“Trump’s Blood Sport Politics” 2018年2月2日付 ニューヨーク・タイムズ紙 私はウォールストリート・ジャーナルを何年も購読している。論説は割と保守的だが、私は政治的に無党派なので、ニュース価値だけに重点を置いて読んでいる。 だが先日、オピニオン面のある記事には反発を感じずにはいられなかった。カリフォルニアの高速鉄道計画の問題点を分析したもので、一つの側面に違和感を持った。書いた人は問題を「リベラル」のせいにし、リベラルという言葉自体を悪いレッテルのように使う。自分と違う意見の人は愚かだと決めつけているようだった。その発言自体、gratuitous(不必要な)ものだが、最近の政治における敵対的雰囲気の表れだとも感じた。 今回のニューヨーク・タイムズの記事は、そうした問題を指摘。スーパーボウルの開催を機に、スポーツと政治の関係をコメント。政治の著書もある記事の
“Labeling processed foods as 'clean' makes us feel safe. And that's a problem.” 2017年11月27日付 ワシントン・ポスト紙 米国ではclean eatingがトレンドだ。人工色素や香料、保存料を使わず、食べ物をできるだけ自然に近い状態で食べることを意味する。そのため「クリーン」イコール健康に良いと広く信じられている。そもそもクリーンイーティングを実践するなら、加工食品は避けるべきだ。が、便利さを求める米国人はhave their cake and eat it too(一挙両得)をしたがる。そのため化学的、人工的な材料が入っていない商品をclamoring for(求めて騒いでいる)のだ。それに応じて加工食品メーカーも製品のreformulation(組成変更、成分の見直し)に取り組み始めた。 しかし今回取
"Seriously, Equifax? This Is a Breach No One Should Get Away With" 2017年9月8日 ニューヨークタイムズ紙 これはconsumer credit reporting agency(消費者信用情報調査機関)であるエキファックス社から最大1億4300万人分の個人情報がbreach(漏えい)したことを問題視した記事だ。 筆者は記事をこう書き出している。「Equifax,you had one job.(お前に任せた仕事は一つだけなのに)」。映画「オーシャンズ11」でドン・チードル演じる泥棒が、防犯ベルの解除に失敗した仲間に放ったセリフだ。路面標識の塗装ミスや看板のスペルミスなど、あまりにもうかつなミスを撮影した画像につけるキャプションとしてinternet meme(ネット世界の流行)になった。 もちろんエキファックス社に任さ
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