メール送信クライアントやお問い合わせフォームのウェブアプリケーションの動作テストする場合、メール送受信環境が必要となる。メール送受信環境はどの組織でもあるが、実環境をそのまま利用すると、何かあった場合に問題となる。大抵閉じた環境を構築し、そこで動作テストするわけだが、メール送受信環境の構築は正直めんどくさい・・・あまり構築する機会がないと、設定の仕方も忘れることもしばしば。いい機会なので、構築手順をまとめておく。 環境 送信側ホスト mails から受信側ホスト mailr にメールを送信する環境を作成する。この環境は VMware Server の HostOnly ネットワーク(VMnet1)で構築することで、物理ネットワークから隔離する。Postfix、BIND といったサーバソフトウェアは Ubuntu パッケージからインストールしている。メールの宛先ドメインには example.