子どもの心の診療の中から思うこと、感じることを 綴っています。 (なお、投稿記事の内容はプライバシーに配慮しています) ゴールデンウイークも終わり、仕事再開! 連休が続くと診察も時間がかかってしまって、私がリハビリしないとですね・・・。 私の外来にやってくるこどもたちの中には、ADHD(注意欠如・多動性障害)の診断基準を満たす子たちが数多くいる。その特徴は①多動性②衝動性③不注意性で表され、その特性により家庭・学校などで「問題児」として扱われてしまうことが多い。 そんなADHD児のこころの真相に迫ろうと思い、私の思いを綴ってみた。 ADHDの子どもたちの話に耳を傾ける。 「周りがだらけてるとぶっとばしたくなるんすよ!ちゃんとやれよ!って」 「でもそれでイライラしちゃう自分が悔しいっす」 彼らは、何事にも絶対に妥協を許さないと強く願っているのに、それを遂行できないジレンマに慢性的に苦悩してい