セガは、消防ヘリコプター搭乗を疑似体験できるフライトシミュレーター「エア・レスキュー・パイロット」を開発し、京都市内の防災センターにこのほど納入した。ヘリからの消火活動をゲーム感覚で体験できる。 実物の消防ヘリコプターの機体をベースにボディを作成した。機体前面に120インチのスクリーンを設置。リアルな京都の街並み・山並みを映し出す。画像には航空写真や国土地理院の標高データを活用したほか、有名な神社や建物は3Dで再現した。 ヘリコプターの操作や動きも本物に近づけた。操作は、操縦桿だけを使う「やさしい」と、操縦桿とレバーを使う「ふつう」、左右のペダルも使う「本格的」の3レベル。19インチのタッチパネルサブ画面も設置し、上空から見た地表の様子を表示したり、各種操作ができるようにした。 シミュレーションは音声指示に従って煙の立ちこめる山火事を消火する「消火活動」と、「被害状況調査」「救急搬送」「救
![京の山火事を鎮火せよ! 消防ヘリのフライトシミュレーター](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2dae5ff186cc7f872dc9bb3a1147529e3ff8d385/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0604%2F03%2Fyuo_sega_01.jpg)