韓国料理といえば、机いっぱいに並んだ「パンチャン」(副菜)が有名だ。これらのパンチャンは無料で提供されるのが一般的だが、実は大半が別の客の食べ残しであったことが明らかになった。ソウル市の各区では残ったパンチャンの「使いまわし」を禁止するキャンペーンを展開している。ソウル新聞などが伝えた。 道峰区では、食べ切れなかったパンチャンを包んで持ち帰ったり、初めから量を半分にして価格も半額にするなどの運動を展開している。 そのほか城東区ではバイキングのように、客が食べたい分だけ取れるようにするシステムを推進中。江南区では502のレストランが参加して、「使いまわしNO」キャンペーンを進めている。共通のゴミ箱を用意しておき、客が帰る際に目の前で捨てるというものだ。 政府は現在、パンチャンを使いまわしたレストランに営業停止や罰金などのペナルティーを課す関連法の成立を目指しており、同運動がごみの削減や