テレビ朝日が、韓国の人気グループ「防弾少年団(BTS)」の音楽番組「ミュージックステーション」への出演を見送ったというニュースは、発表のあった8日から、韓国でもSNSなどを通じて騒がれだした。 韓国在住の私が詳細をきちんと読んだのは10日付東亜日報。「日本の放送出演前日、キャンセル通告受けたBTS」「メンバーが1年前に着たTシャツ、光復節テーマのデザインを問題視」という見出しで、一面に出た。光復節というのは、8月15日、日本の植民地支配からの解放を祝う日だ。一瞬、光復節をテーマにしたぐらいでなぜ出演できないのかと首をかしげたが、本文を読んでそのTシャツに原爆の画像がプリントされていたことを知った。光復節を祝うこと自体は、被支配国として当然のことだと思うが、光復節をテーマに原爆の画像を使うのはあまりにも無神経だ。 昨年の着用を理由とした出演前日のキャンセルには、韓国内で「元徴用工への損害賠償
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