私のON ベラルーシ国立大学とミンスク国立言語大学で日本語を教えています。両校では合わせて50人あまりの学生が日本語を専攻していて、私は週に10コマの授業を受け持ちます。 入学した時点で学生たちの日本語知識はほぼゼロ。「あいうえお」から始まってカタカナ、漢字と進めていくのですが、卒業するころには日本へ留学も経験し、かなりのレベルに達する学生もいます。ベラルーシ人の先生たちと一緒に教え方を検討したり、教科書を一緒に選んだりするのも私の仕事です。 ベラルーシはいま中国との経済的な結びつきが強いため、外国語としては中国語の人気が高い。日本語はマイナーで、卒業生が日本語を生かした職業に就けることもまれです。それでも、学生たちは、村上春樹や源氏物語から「ワンピース」、ビジュアル系ロックバンドまで実にさまざまなきっかけから日本に興味を持ち、授業を休むこともなく熱心に勉強しています。教える側としても、日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く