それパクいよいよ最終回第10回目の簡単な法的解説と感想を書いていきます。未見の方にはネタバレになりますのでご注意下さい。 第10回目のネタは、第1回と同じ冒認出願(盗用した情報に基づく特許出願)でした。ハッピースマイルビバレッジが月夜野ドリンクの機密情報を盗用して冒認出願で特許取得し、月夜野に対して権利行使し、月夜野は情報盗用の証拠を見つけ出して、交渉し、ハッピースマイルに特許権を無償譲渡させるという流れはまったく一緒でした。今回は特許権侵害訴訟まで行った点が違いますが。 ネタの使い回しかあと思いましたが、よくよく考えてみると、第1回で冒認出願とはこういうものであると視聴者に説明しておいた上で、最終回の大ネタに持っていった方が親切ではありますね。 この手の専門分野を扱うドラマでありがちですが、「実は分割出願という方法がありますのでそれを使います」「こういった場合は官能評価を行えばよいのでそ