.jpg)
日本のゲーム史において、世代が変わるたびに何度も行われてきた家庭用ゲーム機のシェア争い。中でもソニーの「プレイステーション」とセガの「セガサターン」による争いは「次世代ゲーム機戦争」と呼ばれ、最も白熱した戦いが繰り広げられた。この連載では、長年独自ハードを開発・販売し、業界をけん引してきたセガにあえて焦点を当て、当時の状況をふり返ってみたい。執筆をお願いしたのは、この2ハードが発売された1994年にセガへ入社した、現役セガ社員の奥成洋輔さんだ。現場ではどんな思いで戦争を戦ってきたのか!? 全5回に渡ってお届けする。 僕が大学を卒業しセガに入社したのは、今から30年近く前となる1994年。あの「次世代ゲーム機戦争」の開戦した年だ。この年の年末は、ソニーが初めて家庭用TVゲーム機に参戦した初代「プレイステーション」が発売され、そしてその10日ほど前に、セガは6番目の家庭用TVゲーム機「セガサタ
ヨーロッパにVTuber文化はどう広がっているのか? ドイツでの盛り上がりから考える 海外のVTuber事情といえば、英語圏や中国語圏での盛り上がりをイメージする人が多いと思います。一方で、アニメやマンガといった日本のポップカルチャーはヨーロッパでも人気があります。ファンが集まるイベントの盛り上がりはメディアの報道でもたまに見かけることがあるのではないでしょうか。 今回は英語でも中国語でもないヨーロッパの言語圏の事情について、ドイツ語圏内でのVTuber文化を例に探っていきたいと思います。 ドイツのメディアが注目するVTuber文化 そもそもヨーロッパではVTuberは盛り上がっているのでしょうか? これが実は答えるのが一番難しい問いだったりします。理由はいくつか考えられます。 1)そもそもどこの出身なのか分からない。ヨーロッパのVTuberであっても英語による配信が多い。 2)言語の壁。
当時、各局の番組に次々と出演しながら、さとうは何を思っていたのか。いや、そもそも、テレビカメラが回っていないときの“本当のさとう珠緒”は、どんな人物なのだろうか。今、改めて本人に聞いてみた。(全2回の1回目/後編に続く) (文中敬称略) 子ども時代の忘れられない記憶 ICレコーダーを向けられたさとうは、こちらが心配してしまうほどに謙虚・謙遜の塊のような女性だった。 「ほんとすみません、私なんか。私、頭がよくないんですよ。ほんとに脳みそが鳥レベルなんだと思うんですよね……」 聞いているこちらが申し訳なく感じてしまうくらいの謙遜ぶりだが、そんな言葉も明るい声で、まっすぐ目を見て語ってくれるため、「いえいえ、そんな……」と応えているうちに、いつの間にかさとうの“間合い”に引き込まれているような気がする。「最近は鏡を見て、年齢を感じることもあります。そろそろ更年期も来るだろうし、ヤバイですよね」
『モトカノ☆食堂』 タイトルだけを見ると人情マンガではなく、「元カノ」つまり昔の恋人が経営する食堂を舞台にした恋愛マンガと勘違いされそうだ。実は、筆者もてっきりそうだと思っていた。ところが、実際のところはマンガの主人公の名前が「もとか」——つまり「もとかの食堂」なのだ。 「もとかの食堂」は、木造和風の店構え。二階の屋根の上には昔懐かしい物干し台まである。昭和30年代まで、東京や大阪の下町にこんな大衆割烹酒場がいくつもあった。 店内はカウンター席だけ。演歌にでも出てきそうな雰囲気だ。ただし、メニューは豊富。アイルランド料理のキッパーヘリングなんてものまで出てくる。お酒の品揃えにも驚く。カウンターの後ろの戸棚には、日本酒や焼酎、ウイスキー、ワイン、スピリッツなどなど、種類を問わず世界の銘酒が揃っているのだ。 店があるのは昭和の下町路地裏、じゃあなくて、24世紀の木星軌道上の小惑星。小惑星なのに
『天龍源一郎 酒羅の如く』 皆さん、「飲みニケーション」って好きですか。筆者は嫌いです。COVID-19で飲み会とかやってる場合じゃないよとなる前から嫌いです。どれくらい嫌いかというと、前々々職の会社で「会社創立60周年記念飲み会をやるので全員参加」と言われて拒否り、「仕事の一環なので拒否は認められない」と言われたので飲み会の日の有休申請出したら社長室に呼び出されて「この日は有休は認められない」「ワシゃ、前に『用事がある』と言って断ったのに『カタいこと言わないでよ〜どうせ大した用事じゃないんでしょ〜』と言って無理矢理飲みにつき合わせた役員◯◯氏と二度と酒席を共にしたくないんじゃ。だいたい仕事の一環というなら残業手当を出せ」と社長と怒号混じりで言い争った挙げ句、会自体には参加したけどそのあと会社は辞めたという程度には嫌いです。気のおけない友人との飲み会はそりゃ好きですけど、職場の飲み会に強制
1 黒田硫黄 『茄子』 「ランチボックス」が一番好き(井戸畑) 茄子(1) (アフタヌーンコミックス) 作者:黒田硫黄 講談社 Amazon 2 石ノ森章太郎 『佐武と市捕物控』 石ノ森ベスト。雨と風と斬撃(赤井) 佐武と市捕物控(1) (石ノ森章太郎デジタル大全) 作者:石ノ森章太郎 講談社 Amazon 佐武と市捕物控 ビッグコミック版(7) (ビッグコミックス) 作者:石ノ森章太郎 小学館 Amazon 3 大友克洋 『童夢』 何回読んでも一気に読めてしまう(井戸畑) 童夢 (アクションコミックス) 作者:大友 克洋 双葉社 Amazon 4 岩明均 『寄生獣』 ミギーがかわいい(井戸畑) 寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス) 作者:岩明均 講談社 Amazon 5 とよ田みのる 『FLIP FLAP』 この頃のとよ田みのるにしかない叙情がある(赤井) コマ割りが好き(井戸畑)
おまいらが「これはすごい」のタグをつけてブクマした記事を教えてちょーだい。 ちなみにわしがここ最近「これはすごい」つけた記事。どれもめっちゃ濃くて面白い記事です 〇小林まこと×増田俊也【対談】我が柔道部物語!! : 増田俊也公式ブログ| http://blog.livedoor.jp/masuda_toshinari/archives/52112360.html 『柔道部物語』の作者小林まこと先生と、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』『七帝柔道記』の著者・増田俊也が柔道の魅力について、存分に語り合った2万字対談。「ゴング格闘技」掲載記事。 〇佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位座談会「創造の原動力」 https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=77983 将棋プロ棋士、升田幸三賞受賞者であり序盤のパイオニアとして知られる3人が「新手」について存分
爆笑問題・太田光は、自身のキャリアを振り返ってこう語る。「テレビ史に残る仕事なんて、なんにもなかった」。それでも、彼への憧れを口にする若手はあとを絶たない。それは太田光が自身の芸、そして「大衆」と愚直に向き合ってきた証左だろう。自分の思ったことしかしゃべれない男は、迷いながら、揺れ動きながら、今よりも“もっと面白い未来”を見据えている。 【関連】爆笑問題・田中裕二「目標も上昇志向もない」悩みゼロ人間の生き方 ※この記事は『クイック・ジャパン』vol.156(6月24日発売)のインタビューを一部抜粋したものです。 物申すなんてカッコ悪くて、やりたくない ──太田さんは世論に流されずに、自分の意見をはっきり主張してきましたが、それに対する周囲の誤解や反発についてどのようにお考えですか? 太田 どっかからクレーム来たとか、それはもう大変ですよ。その都度、「ああ、失敗した」って一喜一憂しながら……
『王様のブランチ』で総合司会を務める佐藤栞里(左)と、レギュラー出演の藤森慎吾 (佐藤栞里:写真/古謝知幸(ピースモンキー))(C)ORICON NewS inc. 1996年に放送スタート、すっかり土曜の午前から昼の“顔”として定着した情報番組『王様のブランチ』(TBS系)。グルメ、ショッピング、レジャー、映画、不動産物件など、多岐にわたる情報を発信する中、ひと際異彩を放つのが「BOOKコーナー」だ。出版不況や活字離れが叫ばれるご時世、他局の情報番組では縮小の一途を辿っている書籍コーナーだが、同番組ではきっちり30分間「ランキング」と「特集」から構成され、視聴者の“読みたくなるマインド”を駆り立てている。出版社や作家の間では、「ブランチに出ると重版がかかる」と囁かれているとの噂もでるほど。放送当初からブランチの“良心”として人気を誇る「BOOKコーナー」の功績とは? 情報番組としての“あ
この夏、私、転勤することになりました。 友だちに報告しなくてはと、意気込んでLINEの「友だちリスト」を見ました。 報告するのは、○○ちゃんと、○○ちゃんと…。 「え、、2人しかいないかも、、、」 ネットの声でも、調査でも、友だちが減る時期ってあるみたいです。 (ネットワーク報道部 記者 谷井実穂子 吉永なつみ 井手上洋子)
広告代理店を舞台にさまざまな“働く大人の葛藤”を描いたマンガ『左ききのエレン』。 2016年にWebサイト『cakes』で連載を開始すると、糸井重里さんをはじめ、名立たるクリエイターや著名人に絶賛され人気が爆発した作品です。 今回は、広告代理店に勤めた経験から、ビジネスパーソンの「悩み」を数多く目撃してきた作者のかっぴーさんに、「R25世代が仕事で直面しがちな悩み」について、『左ききのエレン』の登場人物になぞらえながら全4回で解説していただきました…! 初回のテーマは「優等生コンプレックス」。 家族、学校、職場…出会う人みんなに“いい子”でいようと優等生を演じるうちに、なんでもそこそこできるけど秀でてるものは一つもない「そこそこ人間」になってしまった…そんな悩みを抱えた優等生タイプの方、いると思います(筆者がそうです)。 自身も空気を読んでばかりだったというかっぴーさんが語る、「優等生タイ
「他の幸せ」では、ごまかせない。 死の間際まで「美大に行きたかった」という人がいる。漫画家かっぴーに聞く“第一志望の仕事”の諦め方 広告代理店を舞台にさまざまな“働く大人の葛藤”を描いたマンガ『左ききのエレン』。 2016年にWebサイト『cakes』で連載を開始すると、糸井重里さんをはじめ、名立たるクリエイターや著名人に絶賛され人気が爆発した作品です。 今回は、広告代理店に勤めた経験から、ビジネスパーソンの「悩み」を数多く目撃してきた作者のかっぴーさんに、「R25世代が仕事で直面しがちな悩み」について、『左ききのエレン』の登場人物になぞらえながら全4回で解説していただきました。 今回のテーマは「第一志望じゃない人生の歩き方」。 就活が思うようにいかなかったり、希望しない配属をされてしまったり。社会人には、「第一志望じゃない人生」を歩きだした方もたくさんいると思います(筆者もまさにその1人
『コントが始まる』はあとから響く名作ドラマである 『コントが始まる』は不思議な名作ドラマだった。 あとから鈍く低くじわりと響いてくるドラマである。 見終わって翌日に全10話を2回見て、その次の日と次の次の日も10話をそれぞれ1回ずつみて、本放送からあわせて5回通しで見てしまった。 とても気になったからだ。 ドラマを見て何かを手渡されたのはたしかだけれど、それが何なのか、すぐには言葉にできなかった。言葉にしようとして5回見た。 おもしろいドラマである。 でも、とてつもなくすごいおもしろい、というわけでもない。 すごくおもしろいドラマは、5回も続けて見られない。 そこそこ落ち着いた生活が描かれる。 いくつかの出来事が起こり、それが穏やかな視点で描かれ、人生の節目の物語が展開する。何かがじわりとゆっくり沁みこんでくる。 だから5回見ても飽きない。 売れないコントグループの解散ドラマ(以下ドラマ内
テレビやラジオで活躍中のタレント・伊集院光さん(53)が、落語家の三遊亭円楽さん(71)とともに6月13日、東京・よみうりホールで開催された「三遊亭円楽・伊集院光 二人会」で落語を約30年ぶりに披露。高座後の2人に「落語家復帰した経緯」や「落語家をやめた時の師匠からの言葉」などの話を聞きました。 落語家復帰の理由は女子アナの意外な一言約30年前まで三遊亭楽大(さんゆうてい・らくだい)という名前で三遊亭円楽さん(当時:楽太郎)に弟子入りし、落語家として演芸番組『笑点』の若手大喜利に出演するなど、二ツ目になるまで活躍していた伊集院さん。落語家復帰のきっかけについて伊集院さんは「僕のラジオに(円楽師匠が)出てくれたんですけど、そこに女性アナウンサーが『あの~伊集院さんってもう落語やっちゃいけないんですか?』って生放送で聞いたんですよ、そうしたら円楽師匠が『本人やりたきゃやればいいじゃん』って話か
『スーパーくいしん坊』全9巻。3巻表紙、収録の話を店頭メニュー表にして見せてるところが好きなんですよね 特にマクラもなく始めますが、インターネット上には、セリフだけ、ひとコマだけ、あるページだけといった一部分のみがミーム化して広く流通している漫画というものがあります。今回紹介する牛次郎+ビッグ錠『スーパーくいしん坊』(なお、牛次郎が原作なのはコミックスの3巻までで、4巻以降は「原案」となっており、ビッグ錠の単著となっています)もそんな漫画の一つ。タイトルを聞いてピンとこないという人でも、次に引用する見開き2ページを見れば、「あ、どこかで見た!(そのものか、コラか、パロディーかなんかを)」となる人は多いのではないかと思います。 『スーパーくいしん坊』7巻20〜21ページより しかし、この2ページの知名度に比べて、作品としての本作の影は薄い。同コンビによる料理漫画『包丁人味平』の影に完全に隠れ
もし「不老不死」になる施術を受けることができるとしたら、10代、20代のまま永遠に生きることができるとしたら、その道を選ぶだろうか。生が死によって意味をもたらされているのだとしたら、死のない人生はどう生きればいいのか。現代SFを代表するアメリカ人作家のひとり、ケン・リュウの短篇小説『円弧(読み:アーク)』はそんな問いを私たちにつきつける。 物語の舞台をアメリカから移し、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が本作を日本で映画化した『Arc アーク』が2021年6月25日に公開される。芳根京子が17歳から100歳以上まで生きる主人公を演じ、「人類史上初めて永遠の命を得た女性の一代記」を描くこの作品。リュウ自身もエグゼクティブプロデューサーとして携わり、その仕上がりに「あなた方はこの物語に生を与えるのに唯一にして最高の方法を用いました」と賛辞を送る。 今回は映画の公開に際して原作者のリュウにイン
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【単独インタビュー】『Arc アーク』SF作家ケン・リュウが語る、“物語”が存在する意味 Joshua 人類で初めて永遠の命を得た女性の人生を描いた、21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短篇小説「円弧」(アーク)を実写映画化した『Arc アーク』が6月25日(金)より全国公開されます。 舞台は、そう遠くない未来。放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)は、遺体を美しい姿のまま永久に保存する「プラスティネーション」という技術の第一人者であるエマ(寺島しのぶ)と出会います。彼女の元でその技術に触れ、次第に才能を発揮させていくリナ。一方、エマの弟の天才科学者・天音(岡田将生)は、そのプラスティネーションの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を実現させます。リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30歳の姿のまま永遠の人生を生きていくことになりますが──。 原作の息をのむ
なぜなら女性学は当事者研究だからです。私たち女性学の研究者が何をやってきたかというと、女の経験の言語化と理論化。私自身が若かった頃は「恋愛」や「性」が目の前にある課題だったし、子どもを産まない選択をした私にとっても「出産」や「子育て」は、やはり大きな課題でした。 そんな私もだんだん年をとって40歳を過ぎた頃に見えてきた新たな課題が「老い」だったのです。そして、高齢女性たちの実態を調べるうちに、「介護」にも自然と目が向き始めました。私もそのうち要介護認定を受けて介護保険の利用者になる。そう考えれば「介護」もやはり女の課題の一つです。つまり、フェミニズムやジェンダーという用語を使わなくてもフェミ本は書けるということなのです。 週刊文春WOMAN vol.10(2021年 夏号) 40年前、女性学に出会った時は、「自分自身を研究対象にしていいんだ」と、まさに目からウロコが落ちる思いでした。人に言
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