同僚の佐伯記者とともに担当した2010年10月4日号の特集記事「部品不足を乗り切る」(関連ブログ)で,我々が目玉となるコンテンツの一つと考えているのが,部品調達体制の刷新に向けたソニーの取り組みです。当初は,機器メーカーの取り組みの一例として紹介する予定でしたが,同社への取材で興味深い話を予想以上に多く聞くことができたため,一つの部として独立させました。 ソニーは2009年に,全社およびソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)などグループ会社の部品調達を一括で担う「調達本部」を設立し,調達体制の大掛かりな見直しを進めています。その具体的な取り組みについてはぜひ本誌をお読み頂きたいと思いますが,その中核にあるコンセプトは「部品メーカーと戦略的なパートナー関係を築くこと」です。その背景には,ソニーのような大手メーカーにとっても「(部品メーカーに対して)かつてのようなナンバー・ワンの座に
オリオン技研株式会社(兵庫県尼崎市)は、医療向けのビデオ撮影用雲台として小型のCCDカメラや業務用ビデオカメラ、民生用ビデオカメラに対応した電動雲台「リモートヘッドRH20」と3軸の回転が可能な電動雲台「スリーディヘッド3D10」を発売した。 「リモートヘッドRH20」はPanasonic POVCAM(AG-HCK10G/AG-MDC10G)をはじめ、SONY まめカム(HXR-MC1)やその他小型CCDカメラの搭載はもちろん、民生用のビデオカメラも搭載可能。本体は軽量型なので簡易型のアームやポールにも取付けることができる。また、動作音は最も静音で、取付方法や雲台の仕様は利用環境に合わせてカスタマイズ可能となっている。 また、「スリーディヘッド3D10」もPOVCAMをはじめ、まめカムやその他小型CCDカメラを搭載可能で、本体がわずか790gなので簡易型のアームやポールにも取付けることが
Appleの新広告サービス「iAd」について、広告主であるローンチパートナーからの反応と、その後の広告提供の遅れに関して、以前にレポートした。その中でファッションブランドのChannelがiAdへの出稿を見送ったことを紹介したが、また別の企業がiAdへの参加を見送ったようだ。Business Insiderの10月2日(米国時間)の報道によれば、スポーツウェアメーカーのAdidasが、広告制作へのAppleの過度の介入を理由に、広告出稿を取り止めたという。 Business Insiderによれば、Adidasが引き上げたiAd広告キャンペーンの総額は1000万ドル以上で、米Apple CEOのSteve Jobs氏がたびたび広告制作に関して注文をつけてきていたようだ。ある業界エグゼクティブの話として、AppleがAdidasによるiAd広告プランについて3度目の差し戻しを行ったことがきっ
米国で10月4日にオープンした「Jungle」という携帯オンラインゲーム機のティザーサイトが話題になっている。ゲーム機の外観や対応サービスを披露する動画の最後にPanasonic Cloud Entertainmentとクレジットされており、米国パナソニックの子会社が手がけている製品であると報じられている。 現時点で公開されているわずかな情報をまとめると、Jungleはオンラインゲームを中心にしたエコシステムの構築を目標にしている。ゲーム機はクラムシェル型で、オンラインゲーム向けに設計されており、キーボードとタッチパッドを装備し、他のゲーム用コントロール機能もサポートするという。ティザーサイトでは、WebブラウザベースのMMO「Battlestar Galactica Online」を紹介しており、さらに「著名なオンラインゲーム開発者と新コンテンツの開発に取り組んでいる」としている。ブラウ
前の記事 刑務所内の電子機器:画像ギャラリー 『カバーフロー』でApple敗訴、賠償6億ドル 2010年10月 6日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネス Jacqui Cheng 米Apple社は10月1日(米国時間)、米Mirror Worlds社が起こした特許損害訴訟で敗訴し、6億ドル以上の損害賠償を命じられた。判決は、Apple社がMirror Worlds社の「ドキュメント・ストリーム」技術に関する特許を侵害し、『Cover Flow』機能と『Time Machine』機能で使用したとしている。 Mirror Worlds社は2008年にApple社を提訴した。Mirror Worlds社の持つ4件の特許(うち3件は「ドキュメント・ストリーム・オペレーティング・システム」特許により保護されている)を侵害したと訴えてのことだ。 これらの特許に記
複数拠点でネットを介して音楽セッションできるヤマハの「NETDUETTO」が正式リリース。家庭のPCと光回線を使い、音声の遅延をほとんど意識することなく、ネット越しにセッションできるという。 ヤマハは10月5日、複数拠点でネットを介して音楽セッションできる「NETDUETTO」(ネットデュエット)を開発し、Windows/Mac OS X向けソフトとして実装したと発表した。家庭のPCと光回線を使い、音声の遅延をほとんど意識することなく、ネット越しにセッションできるという。 サーバ上にある仮想的な「セッションルーム」に入室すると、同じルームにいる参加者と自動的に接続が確立され、双方向のオーディオのやり取りができる仕組み。 音声はサーバを介さず、端末間で直接通信。一定のバッファを保ちながら必要に応じて補正を行うなどダイナミックな通信制御を行うことで、ネットワークの揺らぎや送信側と受信側のクロッ
「CEATEC JAPAN 2010」が10月5日に千葉・幕張メッセで開幕し、各社が3Dテレビなど新製品や新技術を競っている。TDKは、裏側が透けて見える有機ELディスプレイを出展。携帯電話への搭載を想定しているという。京セラも、シースルーの携帯電話コンセプトモデルを展示。未来の携帯は“スケスケ”になるかも!? TDKの有機ELディスプレイは、薄いフィルム状で曲げられるタイプと透けるタイプの2種類。曲げられるタイプは3.5インチで、厚さが0.3ミリ以下、256×64ピクセル表示。腕時計や体に装着する健康器具への搭載を想定しており、カラーとモノクロ表示の2タイプを展示していた。 透けるタイプは2.4インチ、320×240ピクセル(QVGA)表示で、カラー映像を表示できる。透過率は50%で、ディスプレイの裏側にあるものが透けて見える。 携帯電話への搭載を検討。「携帯のカメラで撮影する際、ディス
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