日本で唯一無二の死体写真家・釣崎清隆が、南米コロンビアで死体をさばく老エンバーマー「オロスコ」を追い続けた伝説のドキュメンタリー『死化粧師オロスコ』が、この度豪華DVD BOXとなって再発される。その発売を記念して、釣崎清隆氏とV&Rプランニング時代からの盟友、AV監督のバクシーシ山下氏を招いての対談企画を決行した。 (司会:オカルトサイト「X51」主宰者) (写真左よりバクシーシ山下氏、釣崎清隆氏) 「被写体に寄り添う」という気持ち ── バクシーシ山下さんは『死化粧師オロスコ』を観てどうでしたか? バクシーシ山下(以下、山下) 難しいことをやっているなぁと思いましたね。普通、人物を撮る場合に人物の説明を前提に始めてみせるような作りじゃないですか。でも、この作品は写真と同じように、あまり人物の説明がなく、状況を見せることでだんだんわかってくるような内容で。撮影の制限もある中で作ってるの