米ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種間隔を長めに空けたほうが抗体レベルが総じて高まることが、英国の研究で分かった。写真はファイザーのロゴと注射器・バイアル瓶。6月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic) [ロンドン 23日 ロイター] - 米ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種間隔を長めに空けたほうが抗体レベルが総じて高まることが、英国の研究で分かった。ただ、1回目の接種後に抗体がいったん大きく減少する。
トキソプラズマ症を引き起こす寄生虫トキソプラズマ(緑色)をとらえた透過型電子顕微鏡(TEM)の着色写真。 Image from Moredun Scientific Ltd./Science Source/Photo Researchers チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。 トキソプラズマは通常はネコに寄生する。巧みな戦略をとることで知られ、ネコからネコへ感染するのにネズミを媒介とし、寄生したネズミの行動を変化させてネコに食べられやすくすることで新たな宿主に乗り移る。 ネコに食べられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなると
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新型コロナのワクチンでアナフィラキシーがあったという報道を連日みかけるようになっています。そんな状況で、『ポリエチレングリコール』という物質名をよく聞くようになりました。 ポリエチレングリコールとはどんな物質なのでしょうか? アレルギーを起こしやすい、リスクの高い物質なのでしょうか? 今回は、新型コロナワクチンに使用されているポリエチレングリコールに関して、簡単に説明してみたいと思います。 車全体の設計図(DNA)と、その部品のひとつであるハンドルの設計図(メッセンジャーRNA)。 現在日本で実施がはじまっているファイザー社のワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)を利用しています。 mRNAとはどんな物質なのでしょう。 長めになりますが、ちょっと例え話をしてみますね。 ここに、車の設計図があるとしましょう。 車は、エンジンやハンドル、ドアの取っ手…さまざまな部品からつくられます。 で
緊急事態宣言の延長を国民の9割以上が望む中[日本経済新聞世論調査]、菅政権は緊急事態の延長を決めました。感染が急激にピークアウトしていく中での緊急事態宣言の延長は、元を正せば、すべては客観的な新型コロナ感染の予測手法がないためと考えられます。 思えば、コロナ禍を通して、疫学の専門家でもない医師会・医クラ・マスメディア・文化人・自称ジャーナリスト・ヤフコメ等は、反証不可能な個人の勘だけを根拠にして、あたかも全知全能の神のように、悲観的な予言をふりかざしては国民や政府に説教を続けました。 一方、疫学の専門家も、最も重要な緊急事態宣言の効果を検証することなく、相変わらず実態を反映することができない古典的な感染モデルを使って数字の遊びに近い予測を行ったり、木を見て森を見ない些細な各論に突き進んでいったり、大衆がスケープゴートにしているGoToトラベルを無理に分析したりするなど、社会的な責任を十分に
昨今、陰謀論に関する議論が盛んに行われている。陰謀論の厄介さは、「陰謀論に騙されるな」という言葉に対して「あなたの方こそ陰謀論に騙されている」という、対話困難な状況が生まれることにある。 本稿では陰謀論の内容の是非ではなく、広く「陰謀論にハマっている」と思われる人に対して、読者自身がどのように関わり得るかについて考察していきたい。 陰謀論は昔から存在する 陰謀論を広義に捉えれば、「誰かが裏で世の中を操っている」と考える思考を指す。古くは中世の魔女裁判など、陰謀論自体は今にはじまったことではないが、主に社会不安を背景に生じているとすれば、昨今の陰謀論の蔓延も理解可能である。 現代においても、海外で話題となり、Netflixで配信されているドキュメンタリーの題材となっている「地球平面説」など、この世の法則に関するさまざまな陰謀論が存在する。とりわけ2020年の米大統領選を契機として、「Qアノン
マスメディア報道のメソドロジーマスメディア報道の論理的誤謬(ごびゅう:logical fallacy)の分析と情報リテラシーの向上をメインのアジェンダに、できる限りココロをなくして記事を書いていきたいと思っています(笑) 過去記事[東京で何が起きているのか/第三波のコロナ空間分布]では11月下旬に暫定ピークをつけるまでの東京23区におけるコロナ第三波の新規陽性者の空間分布を時系列順に示し、感染の広がりを分析しました。今回は、年末年始において観測された新規陽性者の急上昇及び急下降を含め、第三波の挙動を総合的に分析してみたいと思います。 関連記事 [関西/第一波] [関東&東京23区/第一波] [東京23区/第二波] [東京23区/第三波(暫定)] 図-1は、第二波および第三波の新規陽性者数と実効再生産数を示したものです。本図には、実効再生産数の増減挙動の判定指標として私が着目している最低気温
<米タフツ大学の研究によると、公共の場にある物の表面を触れることから新型コロナに感染するリスクは、0.05%以下で、飛沫やエアロゾルを吸い込むことによる感染と比べて低いことが明らかになった......> 物の表面を介した感染リスクは0.05% 新型コロナウイルス感染症の流行により、マスク着用、対人距離の確保など、「新しい生活様式」を私たちが取り入れるようになってまもなく1年になる。中でも、頻繁な手指消毒や、ドアノブなど人がよく触れる場所の消毒などに時間を費やしている人も少なくないだろう。 しかし米タフツ大学の研究チームが米国のマサチューセッツで行った調査によると、公共の場にある物の表面を触れることから新型コロナに感染するリスクは、「1万分の5以下」(0.05%以下)であり、飛沫やエアロゾルを吸い込むことによる感染と比べて低いことが明らかになった。 英デイリーメールなどが伝えた。研究結果は、
ハンガリー人医師ゼンメルワイス・イグナーツは消毒の先駆者だったが、手洗いを医療の改善と結びつけて説いたことで嘲笑された。(PHOTOGRAPH BY GL ARCHIVE, ALAMY) 中国武漢で謎の肺炎の集団感染が報告されてから1年あまり。コロナウイルスの素早い特定に始まり、次々とワクチンが開発されるなど、未知の病原体に挑む研究や対策の速さには驚くべきものがある。 ギャラリー:ペストからコロナまで【感染症、歴史の教訓】画像20点 それもこれも、過去からの積み重ねがあったおかげだ。ただし、それらすべてが当初から正しく評価されたわけではない。ここでは、新型コロナウイルス感染症に関係する重要な発見をしたにもかかわらず、不遇だった2人の研究者を紹介しよう。 1人目は、手洗いの大切さを発見した“消毒の父”ことハンガリー人の医師ゼンメルワイスだ。手洗いに感染症を防ぐ大きな効果があることは、いまや誰
昨年12月、国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)のスーパーコンピューター「富岳」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーションが発表された。 これによれば、感染していればウイルスを他者にうつす可能性のある「吐き出し飛沫量」のカットは、不織布マスクで約80%、ウレタンマスクは約50%。うつされるかもしれない「吸い込み飛沫量」は、不織布が約70%、ウレタンは約30~40%しかカットされないらしい。 以来、街中や電車内でウレタンマスクをしている人を注意する、「ウレタンマスク警察」と呼ばれる人まで現れていると報じられている。行き過ぎた”警察行為”は厳に慎みたいところだ。 しかしながら、専門家からは「ピッタリ装着できるウレタンマスクは脇漏れしないものの、不織布は脇が開いている人が多いので(効果は)あまり変わらない」といった意見も。口元がゴワゴワせずつけやすく、色も選べてファッショナブルな
新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、個人的なフォロー推奨リストを参考にしていただけますと幸いです。 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基本的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 この冬、イギリスは新型コロナウイルスの(当国における)第三波に見舞われている。他の国と同様、感染者数だけで見るとこの第三波が最も大きくなっている。イギリスは人口当たりの被害が世界で最も高い国になりつつある。 さて、そのイギリスは夏ごろ「大量検査が根絶の鍵」として位置づけ検査能力を大増強していたことはご存じだろうか。 ジョンソン首相は大量検査の実施を「最優先
マイナンバーカードの健康保険証利用対応について 当院では、2023/3/31より、マイナンバーカードによる健康保険証利用対応が可能となりました。お持ちの方は、持参して頂くと、受付が速やかになりますので、是非ご利用ください。 ヒューヒューいうだけが喘息でなく、激しい咳も喘息の一環です。咳はただ「咳止め」を飲んでいるだけで治るとは一概に言えません。「風邪薬」「咳止め」をずっと飲んで咳喘息になっている方が、多く来院されています。咳を長引かせると体力を落とし、肺炎になっていることもありますので注意しましょう。 [初診の方へ] 初診の方は、平日は午前は10時半まで午後は16時半までに受付を済ませるようにお願い申し上げます。土曜日は11時半までとなります。 ※混雑状況によっては、受付終了時間が早まることがありますので、ご了承ください。
by Erich Ferdinand 人類は2万~4万年前に絶滅したとされるネアンデルタール人と交雑し、そのDNAを受け継いできたことが知られています。新型コロナウイルス(COVID-19)に関する研究により、現生人類が持つネアンデルタール人のDNAが「COVID-19の重症化と深い関わりがあった」ことが新たに示唆されました。 The major genetic risk factor for severe COVID-19 is inherited from Neandertals - 2020.07.03.186296v1.full.pdf (PDFファイル)https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.07.03.186296v1.full.pdf DNA Linked to Covid-19 Was Inherited From Nean
わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。※事業・集客コンサルやサイト構築のご依頼も絶賛受け付けております。得意な分野はECサイト構築や商品開発です。実例はこちら 本日のエントリーは、医者でも感染症の専門家でもない私が単にデータだけ見て「科学的見地」から書くものです。 科学的見地とは「法則性を見つけてそれから仮説を立てる」ものですので、エビデンスがあるものでもなく、単に仮説です。 しかしスウェーデンは「すでに集団免疫が成立したと思われる」と世界で唯一、勝利宣言をした国ですが、あれだって事象から推測された仮説です。集団免疫を抗体検査などで実証することはほとんど不可能でしょう。 まず、わたしの仮説の前にいま分かっているファクトをまずここ
わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では7月度の塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。 ※大きな仕事がふたつ終わりますので手が空きました。事業・集客コンサルやサイト構築のご依頼も絶賛受け付けております。 感染拡大ダガーとマスコミや小池百合子は騒いでおりますが、グラフのようにいくらPCR陽性が増えても重症者は増えません。こちらに書いたように東京だって高齢の陽性の人はたくさんいます。 なぜか、新型コロナで誰も重症化しなくなっているをデータで見る ウイルスが弱毒化した? 罹るべき人は罹っていまは自然免疫持ってる人ばかりだから と仮説は挙げましたが、このたびその理由がはっきりしました。しかも馬鹿みたいな理由でしたのでここで簡単にご説明申し上げます。 この謎を解けたのはこれを読
6月11日の次亜塩素酸水溶液普及促進会議記者会見をネットで見ていました。福崎教授の発表を聞いて次亜塩素酸水噴霧問題は解決したと思いました。ところが2日経っても報道がないので自分でツイートしてまとめました。 良い意味でコメント欄が本番。コメントしていただいた皆さん、ありがとうございます。
Y Tambe @y_tambe 昔、トイレの漂白剤の塩素系と塩酸系を2種類混ぜて、塩素ガス発生させた事故がありました。それ以降、「混ぜるな危険」の文字がでかでかと表示されるようになりましたが、次亜塩素酸水は、その「混ぜるな危険状態」にしたものと考えればOKです。さすがに塩素ガスでるほど酸性ではないが、殺菌力高め。 twitter.com/narumita/statu… 堀 成美 @narumita あ、すみません。次亜塩素酸ナトリウムの方で同じような質問がいくつもきていたので。よく読まずすみません。 口の中も粘膜ももともと菌もウイルスもいますし、それを全部なくすようなことはしません。ちょろちょろ使ってその目的をはたすとも思いません😃 twitter.com/Gr6fZz/status/… Y Tambe @y_tambe 「まともに消毒作用がある」次亜塩素酸水/次亜塩素酸ナトリウムは、
4月15日に、このまま人々の行動変容が無ければ、SARS-CoV-2感染者数が指数関数的に増加して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡者数が42万人に達するという予測が、専門家会議から示されていた*1事に関して、(1)現実化しなかった、もしくは、(2)過大な予測であったとと言う批判を見かけるのだが、(1)は頓珍漢だし、(2)は厳しすぎる要求に思える。 (1)に関してだが、人々の行動変容は確かにあったわけで、予測通りの結果が出る理屈は無い。3月末から飲食店などは営業自粛に追い込まれていった。川で泳いだら溺れる可能性があると注意を受けて川で泳ぐのをやめた人が溺れなかったとして、注意した人が責められるのはおかしい。また、指数関数的な増加は無かったと言う批判も見かけるが、3月下旬から4月上旬までの新規陽性者数の増加は指数関数的な軌道に確かに乗っていた。 (2)に関してだが、全人口の
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