マイクロソフトのような大きな会社には、いくつもの切り口がある。その中で今、「個人向けの顔」としてもっとも大きな事業はなんだろうか? これが15年前なら、誰もが迷わず「Windows」と答えただろう。そして10年前でも、「Microsoft Officeが大きいけど、やっぱりWindows」と答えていたかもしれない。 しかし現在、マイクロソフトを象徴するコンシューマ・プロダクトは「Surface」と言える。マイクロソフトはクラウドとプロダクティビティツール(Microsoft Office)の会社であるが、それを象徴する存在は、Surfaceというハードウエア群になっている。 10月2日にマイクロソフトがNYで行った発表は、そうした姿をはっきりと感じさせるものになっていた。 あのマイクロソフトがOSにこだわらなくなった 一番の話題はやはり、「2つの2画面」。「Surface Neo」と「Su
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