地価LOOKレポートとは、「先行的な地価動向を明らかにすること」を目的として国土交通省が3か月ごとに発表をしているもので、平成19年第4四半期分(平成19年10月1日~平成20年1月1日)から始まり、今回が29回目です。 上昇が前回の124地区から125地区に増え、下落地区は前回に引き続きゼロでした。全体的な傾向はほぼ前回と同じですが、上昇地区数は過去最多を更新しています。横ばいは25地区(前回26地区)となっています。 ただし、上昇地区数の割合は83.3%で、調査地区数が現在の3分の2だった第1回(平成19年)調査時の87.0%よりは少ない割合です。また、平成19年の上昇時にみられたような地価急騰地区はなく、比較的「緩やかな上昇」が続いているのが現在の特徴だといえるでしょう。 名古屋圏は7回連続ですべての地区が上昇、大阪圏は8回連続で下落地区がゼロ、東京圏および地方圏は2回連続で下落地区