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光に溢れる3階建て4層の家[4層の家]南北は隣家が迫りながらも東西に抜けの良い敷地に建つ狭小住宅です。3階建てのボリュームの中に天井裏収納設けて4層の空間を生み出しています。さらに、全体を北側に寄せて南側にトップライトのある階段室を造ることで、東西と上下の抜けの効果により豊かで快適な室内を生み出しています。
これは全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの(30平米未満の住戸、事務所・店舗は除外、リゾートマンションを除く)。 それによると、3月は「晴」が11から13地域に増加、「雨」は9から5地域に減少。「曇」は9から11地域に増加。「小雨」は11から12地域に増加。「薄日」は7から6地域に減少した。全国で天候が改善したのは7→16地域に急増、横ばいが32→25地域に減少、悪化は8→6地域に減少。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は19から13地域に大きく減少した。 【三大都市圏】 ●首都圏 首都圏は東京都が前月比0.6%反転下落、神奈川県は0.3%上昇、千葉県は0.3%下落、埼玉県は0.7%下落。首都圏平均は0.1%の反転下落となった。 ●近畿圏 近畿圏は大阪府が0.3%上昇、兵庫県は0.8%上昇、京都府は横
不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する(株)タス(東京都中央区)は、このたび、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2017年4月」を発表した。 ■2016年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図 東京23区では、千代田区と目黒区が「悪い」→「やや悪い」、中央区が「やや悪い」→「やや良い」、渋谷区と豊島区が「やや良い」→「良い」に好転した。一方、港区が「良い」→「やや良い」、台東区が「やや良い」→「やや悪い」、江東区が「やや悪い」→「悪い」に悪化した。首都圏では、千葉市が「悪い」→「やや悪い」に好転。その他の地域については、市況の変化はなかった。 トレンドが上昇を示す地域は、2016年第3四半期の9地域から2016年第4四半期は14地域と大幅に増加。下降を示す地域は、2016年第3四半期の9地域から2016年第4四半期は横ばいとなっている。 ■東京23区ハイク
イケア・ジャパン(株)(千葉県船橋市)は、このたび、全国の20才以上の男女1,000名を対象に「ベランダ/バルコニーに関する意識調査2017」を行った。 調査期間は2017年3月31日(金)~4月2日(日)。調査方法はインターネット。この調査では「ベランダ」を外に張り出した縁で屋根のあるもの、「バルコニー」を室外に張り出した屋根のない手すり付きの台と定義している。 それによると、ベランダ/バルコニーで過ごす時間について、「ファミリー」と「シニア」の過半数が「好き」と回答している。理由としては「開放的な気落ちになれるから」がトップで69.6%、次いで「リラックスできる・落ち着くから」が48.4%で続く。 一方で、ベランダ/バルコニーを使うことが好きではないという方の理由には、「家の中にいたほうが快適だから」が全体の52.3%と最も高く、次いで「狭いから」が45.1%と続く。狭いベランダ/バル
600点、730点、900点……。社会人としての必要レベルに到達するための勉強ノウハウを一気に公開します! ▼教えてくれる“TOEICマスター”の先生 大学講師 浜崎潤之輔 大学・企業研修講師。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。これまでにTOEIC 990点を50回以上獲得した経験を基に、TOEICテスト対策合宿・セミナーなども開催する。 サッポロビール 経営戦略部 大里秀介 現役サラリーマン。2006年から英語学習を開始し、11年にTOEICテスト990点を達成。TOEICブロガー「Tommy」としても注目を浴びる。 ■社会人ならまずは……「600点超え」勉強法 初心者が最初の目標として設定したい600点。決して簡単ではないが、近年のTOEIC平均点は580点台が中心。高望みの数字ではない。 「力試しのつもりで経験もなくいきなり模試に挑戦すると、時間内に解ききれない問題
ベランダは観葉植物を飾ったり、テーブル&チェアを置いてくつろいだりと、オープンリビングとしていかようにも活用できる場所です。そんなベランダを快適かつおしゃれな非日常空間に仕立てる「バルコニスト」や「ベランピング(ベランダ+グランピングの造語)」が、いまインスタをはじめSNSで注目されています。そこで、ベランダを満喫している女性のご自宅を訪問。DIYで素敵に生まれ変わったベランダで、どのような時間を過ごしているのか教えてもらいました。 室内より広い!リゾート感満載の70平米ベランダ 取材にご協力いただいたのは、田中夕子さん(44歳)。現在、夫と息子の家族3人で都内のマンションに暮らしています。大阪から上京した20代のころから、一人暮らしの部屋に観葉植物を飾るのが趣味だったそう。出産を機にファミリー向けの賃貸マンションに引越してしばらくしたころ、たまたま近所で見つけた広いベランダのある物件に夕
一時期、ブームにもなった「古民家再生」。建っているその場で修繕して使うケース以外にも、建物を別の場所に移動して建てる「移築」などが知られている。だが、古民家を家ごと移動させるのではなく、まだ使える部材だけ選び出して再利用するやり方もあるのをご存じだろうか? 今回は、35年間、空き家になっていたという祖父母の家の部材を使って家を新築したSさん夫婦の話を紹介。Sさん夫婦のケースは、空き家問題のヒントにもなりそうだ。 35年間、空き家だった祖父母の家は近隣に迷惑をかけていた 家に一歩入ると、目に入るのは、木、木、木……。Sさん宅では、柱、梁(はり)、床、一戸建てを構成する部材のどれもが、加工を施された後も、鮮やかな木目を見せている。なかでもひときわ目を引くのが、1階から吹抜けを見上げたときに目に飛び込んでくる、屋根裏の黒くて太い梁。Sさん夫婦の妻C子さん(65歳)の祖父母宅から運んできた、150
今年で創業14年。伊勢原市の『ダイカン株式会社』(瀬脇光治社長)は、地域に根差した確かな技術と、お客様一人ひとりを大切にする住宅リフォーム会社。 緊急時には24時間365日対応!伊勢原市内はもちろん、厚木市内からのリピーターも多く、その高い信頼を証明している。 水漏れやスイッチ類の修理、手すり取り付けなどの「小工事」。トイレやキッチン、バスの入れ替えなどの「リフォーム」。住宅のことなら何でもおまかせ。 梅雨対策は大丈夫? 屋根・外壁塗装をはじめ、雨どいの修理は大丈夫?二重サッシにサンルームなど梅雨を快適に過ごすリフォームもお任せだ。今年の梅雨対策は、どんな小さな工事も笑顔で受けてくれるダイカンに相談してみては。
購読者9万人超えのウェブマガジン「未来住まい方会議」。場所・時間・お金にとらわれず、豊かに暮らすためのヒントになる情報を発信し、支持を集めている。 昨年11月末、その運営元である「YADOKARI」が、街の魅力向上と活性化の場としてイベント・キッチンスペース「BETTARA STAND(べったらすたんど)日本橋」をオープンした。“街と一緒に創る・コミュニティビルド” をコンセプトに据え、まちづくりに関連したワークショップやイベントまで、多彩な企画を展開している。今回、「YADOKARI」がネットを飛び出し、初めてリアルな場づくりを目指した理由とは? 代表のさわだいっせいさんと、ウエスギセイタさんにお話を聞いた。 お江戸のにぎわいをもう一度! 神社の横に出現したタイニーハウスが目指すこと 江戸カルチャーの面影を残す日本橋。かつては、五街道の起点として人と物でにぎわう街として名をはせた。近年は
2016年12月に発生した新潟県糸魚川市の大規模火災をはじめ、火災による被害のニュースは連日のように報道されている。自宅の周りが火事になったら、はたしてわが家は大丈夫なのだろうか。 建物の耐火基準は地域によって規制されている まずは住宅地の耐火基準について知っておこう。都市計画法や建築基準法では、市街地について「防火地域」と「準防火地域」を規定しており、例えば東京23区はすべてがそのどちらかの地域に指定されている。自分が住む地域でどこが防火地域や準防火地域に指定されているかは、自治体でマップが公開されているはずなので、インターネットで「市区町村名 防火地域」などと検索してみよう。 2つの地域のうち耐火基準が厳しいのは防火地域で、平屋か2階建てで延べ床面積が100m2以下の住宅なら「準耐火建築物」でもよいが、3階建て以上か延べ床面積100m2を超える住宅はすべて「耐火建築物」にしなければなら
マイホームの引き渡し前に実施される「内覧会」。完成した建物に問題がないか、施主・買主が自らチェックする最後の機会です。前編では内覧会に向けた心構えや準備についてお伝えしましたが、後編では具体的にどのようなポイントを確認していけばいいのか、 一戸建てとマンション、それぞれ内覧会で気に掛けるべき部分について、住宅診断のプロとして知られる、さくら事務所の川野武士さんに聞きました。 内覧会で確認しておきたい6つのポイント まず、一戸建てとマンションに共通する“内覧会で必ず見ておきたいポイント”は以下のとおり。 (1)建物全体のキズと汚れ 「外壁や内装、外構などにストレスを感じるレベルのキズや汚れがないかどうか、実際に生活をすることを想像しながら歩き回りましょう。程度にもよりますが、生活をしてすぐにつくようなキズや汚れであれば、あまり気にしなくてもいいと思います」(川野さん、以下同)
■「2%達成が始まり」…見えぬ道筋 日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁は27日の記者会見で、物価上昇率について「2%に達するのは平成30年度ごろになる可能性が高いが、安定的に(2%を)超える時期はそれよりも後になる可能性が高い」と述べた。「異次元の金融緩和」の開始から5年目を迎えるが、緩和の「出口」(縮小)の道筋はまだ見えない。国債購入の限界論も意識されるなか、出口段階のリスクを喚起すべきだとの声も出てきている。(永田岳彦) ◇ 「具体的なイメージを持って話すのは『時期尚早』だ」。黒田総裁は会見で、出口の議論に関して、これまでと同様の訴えをした。議論を開始する時期についても「2%目標の達成が始まりだ」とした。 安倍晋三政権が目指すデフレからの脱却と経済再生に向けた「三本の矢」のうち、日銀が行ってきた大規模な金融緩和の「第1の矢」は評価されてきた。ただ、ここに来て与党からも出口の説明を求
昨年、大手広告代店の電通に勤務していた新卒の女性、高橋まつりさんが過労自殺したことを受けての報道が大きく取り上げられていた頃、ツイッターで30万リツイートされた過労死マンガがあります。 【関連画像】「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由(ワケ)」(汐街コナ著/あさ出版) それは、イラストレーターの汐街コナさんがデザイナーとして長時間労働に従事していた頃、「働き過ぎて、その気もないのにうっかり自殺しかけた」自身の体験をリアルに描いたもの。いつの間にかそんな状況に追い込まれてしまう理由を、軽妙に、しかしメッセージは重く深く伝え、「リアル過ぎて泣ける」「これ、私のことだ」と、働き盛り世代だけでなく、社会に出たばかりで感覚のギャップに戸惑い悩む若い世代からも、大反響を呼びました。 様々なメディアで紹介されたこの漫画を糸口に、精神科医・ゆうきゆうさんの監修・執筆協力のもと、労務環境が原因
シリーズ 『音とにおいの「クレーム地獄」を回避する!』 その4 「におい侵入事件」は想定外の要因から!?<後編>
戸建て住宅の設計担当者に対する満足度は、建築の依頼先によって異なることが分かった。工務店よりもハウスメーカーに依頼した顧客の方が、満足度の質が高い。そのカギを握るのは、対応の速さにあるようだ。
オートデスクは、土木・建築向けの様々なBIM/CIM用ソフトの新バージョンを4月27日に発売開始した。 特徴 ■CIM用の3次元モデル作成ソフトの「InfraWorks 2018」は、ファイル形式がLandXMLなどに加え、2018 DWGにも対応した。 ■土木設計に特化した「AutoCAD Civil 3D 2018」は、複雑な線形や土工形状などを自動生成する機能を強化した。 ■構造物モデルを作成する「Revit 2018」などとも連携させることで、先行する土工に加え、河川やダム、橋梁、トンネルといった国土交通省の「CIM導入ガイドライン」にも対応する。 価格 総合BIM/CIMパッケージが、シングルユーザーで1年契約の場合 41万円(税抜き) オートデスク URL http://www.autodesk.co.jp
「『人間やめますか』と言わないで」――。今年初め、薬物依存症の専門家や支援者らが、厚生労働省の記者クラブで記者会見を行った。内容は、報道各社に対して薬物報道に関するガイドラインを求めるもの。有名人が薬物使用で逮捕されるたびに繰り返される大バッシングや、間違いを含む報道、専門知識のないコメンテーターが感情的に口にする偏見、配慮のない当事者取材――等々。精神科医の松本俊彦さんは、WHOの提唱する薬物対策との隔たりを指摘する。なぜ今、問題が指摘されているのか。なぜ、「ダメ。ゼッタイ。」だけではダメなのか。薬物報道の問題点を、松本さんとダルク女性ハウス代表の上岡陽江さんに聞いた。(取材・文/小川たまか、プレスラボ) ● 薬物乱用防止教育と報道の問題点 「薬物報道ガイドライン」を発表 「報道は影響力が大きいし、有用です。それならば現在の知見水準に合わせて、いい方向に使ってほしいのです」 国立精
塗装界の兄貴分、社会貢献に全力 愛知県春日井市の塗装有力店、麻布。売り上げ規模は4億2000万円と決して大きくはないが、これまで登録100社を超える塗装会社ネットワーク、ボランティア団体を創設。「塗装業界の兄貴分」として多くの職人、施工会社から慕われる。「次は海外で社会貢献、そして行く行くは上場」と語る、池田大平社長にそのビジョンを聞いた。 池田大平社長(左)と東京営業所の簗瀬(やなせ)祐一所長(右) 異国の地で無謀な交渉 2016年1月。池田社長は、単身リトアニア共和国カウナス市の地に降り立っていた。日本から飛行機で12時間、ヨーロッパの片田舎に乗り込んだ理由は、塗装ボランティアの交渉をするためだった。 「第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきた難民たちにビザを発行し、その命を救った杉原千畝。彼が当時働いていた日本領事館が、カウナス市にはあります。現地の無形記録遺産になってい
各自治体の景観条例の彩度のガイドラインに適合する。高出力で多くの発電量が期待できる(資料:トリナ・ソーラー・ジャパン) トリナ・ソーラー・ジャパンは、景観条例に適合する太陽光発電モジュール「Honey M plus ブラック」を販売している。 京都市など、景観法に基づく景観計画を策定する自治体で、太陽光発電パネルの色を規制するケースが増えている。こうした規制エリアでは、彩度が高い青色系の太陽光発電システムを屋根や庇に設置できない。 「Honey M plus ブラック」は単結晶ブラックモジュールで、バックシートを変更し、視感測色法による色彩計測で彩度0.5を達成した。これは、彩度の数値基準を設けている京都市の基準値(2.0以下)をクリアする。フレームは黒アルマイト仕上げ。均質で無彩色のパネルは意匠性も高く、美観重視の屋根デザインにも採り入れやすい。 156㎜角の単結晶セル60枚で構成する。
( )、経営再建が完了へ 革新機構、株式2割を売却 中国、外資系( )メーカーの出資規制を緩和 米に配慮か タカタ、( )型の法的整理案を検討 リコール債務は旧会社に 大同特殊鋼、P&Wに( )製の航空エンジン用部品を供給 ヤマハ発動機、やまびこと提携 ( )ドローンの開発・販売で ( )市場に淘汰の波 東映系・ゲオ・エイベックス系が撤退へ 電子部品受注、1~3月は12%増 車・( )向けが下支え オムロン、産業用( )大手のセンテックを買収 製品開発を強化 味の素、M&Aに3年で2000億円 欧州で( )メーカーの買収検討 ビームス、地域活性化でJTB子会社と連携 ( )を企画
僕は最近、自民党に腹が立っている。 4月25日、北朝鮮は朝鮮人民軍創建85年の節目を迎えた。過去の経験から、今回も核実験やミサイル発射に踏み切るのではないかとの懸念が高まっていた。結局、実施しなかったが、その緊張感はまだ解かれていない。 引き続き北朝鮮に圧力を強めるため、米海軍は原子力空母・カールビンソンを日本海に展開し、北朝鮮の目の前で日本の海上自衛隊と共同演習を行う予定だ。 このような緊迫した状況下であっても、自民党のスキャンダルが絶えない。近年の主だったものは以下の通りである。 武藤貴也氏は、金銭トラブルの疑いがきっかけで自民党を離党。宮崎謙介氏は、国会議員の育休取得を目指しながら妻の妊娠中に不倫が発覚して議員辞職となった。務台俊介氏は、被災地を視察する際に長靴を持参せず、職員に背負われて水たまりを渡ったことで、「長靴業界は儲かったんじゃないか」と発言し、政務官辞任に追い込まれた。
続きを読む マニアックではないカスタムカーの楽しみ マニアックではないカスタムカーの楽しみ ベースとなるハイエースとランドクルーザーは、どちらも道具としての完成度と耐久性の高さに定評があるトヨタの名車だ。ハイエースは走行性や快適性が高く人気のある現行型を採用。こちらは新車から作り上げることも可能だ。一方、ランドクルーザーは旧型の2車種がベース。アメリカンクラシックとカラーボムには1996~2002年に製造されたランドクルーザープラド(90型)を、フェニックスには1989~1997年に製造されたランドクルーザー(80型)を使用している。 ハイエースとランドクルーザーの2車種からスタートした理由は、FLEXが中古車販売店として50年の歴史を持ち、この2車種を専門に扱ってきたからだ。つまりメンテナンス、改造、顧客のニーズまで幅広いノウハウを生かした独自のカスタムカーを“リノベーションカー”と呼ん
かなり長い間、書くべきかどうか悩んだが、やはり書くことにした。2016年初、突然、亡くなった友人Aさんのことだ。まだ40代半ばだった。 Aさんの死については、奥様が彼のSNSアカウントに掲示した投稿で知った。死後4カ月は経過していただろうか。奥様は、あまりに突然のことで何をすればいいのか分からず、市役所に通って教えてもらいながら各種手続きに追われていたという。彼のSNSアカウントに入るのも、一苦労だったようだ。 Aさんとは7年前、取材を通じて知り合った。とあるメーカーの技術者で、何度か取材を重ねるうちに、お互いの興味の対象が似ていたことから、いつしか友人になった。Aさんは東京から離れた場所に住んでいたため、お互いのいる場所の近くで仕事が入ると連絡を取り合って飲みに行ったり、記者が仕事で壁にぶつかった時に相談に乗ってもらったりしていた。 彼の自慢は、奥様と協力しながら建てた戸建てのマイホーム
「いつつぶれても、おかしくないと思ってました。苦しくて苦しくて、仕方がありませんでした」 脱サラした田中進氏が、農業法人のサラダボウル(山梨県中央市)を創業したころの苦労をふり返ったこの言葉を、前回の末尾で紹介した(4月21日「年収7000万円サラリーマンが農業に転じたわけ」)。 前回も触れたが、田中氏は会社勤めに行きづまって会社を辞めたわけではない。農業を始める直前の年収は7000万円と、「超」のつくエリートサラリーマンだった。脱サラして農業を選んだ背景には、実家が農家ゆえの農業への深い思いがある。だが、家業を継いだわけではなく、仲間と荒れ地を開墾し、ゼロから農業に挑戦した。 現状から説明すると、国内で運営している農業会社は、サラダボウルと兵庫ネクストファーム(兵庫県加西市)、アグリビジョン(山梨県北杜市)の3つ。サラダボウルは露地を中心とした野菜の多品種栽培で、あとの2つは大型施設を使
今村雅弘復興相が辞任した。 この4月の25日に、東日本大震災について「東北でよかった」などと発言したことの責任を取った形だ。後任には衆議院の東日本大震災復興特別委員長で、環境副大臣などを務めた自民党の吉野正芳氏が指名されている。 当然の判断だと思う。 ただ、辞任の経緯には、釈然としないものを感じている。 以下、説明する。 辞任の直接のきっかけとなった25日の発言が、無神経かつ粗雑な言葉だったことは間違いない。多くの人が既に指摘している通りだ。 とはいえ、大臣を擁護する意味で言うのではないが、今村氏の発言の真意は、 「地震が東北で起こったことはめでたいことだった」 「東北が地震被害でめちゃめちゃになったことは歓迎すべき事態である」 というところにはない。 彼が本当に言いたかったのは 「首都圏で同じ規模の地震が起こったらもっとひどい被害が出る」 「われわれは東北での被害を教訓として、いずれやっ
前回お話しした、「比較優位説」の主張をもう一度挙げておきます。 他国より低い機会費用で生産できる財を「比較優位財」と呼ぶ 全ての国に(少なくとも1つは)比較優位な財がある 比較優位財の生産を増加させ、それ以外の財を輸入するという活動を通じて全ての国の経済状況は改善される 飯田泰之(いいだ・やすゆき) 明治大学政治経済学部准教授 1975年東京生まれ。マクロ経済学を専門とするエコノミスト。シノドスマネージング・ディレクター、規制改革推進会議委員、財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。著書は『経済は損得で理解しろ!』(エンターブレイン)、『ゼミナール 経済政策入門』(共著、日本経済新聞社)、『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)、『ダメな議論』(ちくま新書)、『ゼロから学ぶ経済政策』(角川Oneテーマ21)、『脱貧困の経
クリミア半島の帰属問題などで激しく反目するロシアとウクライナ。かつては共にソ連を構成する共和国だったのに、相互不信の根は深い。両国の対立の影響は、国際政治と全く無関係な娯楽の世界にまで飛び火しつつある。 ユーロビジョンは欧州放送連合が主催し、同連合に加盟する放送局が組織して毎年開かれている。欧州では1956年以来の長い歴史がある。最近はオーストラリアなど欧州以外の参加国も増えており、今年はロシアを含めて43カ国が参加を予定していた。 ユーロビジョンは国別対抗の歌合戦で、各国で毎年、生放送でテレビ放映される。順位は参加国の専門審査員と一般視聴者が自国以外の歌手に投票して決める。優勝した歌手の出身国が、翌年の歌謡祭の開催国となる権利を持つ。 昨年はウクライナの代表が優勝した。このため今年は5月上旬に首都キエフで開催される。反ロ感情が根強い国での開催とあって、ロシアではボイコット説もとりざたされ
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