タブレットPCは、利用者(従業員)から見た場合に生産性向上というメリットがある。しかし、その管理とセキュリティの責任を負うIT部門からすれば不安をかき立てる存在でもある。企業の裏口をすり抜けて会社のネットワークに接続される不安は特に大きい。 従業員がWeb接続端末として、あるいは個人的なメモ帳としてタブレットPCを使っている限り、管理職がそれほど心配することはない。しかし心配なのは、不注意でここから悪質なモバイルアプリケーションやコードが入り込み、結果として会社のネットワークに害を及ぼす可能性があることだ。 関連記事 タブレット端末のリスクとセキュリティ対策 タブレット特有のリスクを回避する7つのベストプラクティス iPad、BlackBerry、iPhoneの徹底管理で実現するモバイル戦略 米AppleのiPadのようなタブレットは、ユーザーがインターネット上のアプリ販売ストアを通じて多