GoogleやT-Mobile、HTC、クアルコム、モトローラら34社は、「Open Handset Alliance」を設立し、携帯端末向けプラットフォーム「Android」(アンドロイド)を発表した。11月中旬には開発者向けにソフトウェア開発キット(SDK)の提供が開始される予定で、同プラットフォーム搭載製品は2008年上半期にも登場する見込み。 今回設立された「Open Handset Alliance」は、携帯端末向けにオープンなソフトウェア、デバイス、エコシステムを構築することを目的に設立された組織。プラットフォーム「Android」の提案が行なわれており、OSやミドルウェア、ユーザーインターフェイスやアプリケーションを含む包括的なものになるという。 「Open Handset Alliance」にはNTTドコモ、KDDIも参加している。ドコモでは、「W-CDMAの国際的な普及促
マイクロソフト(MS社)からリリースされた新OS「ウィンドウズ・ビスタ」を、ブログで「最低の品質」と書いて議論を呼んだ、古川亨さん(元MS日本法人会長)が、また新たにブログで「古巣」に矛先を向けている。日本語入力ソフトMS-IMEのことを、「使えば使うほど、お馬鹿になっていく」とこき下ろしているのだ。実際、漢字変換がおかしい、手間がかかって使いにくい、と感じている利用者は多い。 「奇妙な変換結果に笑わせてもらっています」 古川さんは2006年10月には、自身のブログにマイクロソフト関係者の声として 「多分過去出荷したWindowsのバージョンに比べて(Windows vistaは)最低の品質」 と書き、波紋を広げた。 さらに、11月には、MS社以外の第3者が作った「ビスタ」の解説ページを、そのドメイン名からMS社がつくったページだと思いこみ、その内容に立腹する騒動まで起こしている。 そんな
デジタル放送に用いられている著作権管理機能「コピーワンス」。実質的に複製が不可能でバックアップすら作成できず、HDD/DVDレコーダーでHDDに録画した番組をDVDへ保存する際、書き込みに失敗すると録画内容が永久に失われるなど使い勝手の悪さは既に広く知られたところだが、その状況に変化が表れた。 総務省情報通信審議会で提案された、複製回数を最大9回(COG:Copy One Generation+コピー9回)とする新たな運用ルールがJEITAによって「ダビング10」と呼称されることになり、対応機器も早ければ年内に登場する可能性が浮上している。 新ルールが適用されれば「コピーが1回」という当面の不便さからは開放されるものの、「コピーワンスの不便さ」を解消したいという観点からすれば、単純にコピーワンスのディスクが複数枚作れるだけで根本的な解決策になっていないという指摘もある。デジタルメディア評論
米Googleが11月5日に発表した、携帯電話向けの統合プラットフォーム「Android」。開発アライアンス「Open Handset Alliance」(OHA)には、国内の携帯電話キャリアとしてNTTドコモとKDDIが参加する。 国内携帯キャリアは、端末からプラットフォームまで独自で展開するクローズドな垂直統合モデルが主流。だがAndroidは「世界初の、完全に統合されたオープンな携帯電話向けプラットフォーム」といい、従来の国内キャリアの方向性とは逆を行くようにも見える。ドコモやKDDIは、Androidをどういかそうとしているのだろうか。 ドコモ「端末開発コスト削減につながる」 NTTドコモは「共通プラットフォームを活用すれば、開発コストの低減や開発期間の短縮ができ、W-CDMAの普及にもつながる」と期待する。 携帯電話のOSやユーザーインタフェースが端末ごとに異なることが、開発コス
米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」は、「何であるか」よりも「何でないか」で世間を驚かせた。 例えば、Androidは数週間前からうわさされていた、つかみどころのない「Google Phone」ではなく、Linuxベースのソフトウェアスタックだった。これにはOS、ブラウザインタフェース、ミドルウェア、アプリケーションが含まれる。 開発者は来週から、Android用のソフト開発キットを利用できる。これらはApacheライセンスバージョン2の下でライセンスされる。Android搭載の携帯電話は2008年後半に登場する見込みだ。 Googleのエリック・シュミットCEOは11月5日、Androidを発表した電話会見で、Google Phoneを開発中であることを認めることも否定することもしなかった。Androidが完全にオープンでコスト効率が高く、効率的な携帯電話アプリケー
Googleの携帯電話向ソフトウェアプラットフォーム「Android」の活用と普及を図る団体「Open Handset Alliance」が11月5日、発足した。NTTドコモとKDDIもこの団体に参加し、歓迎のコメントを寄せている。 NTTドコモ執行役員マルチメディアサービス部長の夏野剛氏は「ドコモは、リッチモバイルインターネットサービスが人々の生活を劇的に変えてきたと考えている。Open Handset Allianceが提唱する本物のオープンさが、これをさらに推し進めると信じており、ドコモはほかの企業と共にサポートしていく」と述べる。 また、KDDI代表取締役社長兼会長の小野寺正氏は「Open Handset Allianceはモバイル業界のオープン化を進める大きな一歩であり、このプラットフォームが世界中のモバイルユーザーに全く新しい経験をもたらす」とコメントしている。 このほか、日本
ニフティは11月6日、同社で提供しているセキュリティサービス「常時安全セキュリティ24」(セキュリティ24)の利用対象者を拡大し、他社インターネットサービスプロバイダ(ISP)の接続サービス利用者への提供を開始した。 セキュリティ24は、外部からの不正侵入やウイルスに対する防御を行う@niftyセキュリティセンターと、ユーザーのパソコンにインストールする専用ツール「セキュリティ24アシスタントツール」との連携により、ユーザーに複雑な操作を要求することなく、高度なセキュリティ環境を提供するサービス。 専用ツールからは、インターネット保護の有効/無効切り替え機能、最新セキュリティ情報およびウイルスの発生状況などのお知らせ機能、セキュリティ関連ウェブページへのリンクなどが利用できる。 ニフティではこれまで、同サービスを@nifty接続サービス利用者を対象に提供してきたが、今回、「@nifty会員
文:Marguerite Reardon and Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年11月06日 08時46分 UPDATE Googleが米国時間11月5日、携帯電話向けのオープンなソフトウェアプラットフォームを披露し、複数の業界大手企業と提携したことを明らかにした。このたびの発表は同社にとって、携帯電話の開発コミュニティを形成するためのステップとなる。 Googleが自社のアプリケーションを携帯電話に統合するための新ソフトウェアを開発しているという噂がここのところ絶えなかった。この憶測についてCNET News.comは2日、Googleの計画は単なるソフトウェア開発の域にとどまらず、多くの企業を巻き込んだ、携帯電話向けオープンプラットフォームの開発になると報道した。 Googleの最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は声明
株式会社デジタルナインが運営する「マッスルミュージカル」が、株式会社SUNが運営するTokyo ZERO番地に「マッスルシアター」を出店した。ミュージカル業界では初の試み。 「マッスルシアター」は実際に渋谷にあるシアターをモデルに構築されており、ここで実在の演目や出演者、シアターなどに関するさまざまな情報を発信していくとのこと。 また、来訪者のコミュニケーションを促進するスペースとして、正面エントランスに「モンスターズカフェ」も設置。シアター内に設置されたスクリーンでは実際のマッスルミュージカルの模様も視聴できる。 今後は、名物演目となっている「モンスターBOX」や「Body Slap」など、順次アトラクションやイベント、プロモーション活動を展開していくとしている。 「マッスルシアター」へテレポート: http://slurl.com/secondlife/Tokyo0Banchi%
4.インプリケーションと提言 リサーチを通じて気付いたことは?公開情報から点と点を結ぶイン… インサイダー情報はそのままでは役に立たない!?ビジネスリサーチの依頼の中で、「業界の空気感はどうなっているか?」「この技術が主流になっているというのは信憑性があるか?… 2021.01.27 2021.05.13 185 view 1.ビジネスリサーチの基本・心構え すべては「依頼」から始まる〜社内リサーチャーと社外リサーチャ… 【 リサーチャー とは 】企業で企画系の仕事をしていると、上司の依頼で調べものをして資料にまとめるという仕事が多いと思います。企画系の業務では課長クラスまではこうしたリサ… 2021.01.18 2021.05.13 340 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基本〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネット
Google、『Android』で携帯分野へ進出 2007年11月 6日 経済・ビジネスIT コメント: トラックバック (0) Bryan Gardiner 2007年11月06日 Photo:leeander モバイル分野への進出を仕掛ける米Google社の真の目的は、(多くの人々が考えていたような)携帯電話ではなく、プラットフォームだったことが明らかになった。しかし、依然として独自の携帯端末を作る可能性が消えたわけではない、と『Electronista』が報じている。 Google社は、携帯電話向けのオープンなプラットフォーム『Android』と同時に、携帯電話メーカーや移動体通信事業者など30数社からなるアライアンス『Open Handset Alliance』を発表したが、同社のEric Schmidt CEO(最高経営責任者)は質疑応答の中で、Google社ではいずれ独自の携帯
Googleによると、次世代の共通した携帯電話プラットフォームとしてLinuxをベースに採用したオープンソースの新OSとでも言うべき「Android」を開発、2008年後半にはこのAndroidを採用した携帯電話が市場に登場するとのこと。 そしてAndroidベースの携帯電話のための新団体「Open Handset Alliance」をGoogle主導で発足、全世界のさまざまな携帯電話メーカーやキャリアなど合計34社が参加、その中には日本のNTTドコモやKDDIも含まれています。インテルやネットオークション世界最大手のeBayも参加しており、かなり多様な顔ぶれとなっています。 一体どのようなことが可能になるのか、携帯電話市場にどのような新しいムーブメントが起きようとしているのか、参加している全社リストなどの詳細は以下から。 今回の発表についてはGoogleから公式ブログ上にて発表が行われて
●Web進化の過程(Web2.0からセマンティックWebへ) 最近はあまり聞かなくなりましたが、以前よく見かけた「Web2.0の次は?」という命題。 様々な議論がありますが、たまに見かけるのが「セマンティックウェブ(もう数年前から言われていますが)」。それに関係した、わかりやすい図があったのでご紹介いたします。 いわく、 「Web1.0」は、「読む」か「書く」かの時代だった。 「Web2.0」は、「読む」かつ「書く」の時代。 そして「セマンティックウェブ」は、「読む」「書く」そして「リクエストする」の時代だ。 だとか。 つまり、Web1.0は「人をWWWにつなげた」。そしてWeb2.0は「WWWに繋がっている人同士をつなげた」。そしてセマンティックウェブ」では「WWWを使う人のvirtual representatives(バーチャルな代理人)同士をつなぐ」そうです。ふーむ・・・。
2007/11/05 米Flockは11月3日(現地時間)、ソーシャルWebブラウザ「Flock 1.0」の正式版をリリースした。無償でダウンロードできる。FlockはMozillaのコードをベースに、メジャーなソーシャルサービスに対応する“ソーシャルWebブラウザ”。Flockの実体は、Flickr、Del.icio.us、YouTubeなど個別のサービスに対応するFirefox向けエクステンションを集大成したほか、いくつかの独自機能を施したFirefox。単一のWebブラウザとして提供されている。手元のWindows XP SP2+Firefox 2.0の環境では、FirefoxとFlockの2つのWebブラウザの同居に問題はなかった。Flock 1.0は英語版のFirefox 2.0.0.8をベースにしており、Firefoxでできることは、基本的にすべてできるようだ。 現在バージョン
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