河井案里氏令和元年の参院選広島選挙区の買収事件をめぐり、公職選挙法違反で有罪が確定し、当選無効となった河井案里元参院議員(48)が20日、東京都内の自宅マンションで睡眠薬を大量に服用し、病院に搬送されていたことが21日、捜査関係者への取材でわかった。命に別条はないという。 警視庁渋谷署によると、20日午後6時半ごろ、河井元議員の親族から「河井元議員から『さようなら』などと自殺をほのめかす連絡があった」などと110番通報があった。警察官が渋谷区内の河井元議員の自宅マンションに駆けつけると、室内で意識がもうろうとした状態で倒れているのを発見した。