キーボードとか、あとは楽器の補助具を自作したりだとかでもいいけど、とにかく、インターフェースに拘泥して、あれやこれや工夫している時間って、幸福だよなぁ、と、ふと思ったのであった。 考えてみれば、それはそうだよな。 体というものは生き物で、意識はその付随現象に過ぎない。その付随現象に過ぎない意識というものは、あまり出来がよくないから、本体である体が嫌がっていても、気づかずに体に無理を強いたりする。 インターフェースについて、実際に体を使いながらあれこれしている時間というのは、体のために意識を従属させているわけで、生き物としては、非常に楽な、無理のない協力関係が成り立っている、とか、考えられるのではないかと思い。