2015年10月1日18時、大阪市北区のリーガロイヤルホテル。国政新党「おおさか維新の会」結成の記者会見で、大阪維新の会の橋下徹代表と松井一郎幹事長は、袂を分かつことになった「維新の党」を徹底批判した。 「維新の党といろいろありまして…」と切り出した橋下氏は、「偽者の維新になってしまいましたから、本物の維新を作る必要があります」と強調。「徹底した改革をおこなっていく」「国会議員を集めにかかりますので、維新の党の国会議員とは激しい政治闘争になるかと思います」と宣言したのだ。 まさに“橋下節全開”という感じで、メディアが垂れ流す“政治ショー”としての出来栄えはまずまずだったが、私の目には、「本物の維新」と胸を張る橋下氏らのこの離党劇は「官邸との合作シナリオによる茶番劇」「第二自民党(官邸別動隊)の旗揚げ会見」にしか映らなった。党代表選挙をめぐる一連の経過を振り返ると、こんな素朴な疑問が湧いてく
![【IWJ特別寄稿】「第二自民党の旗揚げ」でしかない「おおさか維新」立ち上げ会見 〜離党という名の「敵前逃亡」!安倍政権の"下僕"(補完勢力)を買って出た橋下徹氏(ジャーナリスト・横田一) | IWJ Independent Web Journal](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/28d3d223f49b9400aacb9b83446ed3e285323871/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fiwj.co.jp%2Fwj%2Fopen%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F10%2F0f739f0abd3aa0370b7a6f6e156b15ff.png)