経営するラーメン店で乾燥大麻を持っていたとして、近畿厚生局麻薬取締部は5日までに、大麻取締法違反(所持)の疑いで、大阪市大正区の「Antaga(あんたが)大正」店長梶林洋介容疑者(32)を現行犯逮捕した。店はグルメ雑誌などで紹介される有名店だった。 取締部によると「5~6年前から、仕事の後などに吸っていた。家で吸えないので店に保管していた」と供述している。客への譲り渡しはしていないと説明している。 逮捕容疑は9月14日、財布の中に乾燥大麻約0・2グラムを入れていた疑い。店内の段ボール箱などから、計約11グラム(末端価格約5万5000円)が見つかっている。 インターネットの飲食店情報サイトに店側や客が掲載した情報によると、同店は濃厚なスープが人気という。(共同)