日本レコード協会は26日、ファイル共有ソフト「Cabos」の悪用による著作権法違反で初の逮捕者が出たと発表した。香川県警察本部生活環境課および高松南警察署が25日、音楽ファイルを違法アップロードした高松市在住の飲食店経営の男性(33歳)を逮捕した。 逮捕された男性は、2009年12月12日から同15日までの間、デフスターレコーズが著作隣接権を持つ楽曲データを、権利者に無断でCabos(Gunutellaネットワーク互換)を通じて不特定多数がダウンロードできる状態にしていた。男性は容疑を認めており、Cabosを利用した著作権法違反の逮捕者は国内初の事例になる。