いわゆる問題解決の基本動作の一つに論点(イシュー)を明確化することが挙げられる。論点とは文字通り、何を論じるべきかを明確にしたステートメント(一文)である。議論をする際には必ず論点が明確になっている必要がある。しかし現実にはこの論点に沿って物事を議論することは難しい。論点思考ができるには結局のところは慣れではあるが、いくらかのコツは存在するので本エントリでは自分なりのコツを述べていきたい。 一つ目は論点には必ず「べき (Should)」を入れる必要がある。理由は「べき」が入ってると判断を含む行動に結びつくためである。物事を議論する目的は詰まるところ結論、すなわちアクションを明確化することにある。そのため、原則としてどのような論点でも、強引にでも必ず「べき」を入れる習慣を身に付けるべきである。強引にと述べたのは、陥りがちな傾向として論点を分解したサブ論点で「べき」が消えることが多いためである
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