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ブックマーク / medium.com/@kuranuki (3)

  • がっかりされる話。「手っ取り早い成功の秘訣」か「時間のかかる地道な努力」か

    講演などすると、質疑応答や懇親会で聞かれるのが「最初どうやったのか?」「最初からそんなことができたのか?」ということで、それに真摯に答えると、わりとがっかりされてしまうという話。 私たちには営業がいなくて、100%お問い合わせで始まるインバウンドマーケティングをしているという話をすれば、「最初はどうしたんですか?」「最初からお問い合わせでお客様はこないですよね?」と。 確かに、いきなり今のスタイルでビジネスができた訳ではなくて、それまでの歴史があって今がある。さて「最初」とはいったい、どこまで遡って話すべきか、と思いつつ、それまでの歴史を説明をする。 たとえば、私が「アジャイル開発」の文脈で、これまでずっと色々な活動やブログ、講演などをしてきて、10年以上の時間をかけて多くの方に知って頂く機会をもって、その上で、起業したのでその時点で、既にけっこうな方に注目して頂けたというのが大きいはず。

  • 報告よりも相談すること

    仕事を任せた側からすると、すべて終わって報告だけされるよりも、段階的に相談される方が嬉しい。相談することは恥じることではない、と思ってほしい。 報告されると任せた側は良いか悪いかの評価しかできないけど、相談されると一緒に考えられるし、一体感も出てくる。それが嬉しい。 もう何をすれば良いかわかっているような「作業」については報告だけで良い。だけど、目的を共有して自分の頭で考えないといけない「仕事」を任せるときは、報告だけだとつらいのだ。 「仕事」なら任せた側も最終的な成果物が見えない中で任せているので、どうなるのか不安もある。とはいえ、任せたなら、あまり口出しをするのもどうかと思っている。 相談がまったくなくて報告だけがあるのは、目隠しをされて目的地に連れて行かれている気分になる。到着地点で、ここは違うとしか言えなくなるのだ。一か八かみたいな感じ。 だから結果を報告するもっと前に、任された側

  • 中間管理職のいらない世界。

    私はよく小さな会社が良いと言っている。特に、クリエイティブな仕事や問題解決の仕事をする人たちの会社は、頭数が多いことで価値が高まる訳ではないから、小さくて良いのだ。 お客様と社員が満足して仕事ができることが一番だ。投資家じゃないんだから、スケールしないからって別に良いんだよ。 小さい方が信頼関係が築きやすい。小さい方がサボる奴が出てこない。小さ方が助け合いができる。小さい方が共通の価値観だけで集まれる。小さい会社だと良いことが多い。 しかし、小さいからといって、信頼関係があって、助け合い、サボることなく、共通の価値観で集まれるかというと、そうではない。ただ小さければ良いという訳ではなさそうだ。 その質は「中間管理職がいないこと」ではないか、と考えている。 チームのメンバーが働きやすいようにすること、仕事に邁進できる環境をつくること、それがマネージャの来の役割だったはずだが、中間管理職に

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