私が最初にミャンマーを訪れたのは30年前。 第一印象は、パゴダ(仏塔)の国。どこを見てもパゴダが視界の中に入ってくる。その黄金の輝きと参拝する人々。私が暮らしているタイも仏教の国として有名だが、そんな私でさえ、ミャンマーの人々の信仰心の篤さに驚いた。 最大都市ヤンゴンから北へ300キロのバゴー地域・ピィ。街を大河エーヤワディー川が流れ、ミャンマーの三大バゴダとして知られるシュエサンドー・パゴダがある。街の中心の丘に黄金に輝き、参拝する人々が絶えない。 ピィの街中にあるミャンマー三大パゴダ、シュエサンドー・パゴダ。夜も参拝客で一杯 街の外れには、ヤダナ・ミンズリー児童養護施設がある。昼食前の時間になると顔に白っぽいミャンマー伝統の顔料の「タナカ」を塗った子どもたちが食堂の床に座る。全員が両手を胸の前に合わせて感謝の祈りと合掌。普段の食事は、ご飯と野菜のカレー等のおかず一品だけだが、この日は、
巻き返し狙う「負け組」サウジ、イスラエル ここ数年、イラン脅威論が高まっています。それは、イランが脅威を高めたいとか影響力を伸ばしたいと思っているからではなく、過激派組織「イスラム国」(IS)と闘ってきた結果、イランの革命防衛隊の勢力がシリアやイエメンまで伸びた。そして、それに対する支持が強い、ということです。 脅威論を耳にするようになったとすれば、それはISとの闘いに勝った「勝ち組」であるイランやシリア、クルドに対する、サウジをはじめとした「勝てなかった組」の巻き返しの結果だと考えています。 ISとイラク軍などの戦闘が最後まで続いたイラク北部・モスルの旧市街=2018年1月 サウジはシリア内戦やイエメン内戦への介入で苦境に陥りました。イスラエルは、気がつけば、すぐ目の前に「イラン」の革命防衛隊が現れていました。結果的に、米国とサウジ、イスラエルがタッグを組んで、「勝ち組」たるイランに対し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く