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ブックマーク / globe.asahi.com (47)

  • 実写版「バービー」は女性監督によるガールズ映画?実は男性にこそ見てほしい理由:朝日新聞GLOBE+

    実写版の映画「バービー」は女性をエンパワーメントするフェミニズム映画として大絶賛されている。アメリカで7月21日に公開された作は、8月初旬に世界興行収入が10億ドル(約1400億円)を突破。これは女性監督作品としては初めてのことで、2023年公開映画の中で抜きんでたメガ・ヒットとなっている「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に次いで現在第2位につけている。 実写版「バービー」の予告編 アメリカでは原爆を開発した物理学者の伝記映画「オッペンハイマー」と公開日が重なったことから(日公開日は未定)、「バービー」と「オッペンハイマー」を掛け合わせた「バーベンハイマー(Barbenheimer)」という造語がはやり、バービーとキノコ雲を合成するなどしたミーム画像がSNSに出回った。 それを「バービー」の米国公式ツイッター(現X)アカウントがリツートしたことから主に日人からの強い批判が噴出

    実写版「バービー」は女性監督によるガールズ映画?実は男性にこそ見てほしい理由:朝日新聞GLOBE+
  • 人気漫画「ゴールデンカムイ」作者・野田サトルさん アイヌ民族に学ぶ「共生」の姿勢:朝日新聞GLOBE+

    ――専門家や現地への取材を重ね、作品を描く中で、自然環境にまつわる印象的なことはありますか。 連載初期のころに面白いなと思ったのが、サケの皮で作ったです。 「ゴールデンカムイ」では、ちょうど4月から放送中のアニメ第4期でチカパシという男の子が履いています。明治後期生まれの砂沢クラさんというアイヌの女性のご著書に、小学校の時に履いていたとありましたので、その頃までは使われていた地域があったということですね。 サケの皮のを履くアイヌの男の子チカパシ ©野田サトル/集英社 この、ヒレの部分が底にあって、雪道の滑り止めになるんですが、寒さで自体がカッチカチになるのでストーブで柔らかくしようと置いておくと犬にべられるという、なんとも悲しくも可愛らしい話がありました。 僕は手元にサケ皮のの資料が欲しくて、二風谷の工芸家の方に作って頂こうと頼んだのですが、「もう現代のサケでは大人用の大きな

    人気漫画「ゴールデンカムイ」作者・野田サトルさん アイヌ民族に学ぶ「共生」の姿勢:朝日新聞GLOBE+
  • ジャニーズ事務所のメディアコントロール手法 「沈黙の螺旋」は破られるのか:朝日新聞GLOBE+

    間接的に疑惑認めた、民事訴訟でのジャニー喜多川氏の証言 まず、簡単に番組内容とジャニー氏の性的虐待問題について整理しておこう(内容は国版を参照している)。 この一件を追うのは、モビーン・アザー記者だ。ミュージシャンのプリンスを追った評伝『プリンス 1958-2016』 (2016年)や、イギリスのムスリムが共同生活をするリアリティ番組”Muslims Like Us”(2017年)でイギリスアカデミー賞を受賞した実績がある。 冒頭、アザー氏が向かったのは文藝春秋社だった。1999年から翌年にかけて、『週刊文春』はジャーナリストの中村竜太郎氏を中心に、ジャニー喜多川氏の性的虐待疑惑を連載した。一般にこの問題が広まったのもこの記事の影響が大きいだろう。 だが、この連載が続いていた最中の1999年11月、ジャニー喜多川氏とジャニーズ事務所は文藝春秋側を相手に名誉毀損で民事訴訟を起こす。2002

    ジャニーズ事務所のメディアコントロール手法 「沈黙の螺旋」は破られるのか:朝日新聞GLOBE+
  • ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+

    番組名は「J-POPの捕者 秘められたスキャンダル」(原題=Predator: The Secret Scandal of J-Pop)。イギリス国では3月7日(日時間8日)に放映された。日では3月18、19両日に放送や配信が予定されている。 日での放映に先立って17日、東京都内の日外国特派員協会(FCCJ)で編が上映され、取材にあたったジャーナリストとディレクターとによるオンライン会見が開かれた。 会見で、取材にあたったジャーナリストのモビーン・アザー氏は「私たちは取材でここまで『沈黙の壁』にぶつかるとは思っていませんでした。組織やジャーナリスト、企業、音楽業界の人々は自分たちの経験を共有したがらず、意味のある形で関わろうとしませんでした。番組の最大の狙いは議論を呼び起こすことにあります」と述べた。 オンラインで会見したジャーナリストのモビーン・アザー氏=2023年3月17

    ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+
  • 秋元康氏は大嫌い…それでもビジネス文脈でみた「365日の紙飛行機」(AKB48)の凄さ:朝日新聞GLOBE+

    音楽著作権協会(JASRAC)賞の贈呈式に駆けつけた秋元康さん(中央)とAKB48のメンバーたち(左から小嶋陽菜さん、渡辺麻友さん、高橋みなみさん、柏木由紀さん)=2012年5月、岩哲生撮影

    秋元康氏は大嫌い…それでもビジネス文脈でみた「365日の紙飛行機」(AKB48)の凄さ:朝日新聞GLOBE+
  • 西川美和監督『すばらしき世界』韓国で好評 「元ヤクザ」がぶつかる壁、どう見られた:朝日新聞GLOBE+

    韓国では今夏、コロナ禍で公開が延期になっていた韓国映画の大作が続々公開されている。『すばらしき世界』はミニシアター中心の公開だが、特に映画人の間で話題になっている。ポン・ジュノ監督は「果たして私たちが生きるこの世の中は適応するだけの価値がある所だろうか?」とコメントした。三上よりも私たちが生きる世の中に視線を向けたコメントだ。三上は「今度こそ堅気で生きる」と決心して出所するが、「元ヤクザ」を許容しない社会で様々な壁にぶち当たる。 『すばらしき世界』ポスター=アットナインフィルム提供 西川監督とムン監督の対談は8月22日、ソウル市内の映画館「アートナイン」で行われた。西川監督は日からオンラインで参加し、ムン監督と進行役の映画ジャーナリスト、イ・ファジョン氏が映画館で観客と対面した。 ムン・ソリは女優で知られるが、『女優は今日も』(2017)で監督兼主演を務め、最近では『三姉妹』(2021)

    西川美和監督『すばらしき世界』韓国で好評 「元ヤクザ」がぶつかる壁、どう見られた:朝日新聞GLOBE+
  • 【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+

    小泉悠さんにとって、夏は一つの思い出がよみがえる季節だ。 毎日のように通っていた図書館のある市民センターの2階で、母親が有志と原爆展を開くのだ。 両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが主催していた夏の原爆展では、小泉さんも投下直後の悲惨な写真を毎年見ていた。 『風が吹くとき』『トビウオのぼうやはびょうきです』……。当時読んだ原爆をテーマにした児童書の題名は、いまでもいくつもそらんじられるほど。その恐ろしさは、深く脳裏に刻まれた。 母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。 「両親とはさんざんもめました」 だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。 意見の異なる相手にどう耳を傾け、どうしたら納得してもらえるのか。自分のやっていることを両親に説明しようと必死で考え

    【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+
  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

    【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+
  • 「ハリウッドで日本人は差別され…」天然パーマを矯正された俳優、松崎悠希さんの怒り:朝日新聞GLOBE+

    日米で活躍するある日人俳優がこの春、ハリウッド映画界で「日人が差別されている」とTwitterで訴え、注目を集めた。リスクを負ってまで彼が「身内」批判に踏み切った理由とは――。人がオンラインインタビューに応じた。(聞き手・小川尭洋) 俳優は松崎悠希さん(40)。1999年に渡米し、「硫黄島からの手紙」「ピンクパンサー2」など、多くのハリウッド作品に出演している。近年はキャスティングも手伝っている。 ハリウッドで活動する中で、撮影現場や作品描写で繰り返される日人への差別や偏見を目の当たりにしてきたという。やり取りは次のとおり。 ――ハリウッドで活躍している松崎さんは、これまで何度も差別に遭ってきたそうですね。 2011年、アメリカドラマ「メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ?」(2010~2015年)に出演した時のことです。僕が衣装合わせやメイクをしていた時、アメリカ人のプロデューサ

    「ハリウッドで日本人は差別され…」天然パーマを矯正された俳優、松崎悠希さんの怒り:朝日新聞GLOBE+
  • 銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+

    業界の首位と2位は単純に言えば競い合うだけの関係ですが、同じ組織のトップとナンバー2となると、支えもすれば競いもする複雑な人間模様を描きます。 最初の出版から今年で40年、2度目のアニメ化が進み、国境も世代も越えて読み継がれているSF小説の大作「銀河英雄伝説」(銀英伝)では、その序盤、異彩を放つ登場人物がトップに「ナンバー2不要論」を具申します。「組織にナンバー2は必要ありません。無能なら無能なりに、有能なら有能なりに、組織をそこねます」――。 この発言は物語の展開を大きく変え、多くの銀英伝ファンの心を揺さぶることになるのですが、著者の田中芳樹さんはこの発言にどんな思いを込めていたのでしょうか。(大牟田透) 「銀河英雄伝説」のオーベルシュタインが唱える「ナンバー2不要論」を語る田中芳樹さん 銀英伝は、銀河帝国のラインハルト、自由惑星同盟のヤンという2人の若い戦略家の攻防を軸に描かれた壮大な

    銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る:朝日新聞GLOBE+
  • 似ても似つかぬ日本料理に、こみ上げる怒り 敬意なき「食文化の盗用」に一言いいたい:朝日新聞GLOBE+

    すしにキムチにカレーには必ず起源となった民族や国がある。それを侮辱する行為がいま問題となっている。文化の盗用だ。 の世界でも、文化の盗用という考え方が主要な論点となっている。ある民族や国のバックグラウンドを持つ料理人やフードライターが、別の文化ベ物を扱う時に問題は起きる。一番問題に見えるのは、ソーシャルメディアのご意見番がたが懸念する限り、ある国が歴史的に搾取したり抑圧したりした国の文化からべ物を横取りする場合である。米国人シェフがメキシコ料理を、フランス人シェフがモロッコ風料理をつくるというような。 国家単位で他国の料理を盗用していることもある。たとえば英国がインド料理に対してそうであるように。チキンティッカマサラ(カレーの一種)は明らかに英国統治下のインドにルーツがあるにもかかわらず、おそらくほとんどの人が典型的な英国料理として受け入れるだろう。そのプロセスの発端が何百

    似ても似つかぬ日本料理に、こみ上げる怒り 敬意なき「食文化の盗用」に一言いいたい:朝日新聞GLOBE+
  • 「資源ごみ」と言うと怒られる マシンガンズ滝沢秀一が清掃員をやって得た気づき:朝日新聞GLOBE+

    ――どんなきっかけでごみ清掃の仕事を始めたのですか。 36歳の時に妊娠して出産のお金が必要になりました。芸人の仕事だけではとても足りないのでアルバイトを探したんですけど、これが見つからないんです。まだお笑いをやりたい途中なのに消極的にやめるのはイヤだった。友達にたまたま紹介されたのがごみ清掃員でした。 それまで、ごみのことを真剣に考えたことなんて一回もなかったので、衝撃を受けたんですよ。何にかって言うと、ごみの量。ごみ清掃車は1台約2トン入るんですけど、それを1日6回集めては捨てて、ってやるから合計12トン。それが何百、何千台って毎日、いろんなところを走っているんですよ。 怖くなってベテランの先輩に『日って、ごみあふれませんか』って聞いたら、『あふれるよ』って当たり前のように言うんです。もうびっくりしちゃいましたよ。 ――ごみの量や種類も地域によって違うと気づいたといいます。 普通の

    「資源ごみ」と言うと怒られる マシンガンズ滝沢秀一が清掃員をやって得た気づき:朝日新聞GLOBE+
  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
    akihiko810
    akihiko810 2021/12/25
    ソ連を美化してるすみぺは敵だな(苦笑)>どこかちょっとイラッとするよ。彼らにしてみれば、映画でも見ている感覚
  • なぜ日本アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」:朝日新聞GLOBE+

    セルビアのアニメ団体「サクラバナ」が主催して定期的に開催している日作品に特化したアニメやマンガのイベント。コスプレをして参加するファンも多い(サクラバナ提供) ■セルビアにアニメ団体? 「オタク」という言葉が存在しなかった幼少期からアニメ好きだった。『母をたずねて三千里』(放送開始1976年)で涙し、『機動戦士ガンダム』(79年)に熱狂。『天空の城ラピュタ』(86年)で完全にアニメのとりこになった。その後、87年から98年まで、中高、大学を米国で過ごしたが、現地で日アニメの放送はなく、地元の友人は存在も知らない。話題にすらできなかった11年間の反動で、帰国後ますますアニメにのめり込んだ。それが今、元同級生の米国人でもアニメのいろはを語る。 いったい全体何が起きているの? アニメ関連の話題であふれるネットを検索しても、なぜ世界で大人気なのかの詳しい情報がほとんどない。ならばと、各国の友人

    なぜ日本アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」:朝日新聞GLOBE+
  • ロシアのタトゥー2人が明かしたドタキャンの真相 タモリさん「番組で一番印象的」:朝日新聞GLOBE+

    タモリさんが司会を務める音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日)が10月、ギネス世界記録に認定された。 理由は「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送」。タモリさんの司会期間は番組初期から34年あまり。名実ともにすごい記録はソーシャルメディアでも話題になった。 でも個人的にこのニュースで注目したのは、認定を受けたタモリさんのコメントだった。 番組で一番印象的な出来事として、タモリさんは次のように語った。 「それはやっぱりt.A.T.u.(タトゥー)でしょう。あれは忘れられないですし、あれを超える出来事はないでしょうね……」 タトゥー。1999年に結成されたロシアのリェーナ・カーチナさん(37)とユーリャ・ボルコワさん(36)の女性デュオだ。 2人は当時10代で、抜群の歌唱力と反抗的でレズビアンという設定が注目され、一躍世界中で人気になった。日でもファーストアルバムが大ヒットし

    ロシアのタトゥー2人が明かしたドタキャンの真相 タモリさん「番組で一番印象的」:朝日新聞GLOBE+
  • Kawaiiは文化の盗用なのか 黒人のコスプレを自称日本人が批判、紅林大空さんは擁護:朝日新聞GLOBE+

    「カワイイは(日人への)差別表現だ(Kawaii is a slur)」という主張のきっかけとなった黒人の女子大生のコスプレ動画=人提供 女性はアメリカ西海岸に住む黒人の大学生(23)。コスプレイヤーとしても活動し、SNS上で人気を集めていた。 女性が9月6日夜、「新世紀エヴァンゲリオン」の式波・アスカ・ラングレーのコスプレでダンスしている動画をTikTokに投稿したところ、コメント欄に日人を自称する匿名アカウントが、英語で次のような主張を始めた。 「『カワイイカルチャー』は日人のものだから、外国人が『カワイイ』という言葉を使ったら、文化の盗用だ。日人を侮辱し、差別することになるから、『カワイイ』を使うな」 これをきっかけに批判や誹謗中傷するコメントが次々と書き込まれた。 「炎上」状態になっていることに女性が気づいたのは翌朝。大量の通知に驚いた。当時の心境をこう打ち明ける。 「日

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  • 濱口竜介×ポン・ジュノ、日韓監督の熱い映画論議 釜山でスペシャル対談:朝日新聞GLOBE+

    釜山映画祭では世界的な注目作を紹介する「ガラ・プレゼンテーション」部門で『偶然と想像』と『ドライブ・マイ・カー』が上映され、対談はこの2作品を中心にしつつ、それぞれ影響を受けた監督や演出スタイルなどについて2時間にわたって幅広く語り合った。 ポン監督は対談の冒頭で「濱口監督のファンとして、同僚監督として、気になっていることがたくさんある」と述べ、まずは『ドライブ・マイ・カー』について「あれだけたくさんの車のシーンをどうやって撮ったんですか?」と質問した。車をレッカー車に載せて実際にはレッカー車を運転して撮る方法や、車を動かさずにCGを使うなど、様々な方法があるという。濱口監督は「車は当に普通に走らせて撮りました。走らせないと自分が望んでいるようなものが映らないと思ったからです」と答えた。 さらにポン監督は「『偶然と想像』でも車の中での長い会話のシーンがあるが、車の中での会話に何か愛情や執

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  • シュクメルリの日本風アレンジってどう? ジョージア大使に聞いたら感動の答え:朝日新聞GLOBE+

    1988年4月、ジョージアの首都トビリシ生まれ。ジョージアが旧ソ連から独立した直後の1992年、生物工学者の父親が広島大に留学することに合わせて一家で来日。早稲田大学を卒業し、2012年にキッコーマンに入社。帰国後の2018年にはジョージア外務省に入り、2019年8月から現職。現在、と子供2人と東京に暮らす。 ――日ですっかり有名になったシュクメルリですが、ジョージアに何度も行ったことがある料理研究家でも数年前に初めて知ったという反応でした。この料理歴史について教えて下さい。 シュクメルリのルーツはジョージアの北部にあるラチャ地方です。私の母のふるさとでもあります。 この地方にシュクメリという村があって、ここの料理人が考案したという言い伝えがあります。ただ、それは定かではありません。 誕生したのは19世紀前後と言われていますが、文化歴史が古いジョージアでは最近の料理と言えるでしょ

    シュクメルリの日本風アレンジってどう? ジョージア大使に聞いたら感動の答え:朝日新聞GLOBE+
  • キム・ギドク監督を追悼できない映画界:朝日新聞GLOBE+

    「(映画界では)彼の死についての哀悼がタブーになっている雰囲気で、コメントしづらい」 故キム・ギドク監督のデビュー作「鰐~ワニ~」以来、彼のいくつもの作品について評論してきたある映画評論家の言葉だ。キム監督と縁がある映画会社代表は「特にコメントは出さない」と言い、キム監督と親しかったある評論家もやはり「彼と距離を置くようになってかなりになる」と言って、答えるのを控えた。韓国映画監督組合やプロデューサー組合、韓国映画制作家協会も公式なコメントは出していない。事実上、キム監督の追悼を拒否している状態だ。 故人の業績については反駁の余地がない。彼は韓国の監督としては初めて世界三大映画祭であるカンヌ、ベルリン、ベネチア映画祭で賞を受賞した。2004年、「サマリア」でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)、「うつせみ」でベネチア映画祭銀獅子賞(監督賞)、2011年、「アリラン」でカンヌ映画祭「ある視点部門

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  • ドイツでブームになりつつある「お酒を飲まない生き方」:朝日新聞GLOBE+

    ドイツのベルリンにあるZeroliq(ゼロリク)という名のバー。名前は「リキュールがゼロ」という意味ですが、それもそのはず、ここは「バーなのにお酒が提供されない」お店です。今年の3月、まさにドイツがコロナ禍に見舞われている最中にスタートを切ったこのバーはドイツで近年「お酒を飲まない生き方」をする人々から熱い支持を得ています。 少し前までは「お酒を飲まない」というと、何か「特別な事情」があるかのように思われていました。例えば妊娠中であるとか、アルコール依存症のため飲まないようにしているとか、病気を抱えているなど。上記のような「特別な理由」がない限り、またはイスラム教であるなど宗教上の理由がない限りは社交の場で「お酒は飲みません」と言っても、結局は周囲が人に「お酒を飲ませようとする」雰囲気が確かにありました。日の一部の若者のような「イッキ」こそあまり見られませんでしたが、「なんだかんだとお

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