ブックマーク / gendai.media (21)

  • 爆上がり…WEB面接サービス「HARUTAKA」の誕生秘話(夏目 幸明) @moneygendai

    コロナ禍の影響で働き方が一気に変わる中、各企業が四苦八苦しているのが採用面接だ。リモートでも学生の人柄や能力を適切に把握したい。そうした需要を受け、業績を急激に伸ばしているのが、WEB面接ソフト「HARUTAKA」を販売する「ZENKIGEN」だ。 サイバーエージェントの藤田晋社長、ソフトバンクの孫正義会長の薫陶を受け、NHKをはじめ多くのニュース番組で取り上げられている野澤比日樹社長(44歳)に話を聞いた。 「WEB面接」の強み 「HARUTAKA」は、いままでありそうでなかった面接のサービスです。 まず、企業側は履歴書だけでなく、応募者の動画を使った自己紹介も受け付け可能です。すると、文章が苦手な方もエントリーしやすくなり、企業側も志望者の表情までわかるため人柄をより理解できるようになります。 また面接をWEB経由にすると、地方の方もエントリーしやすくなり志望者が急増するというメリット

    爆上がり…WEB面接サービス「HARUTAKA」の誕生秘話(夏目 幸明) @moneygendai
  • 30代で年収1000万円「製薬会社MR」の苦悩…そのキツすぎる現実(井高 恭彦) @moneygendai

    コロナ禍が追い打ち 30台で年収1000万円はとくに珍しくはない。製薬企業のMR(医薬品情報担当者)は高収入ランキングで常に上位に入る専門職種だ。しかし、ここにきて雇用不安が広がっている。 MR業務に対する公的な規制が強まるとともに、所属する製薬企業のビジネスモデルが激変。さらに今回の新型コロナウイルス感染症拡大が追い打ちをかけ、活動の場が急速にシュリンクしているのだ。 国内のMR総数は13年の約6万5752人をピークに減少に転じ、18年は5万9900人まで落ち込んだ。業務のリモート化が今後一層、進展すれば、減少傾向はますます加速化するだろう。 病院や診療所の診療室前でカバンを持って立っているスーツ姿の人を見かけたことはないだろうか。患者でなければ、その人はおそらくMRだ。医師との接見を待っているのだ。 製薬企業にとってMRは、ユーザーである病院や薬局との間をつなぐ重要なパイプ役だ。ただ、

    30代で年収1000万円「製薬会社MR」の苦悩…そのキツすぎる現実(井高 恭彦) @moneygendai
  • ビジネスマン必修、厄介な相手を思いのままに動かす「スゴい法則」(木村 和美)

    ビジネスマン必読の書として知られるカーネギー『How To Win Friends and Influence People』(邦題『人を動かす』創元社/山口博 訳)。 『英語で学ぶ カーネギー「人の動かし方」』(講談社現代新書)では、その原書の初版から厳選したアドバイス(法則)を英文で示しつつ、それらにまつわるエピソードを解説しています。 人間関係力と英語力の両方を同時に鍛えられる書の中から、今回は「相手を説得するための法則」をご紹介します。あの大物政治家も実践していたという、カーネギーの法則とは? ビジネスマン必読!『人を動かす』とは? デール・カーネギー(1888~1955)は、1990 年、アメリカのフォトジャーナリズム誌『LIFE』で"most influential Americans of the twentieth century"(20 世紀でもっとも影響力のあるアメリ

    ビジネスマン必修、厄介な相手を思いのままに動かす「スゴい法則」(木村 和美)
  • やはり独り勝ち、世界の自動車メーカーはトヨタにひれ伏すのか?(大原 浩) @moneygendai

    厳しい環境に直面しているのは同じだが…… トヨタ自動車は5月12日、2020年3月期の決算発表を行った。 2020年3月期の売上高は29兆9299億円(前年同期比2956億円減)、営業利益は2兆4428億円(同246億円減)、当期純利益は2兆761億円(同1933億円増)である。 今回の中共(武漢)肺炎ショックが、ドル箱の米国を含めた世界的な営業活動にまだ大きな影響を与えていない時期の決算だから、日企業のトップクラスの決算として堂々としたものだ。 しかし、今期(2021年3月期)の見通しは厳しいものである。もちろん、今後の感染拡大や、為替レートなど大きな不確定要因はあるが、売上高24兆円(前期比19.2%減)、営業利益5000億円(前期比79.5%減)を見込む。 状況が不透明であるとして決算予想を発表しない企業が多い中で、あえて厳しい予想を発表したのは、役職員や関係者に危機感を伝えるため

    やはり独り勝ち、世界の自動車メーカーはトヨタにひれ伏すのか?(大原 浩) @moneygendai
  • 日本株のバブル相場、プロがひっそり儲けている「凄すぎる投資法」の正体(大川 智宏) @moneygendai

    株のバブル相場、プロがひっそり儲けている「凄すぎる投資法」の正体 キーワードは「半端者銘柄を狙え」…! 「異常」な日株相場 急騰相場もやや強めの調整で一服したように感じられるが、業績予想との比較では現在の株価は明らかにバブルを内包しており、異常なまでの高値圏で上下する不安定な相場が継続している。 このような環境下では、銘柄は一貫した投資効果を持ちにくいが、筆者の経験上、特に景気サイクルの転換点となりうる場面でよく機能する手法が思い当たる。今回の戦略のキーワードは、「コンセンサス・レーティング」と「アナリスト・リビジョン」という、アナリストの分析行動にかかわる2つのファクターだ。 まずは、一つ目のコンセンサス・レーティングについてである。 これは、「ある銘柄に張り付いている複数名の証券各社のアナリストの銘柄格付けの集計値」だ。ここで、この買いレーティングや売りレーティングをどう定量化す

    日本株のバブル相場、プロがひっそり儲けている「凄すぎる投資法」の正体(大川 智宏) @moneygendai
  • 昆虫食の時代が来る? 無印良品「コオロギせんべい」が大好評の背景(鷲尾 香一) @gendai_biz

    迫りくる「糧危機」の救世主 近い将来、“昆虫” が世界の料危機を救う、一つの手段となるかもしれない。 今、世界では人口増加や中所得国・低所得国の経済成長などを背景に、将来的に肉などの畜産物の需要増加が見込まれている。国連が発表した2017年の世界の人口は76億人だが、2050年には98億人に増加すると予測されており、そうなれば糧や水資源が不足するとみられている。 また、日のような超高齢社会では、健康寿命を延ばし、高齢者の身体機能の低下を抑制するためにも、生活の中で十分なタンパク質を摂取することが重要と考えられている。しかし、日は家畜の飼料などをもっぱら輸入に頼っており、飼料の国産化やタンパク源の多様化が大きな課題となっている。 こうした中で、新たなタンパク源として注目されているのが、“代用肉” や “昆虫” だ。 大豆など植物由来のタンパク質から作られた “代用肉” は近

    昆虫食の時代が来る? 無印良品「コオロギせんべい」が大好評の背景(鷲尾 香一) @gendai_biz
  • サイバーエージェント「217名の新卒リモート研修」大成功の秘訣(マネー現代編集部) @moneygendai

    今年4月に新社会人となった新卒社員は、新型コロナウイルス感染が拡大する中、先行きのみえない、不安な春を過ごしたことだろう。一方の企業側にとっても、4月は新卒社員を対象に研修を行うのが通例。対面での接触が制限されている中で、研修が未消化に終わった企業、実施を見送った企業も少なくないのではないだろうか。 そんな中、217名の新卒社員全員を対象に、研修の全日程を「フルリモート」に切り替え、断行した会社がある。「株式会社サイバーエージェント」だ。 フルリモートの研修方針が社内で決定されたのが、研修の前日のこと。「準備期間は実質ゼロ日」で、未完成のまま実施に踏み切ったという。 この前例のないフルリモート研修を、未完成の状態でどうやって実施したのか。そもそも、なぜやろうと判断したのか。ビジネスコースの新卒社員研修を担当した、採用戦略部・新卒採用チームシニアマネージャーの武内美香氏に話を伺った。 取材

    サイバーエージェント「217名の新卒リモート研修」大成功の秘訣(マネー現代編集部) @moneygendai
  • 「ピンチの時こそ方向転換して稼ぐ」29歳OL・コロナ時代の副業論(マネー現代編集部) @moneygendai

    「ピンチの時こそ方向転換して稼ぐ」29歳OL・コロナ時代の副業論 週末モデル、営業代行、UberEats… モデルといえば、芸能事務所に所属し、日々レッスンを積んで……というイメージがあるが、それはもう過去の話なのかもしれない。 近年、会社員をしながら週末だけモデルとして活動している女性たちが増えている。動機は、モデルという職業への憧れか、それともお金を稼ぐためか。実際にモデルを副業とする20代の女性に話を聞いた。想像よりも奥が深かった、彼女の語る副業論とは。 取材・文/音部美穂 撮影/山上徳幸 「週末モデル」で休日を有効活用 そもそも、副業モデルが増加した背景には、モデルを起用したい企業側とモデルになりたい女性たちを結ぶマッチングサービスの存在がある。 その一つ「週末モデル」では、20~30代を中心に様々な業を持つ女性たちが登録し、休日を使ってモデルの仕事に励んでいる。 IT系企業の営

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  • 人気から一転…「ファーストキャビン」が破産に追い込まれた理由(瀧澤 信秋) @moneygendai

    ホテル業界に衝撃走る…! コロナショックで大きな影響を受けているホテル業界。特に緊急事態宣言以降、連日のように休業・廃業・倒産といったニュースを耳にする。 様々なニュースの中でとりわけ衝撃的だったのが「ファーストキャビン」の破産だ。報道によると、(株)ファーストキャビンと関連会社4社が4月24日に東京地裁へ破産の申請、負債総額は11億3082万円(2019年3月期決算時点)という。 ファーストキャビンを知らないという方のためにどのような宿泊施設か解説しておこう。 まず、法律的には旅館業法の簡易宿所区分にあたる施設。簡易宿所とはカプセルホテルやホステル(ゲストハウス)が当てはまり、ファーストキャビンは専用のユニットを利用したカプセルホテルと言える形態だ。 ただし、一般のカプセルホテルが上下二段で奥行きがあり、寝る体勢で滞在することが前提であるのに対し、ファーストキャビンは上下の空間を確保した

    人気から一転…「ファーストキャビン」が破産に追い込まれた理由(瀧澤 信秋) @moneygendai
  • 市場半減の出版不況でも、紀伊國屋書店は「11期連続黒字」のワケ(米津 香保里)

    書店業界はいま逆風だ。1990年代に約2万3000店あった書店数は半減。紙の出版販売額もピークだった1996年の2兆6563億円から2018年の推定額は1兆2921億円と半減している。 しかし、紀伊國屋書店は、その中にあって一人気を吐いている。紀伊國屋書店の数字を見ると、その堅調ぶりがよくわかる。直近2018年8月期の単体売上高は1031億4400万円(連結では1221億9700万円)、11期連続で黒字。多少の利益増減はあるものの堅調に推移している。市場を大きく縮小させている書店業界にあって、しぶとく数字を維持している。 なぜ、厳しい書店業界にあって、紀伊國屋書店は手堅く業績を維持しているのか。そのカギが海外展開にあるのだ。 ジム・ロジャーズ氏のトークイベントに150人が殺到 「ここは1日いても飽きないな」。これは、筆者が紀伊國屋書店シンガポール店を訪れた際の第一印象だ。 紀伊國屋書店シ

    市場半減の出版不況でも、紀伊國屋書店は「11期連続黒字」のワケ(米津 香保里)
  • 「超地域密着」で月間450万UU、年間売上13億円を実現――信頼と愛着あるメディアのつくりかた(佐藤 慶一) @gendai_biz

    「『Dichtbij』はオランダで最高で最大のローカルメディアだよ。よく見つけたね!」 フェイスブックでメッセージを送ると、すぐに担当者から返信があった。8月初めにオランダのメディア取材をするにあたり、どうしてもはずせなかったのがローカルメディアだ。 人口1700万人弱、面積は九州ほどのコンパクトな国だからこそ、地域情報を発信するメディアの役割は重要だと感じ、いちばん大きなローカルメディアを調べていたところDichtbijに出会った。 「8月3日は社に編集者が全員集まってミーティングをする日で、4日はアムステルダムに編集者が数名集まる予定だけれど、どちらが都合いい?」 Dichtbijでは月曜と金曜は全員が社に集まり、そのほかの曜日はそれぞれの都市で仕事をするのだという。せっかくなので、首都・アムステルダムから電車で30分ほどの距離にある北部の都市・アルクマールに構えるDichtbij

    「超地域密着」で月間450万UU、年間売上13億円を実現――信頼と愛着あるメディアのつくりかた(佐藤 慶一) @gendai_biz
  • バフェットの師匠が教える「粉飾決算の見分け方」(大原 浩) @moneygendai

    企業の「偽装」はいつまでも続く…… 最近では、子会社の東芝ITサービスで、2019年4~9月期に売上高に200億円規模の架空計上(循環取引)があったことが判明した東芝。 歴代3社長が有価証券報告書に架空の利益を計上したとするスキャンダルで世間を騒がしたにもかかわらず、反省が足りないとしか言いようがない。 東芝の全般的な問題点については、12月15日の記事「“サザエさんを失った”東芝はどこまで大迷走するのか」を参照いただきたい。 また、民主党政権下で不明朗な「破たん処理」を行ったJALにも、過去のさまざまな会計疑惑が浮かんでいる。 上場大企業といえども「粉飾」「不正会計」「偽装」問題はしばしばおこる。このような問題に関して、投資の神様ウォーレン・バフェットはどのように対応しているのであろうか? それは、「ゴキブリが1匹だけのはずがない」という一言に集約される。 キッチンの床に不幸にも這いだし

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  • 大手企業・老舗企業の意外な収入源…「不動産賃貸業」が会社を救う?(長谷川 高) @moneygendai

    人口減少、供給過剰、信用収縮……転換期を迎えている不動産業界。これからの時代を生き残るには、今の常識をアップデートする必要がある。不動産コンサルタントで、新刊『不動産2.0』を発表した長谷川高氏によれば、大手企業・老舗企業が今、続々と不動産賃貸業に進出しているという。彼らの「生き残り戦略」の実態について語ってもらった。 業だけでは厳しい時代 私はこれまで、いくつかの出版社と仕事をしてきました。かつては出版業界に関する知識がまったくなかったため、出版社の人と知り合うたびに、「貴社ではどんな小説を出しているのですか?」という質問をしていました。出版社といえば、文芸小説を出版するものと思っていたからです。 ところが、あるとき、とある出版社の方に質問をしたところ、「うちは小説は出せないんです」という答えが返ってきました。 というのも、ビジネス書はある程度の部数が売れるという見込みが立つそうですが

    大手企業・老舗企業の意外な収入源…「不動産賃貸業」が会社を救う?(長谷川 高) @moneygendai
  • セブン-イレブン凋落のウラで、丸井が小売業界で大躍進のワケ(大原 浩) @moneygendai

    バフェットも苦しんでいる 9月20日の記事「GAFAなんかに投資した神様・バフェットは大丈夫なのか?」で述べた様に、「投資の神様」と称されるウォーレン・バフェットもすでに89歳という高齢であり、時代の変化についていけていないのではないかという不安が感じられる。 もちろん「バフェット流」の質部分は「永遠不滅」とも言えるが、不思議の国のアリスの「赤の女王」の逸話にもあるように、「走っているからこそ同じ位置にとどまれる。止まってしまえば、回転リングの上のハムスターのように後ろに押し流される」のも事実である。 そもそも、バフェットが(部下からの強い推奨があったにせよ……)GAFAへの投資に踏み出したのは、「小売業をはじめとするバフェットが得意とする分野で投資対象を見つけにくくなってきた」という背景がある。 現在のバフェット(バークシャー・ハサウェイ)の投資金額は巨大で、人が「油田のように吹き上

    セブン-イレブン凋落のウラで、丸井が小売業界で大躍進のワケ(大原 浩) @moneygendai
  • ネット規制で奇怪に進化、中国独自の「SNS文化」が世界に拡大中(野口 悠紀雄) @gendai_biz

    中国では、独自のSNS文化が発達している。政治的影響も無視し得ない。ビジネスでは、重要なツールとして活用されている。最近では、中国発の動画メディアであるTikTokが、世界中の若者の間で広がっている。 インターネット規制で独自の発展 中国政府は、グレートファイヤーウォール(金盾)と呼ばれるインターネット規制を、2003年から稼働させている。 政府に批判的な団体のサイトは監視されており、アクセスしようとすると遮断されてしまう。このため、TwitterやFacebookなどの海外SNSは、中国国内では使用することができない。 また、一市民の書き込みでも、共産党を批判するキーワードが含まれていると、即刻削除され、ウェブサイトがブロックされる。 こうしたことから、中国には独自のSNS社会が発展した。 中国は、 新聞や雑誌が国民の間に広く浸透する時代を経験せずに、インターネットを用いたSNSの時代

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  • 講談社はなぜ「総合出版社」へと変貌したのか? シンプルな生存戦略(魚住 昭) @gendai_biz

    ノンフィクション作家・魚住昭氏が極秘資料をひもとき、講談社創業家・野間家が歩んできた激動の日々と、日出版界の知られざる歴史を描き出す大河連載「大衆は神である」。 社長となった野間省一は、「戦後生まれた女性誌のなかで最も秀逸」(大宅壮一)と評された『若い女性』を創刊。『群像』には新編集長を据えた。その後、美術書、週刊誌なども展開し、総合出版社へと変貌を遂げることに。その背景にあったのは……。 第八章 再生──総合出版社への道(1) 『若い女性』の創刊 左衛が亡くなって2週間後の昭和30年8月15日、未婚女性向け新雑誌『若い女性』が講談社から発売された。 当時の婦人誌は『婦人倶楽部』『主婦の友』のような家庭婦人向けが中心で、17〜18歳から22〜23歳の独身女性向けの実用雑誌はまだ出現していなかった。こうした未開拓の層に対象を絞り、彼女らが憧れるファッション中心の総合誌をつくろうというのが創

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  • 20年で市場規模3倍「図鑑」の人気が大復活している理由(飯田 一史) @gendai_biz

    クリスマスによく売れる子ども向けのの代表格と言えば、図鑑である。 いま、図鑑のありようは、旧来の「動物」「恐竜」といったカテゴリー(ジャンル)別に写真やイラストを並べただけのものから多種多様なものへと変化し、市場としても2009年から大きく動いている。従来は小学校低学年を中心にした市場だったが、最近では下は就学前の幼児から小学校高学年まで、幅広い年齢層に受けるものも増えてきた。 テーマ型図鑑の元祖『くらべる図鑑』 きっかけは、小学館が2009年に刊行した『小学館の図鑑NEO+くらべる図鑑』が、シリーズ累計120万部におよぶ大ヒットになったことだ。 これは「身近なものから宇宙の果てまで、いろいろなものを比べることで新たな発見と驚きの扉を開く」ということがコンセプトの図鑑で「いちばん大きな動物は?」「いちばん速い乗り物は?」といった疑問に答えるスタイルで構成されている。 たとえば25メートル

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  • 孫正義はやっぱり面白い! 大言壮語の人間・孫正義の「なま声」公開(井上篤夫) @moneygendai

    孫正義はやっぱり面白い! 大言壮語の人間・孫正義の「なま声」公開 7000億円の赤字にめげない「音」 作家の井上篤夫氏は、1987年に孫正義に初インタビューして以来30年余にわたって密着取材を続けている。「事業家と作家」として深い交流関係にある井上氏が、今回『孫正義 事業家の精神』を上梓した。 この作品は、井上氏が30年余の取材で得た事業家・孫正義の発した言葉や行動を「36篇のヘッドライン」としてまとめたものである。ソフトバンクグループを売り上げ9兆円企業に育て上げた風雲児・孫正義は、何を考えて、どこに行こうとしているのか――。以下、井上篤夫氏の寄稿である。 「起業家っていうのはクレイジーでなきゃいけない」 ソフトバンクグループ代表取締役会長兼社長の孫正義は、自らを「事業家」だとする。 私はかつて「起業家は事を起こし、事業家は事を成す。経営者は事を治める」と聞いた。 今回、改めてインタビ

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  • 中国人が熊本ラーメンを爆食い?「味千ラーメン」強さの理由(岡本 ジュン) @moneygendai

    世界一は一蘭でも一風堂でもない 東京の有名ラーメン店がパリやニューヨークに進出し、今や日ラーメンは世界が注目するところとなった。海外のフーディ達がSNSラーメンべ歩きをアップするのももはや当たり前となっている。 そんな世界に誇る日ラーメンの中でも、世界一有名なラーメンチェーン店はなんと東京でも博多でもなく、熊にあった。重光産業株式会社が手がける「味千ラーメン」だ。 熊を中心とする味千ラーメンはフランチャイズ展開により、日国内に74店舗、海外14ヵ国に819店舗、合計893店舗を持つ(2019年12月19日現在)。 国内よりも海外の店舗数が多いというグローバルなラーメン店。ヨーロッパにおいてはイタリアやフィンランドといった、およそラーメンのイメージにはほど遠い国から、モンゴル、シンガポール、タイ、マレーシアなどのアジア圏、北米のアメリカやカナダはもちろん、はるか中米のパナ

    中国人が熊本ラーメンを爆食い?「味千ラーメン」強さの理由(岡本 ジュン) @moneygendai
  • アマゾンに逆風か…ビジネスモデルの「根幹」が揺らぎかねないワケ(北野 唯我) @moneygendai

    アマゾンは「ペイン型」のビジネスモデル これまで世のビジネスパーソンが抱える悩みを鮮やかに構造化し、救いの手を差し伸べてきた北野唯我さん。デビュー2作で累計26万部を達成し、その驚異的な売れ方で「令和のビジネスリーダー」と呼ばれている。その北野さんが、このほど最新刊『分断を生むエジソン』を上梓した。 組織づくりのプロフェッショナルとして、北野さんがこので伝えようとしているのは、世の中や職場に分断が生まれてしまう仕組み、そのなかでリーダーが果たすべき役割についてだ。そんな新刊から、立ちはだかる壁に挑み続けるビジネスリーダーに必要なエッセンスを短期集中連載でお伝えしていく。今回は「最強」と呼ばれるアマゾンのビジネスモデルの正体について解説してくれた。 アマゾンの企業戦略を解説した書籍は書店に山ほど並んでいますが、その支配力の正体について質的理解にまで及んでいる書籍はほぼ見かけません。重要な

    アマゾンに逆風か…ビジネスモデルの「根幹」が揺らぎかねないワケ(北野 唯我) @moneygendai