昨今のビジネス実用書は二極化が進んできています。 めちゃくちゃ簡単な本と、めちゃくちゃ難しい本です。 簡単な本はとにかく図版やイラストを使い、改行をたくさんして余白を多くし、大きな見出しなどをたくさん挟んで、いわゆる「文字文字しさ」を軽減させています。 とにかくわかりやすく、サクッと読み切れるというやつですね。 いま私が電子書籍で読み進めている『ワーク・シフト』でも書かれているのですが、スマートフォンによって四六時中インターネットに接続するのが当たり前になりつつある現代の私たちの時間は「細切れ」になっています。 ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉 作者:リンダ・グラットン 発売日: 2012/07/28 メディア: ハードカバー よほど、本当に質の高い内容のものでない限り、私たちはおそらく、以前よりも「没入」することができなくなっている。そうなっている人