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2023年6月3日のブックマーク (3件)

  • 渡辺明という時代

    死んだように寝た。 渡辺明が敗れて、私は死んだように寝た。 第81期名人戦七番勝負第5局。18時53分、藤井聡太竜王が決め手となる一手を放つと、名人・渡辺明はすぐさま頭を下げ、駒を投じた。この瞬間、名人戦七番勝負が決着。藤井は名人位を奪取し、史上最年少名人、そして七冠を達成した。一方の渡辺は、唯一のタイトルだった名人を失冠。2004年以来、約18年半ぶりに無冠へと転落した。 重苦しい沈黙が対局室を支配した後、対局者へのインタビューが行われた。まずは勝者の藤井。いつもどおり、慎重に、丁寧に言葉が紡がれていく。一方、座して待つのは渡辺。藤井へのインタビューがひとしきり終わった後、ようやくマイクは向けられた。この将棋のこと、名人失冠のこと、そして無冠のこと。待ち続けた後に投げかけられる問いは、どこまでも厳しく、容赦がない。それでも渡辺は、こちらもいつもどおり、きっぱりと、はっきりと言葉を発してい

    渡辺明という時代
  • MLB強打者に聞くメッツ千賀滉大の“お化けフォーク”はなぜ打てない?「フォークはもちろん素晴らしい球だが…」「1年目のタナカと似てる」(杉浦大介)

    ニューヨーク・メッツの拠地シティフィールドでの登板後、千賀滉大のロッカー前では大勢のメディアが待ち受けるのが恒例になった。 ニューヨークでの5度の先発機会で、千賀の防御率は1.20。メジャーデビュー以来の拠地での5登板というくくりではチーム史上最高の数字であり、被塁打は1のみ、相手打線のOPS.433と内容的にもほとんど完璧である。“世界の首都”と称される大都市でこれほどの投球を継続すれば、地元での注目度も高まるのは当然だろう。 「ここには熱いファンがたくさん来てくれているので、その前でやられたくないなという気持ちが強いのもあるのかな。ピッチコムの音が聞こえなくなるぐらいの声援は初めて。(これからも)それくらいいい声援をもらえたらなと思います」 5月31日、フィラデルフィア・フィリーズ戦後に千賀はそう述べたが、実際にこの最新のフィリーズ戦でも恒例となった奪三振ショーは続いた。 “WB

    MLB強打者に聞くメッツ千賀滉大の“お化けフォーク”はなぜ打てない?「フォークはもちろん素晴らしい球だが…」「1年目のタナカと似てる」(杉浦大介)
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    around89n 2023/06/03
  • 【追悼】「関西最後の大物芸人」上岡龍太郎氏が58歳で芸能界引退した理由(ラリー遠田) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    元タレントの上岡龍太郎氏が、5月19日に大阪府内の病院で肺がんと間質性肺炎のため亡くなっていたことが発表された。81歳だった。 いま40代以上の一般的なテレビ視聴者であれば、上岡のことを知らない人はほとんどいないだろう。彼はかつて数多くの番組で司会を務めた人気芸人だった。 しかし、若い世代の中には彼のことをよく知らないという人もいるかもしれない。その理由は、上岡が2000年に引退を発表して、二度と表舞台に復帰することがなかったからだ。去り際があまりにも鮮やかだったため、下の世代の人にはその存在すら認知されていない可能性がある。 彼は人気絶頂期になぜ自ら引退を選んだのか。毀誉褒貶の激しい上岡龍太郎とはそもそもいかなる人物だったのか。その歩みを紐解いていきたい。 1942年、上岡龍太郎は京都府に生まれた。物心ついたときからラジオで流れてくる漫才や落語を熱心に聞いていた。中学生のときには時代劇に

    【追悼】「関西最後の大物芸人」上岡龍太郎氏が58歳で芸能界引退した理由(ラリー遠田) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    around89n 2023/06/03